「紫暮を科学的に考える」


 緋勇龍麻の仲間の紫暮兵庫は二人にわかれる事が出来ます。
 普通じゃない仲間の中で群を抜いて普通じゃありません。

 
 京一「・・・・つーか何で二人になんだよ。変だろ」
 劉 「変度で言うならみんな同じやろ?」
 京一「いーや!アイツのは群を抜いて変だ。考えてもみよろ一人が二人になんだぞ!」
 劉 「・・・確かにそうやけど・・・」

 龍麻「そんじゃあ、紫暮を科学的に分析してみようぜい☆」

 “第一回・紫暮のドッペルゲンガーを科学的に考えてみる会”
 メンバー・龍麻、壬生、如月、京一、劉、雨紋、裏密、美里、醍醐

 如月「・・・・・龍麻。僕は早く帰りたいんだが」
 龍麻「如月くん。お前の店の商品は誰が仕入れているとお思いか?」
 如月「・・・・わかった」
 壬生「如月さん。お気を落とさないで下さい」
 如月「・・・ありがとう」
 龍麻「・・弱い者同士傷を舐め合うなよ。どつくぞ?」
 如月&壬生「・・・・・・・・」

 
 龍麻「それでは意見のある人は挙手して発言して下さい」

 雨紋「ドッペルゲンガーじゃねーんデスか?自分で言ってたっすし・・」
 ヒュン!ボガ!
 龍麻「挙手せーゆーたやろ?次は殺すゾ。」
 雨紋「・・・・スイマセンでした」

 京一「つーかそのドッペル何とかが解らねーから話してんだろ?」
 劉 「まーそれもそうやな」
 裏密「う〜ふふふ。ドッペルゲンガーって言うのは〜、死が近い人の元に現れる霊だったり〜、肉体から彷徨い出た魂とか言われてる物体の事〜。自分のドッペルゲンガーを見た人は数日以内に死ぬと言われてるわ〜。うふふふ〜」
 龍麻「他に脳に腫瘍が出来てる奴が見たりするらしいぞ。まーこれは一種の幻覚だがな」
 劉 「アニキ詳しいなー」
 龍麻「紫暮が仲間になった時点で調べました。ネットは便利だねー」
 如月「腫瘍は置いておいて、裏密さんの説だと紫暮はもうすぐ死んでしまう事にならないか?」
 龍麻「つーか数日だったらもう死んでるだろ」
 京一「って事は紫暮の分身はそのドッペル何とかじゃねーって事だな」

 
 龍麻「はーい。他の意見はないですか?」

 壬生「分身と言ってるんだから分身してるんじゃないのかい?」
 龍麻「一言で分身って言うけどさ、一人が二人になるって事は体の全細胞が分裂して2倍になってるって事だぞ。あと、戦闘後には消えてるだろ分身。ホンマに二人になってんならあの片割れも残ってる筈だろ?」
 壬生「・・・・確かに分裂はちょっと無理があるね」
 龍麻「紫暮が単細胞ってんなら解るけどな。・・・それでも消える説明にはならんか」
 美里「頭の中は単細胞だと思うわ。うふふふふ」
 龍麻「(ビクッ)美里、お前紫暮嫌いだっけ?」
 美里「うふふ、そもそも仲間に好きな男子なんて居ないわよ」
 龍麻「ああ・・・・・はい、他の意見ある人ー」
 美里「もちろん龍麻は別よ。うふふふふふふふふふ・・・」
 龍麻「他の意見!!!!!!」

 裏密「うふふふふ〜。私の意見〜」
 龍麻「はい、裏密ちゃん」
 裏密「ドッペルゲンガーでもなく〜。細胞分裂もしないで〜。一人が二人〜。エクトプラズムなら可能かも〜」
 京一「エクト・・・何?」
 龍麻「エクトプラズム。主に霊媒師が呼んだ霊を実体化させる為体から出す白い物体の事だ」
 劉 「アニキーそれもネット情報かー?」
 龍麻「んーコレは漫画情報。僕の読書量は凄いんだぞー」
 壬生「だから部屋が片づかないんだけどね・・・・」
 醍醐「・・・・・霊媒師」
 裏密「う〜ふふふふ。醍醐くん顔色が悪いわよ〜。エクトプラズムなら〜霊魂が離れた時点で溶けるから〜消えてしまうのも説明できるの〜」
 如月「確かに元々紫暮が霊魂が離れやすい体だと仮定して、エクトプラズムに己の霊魂を入れる事によって分身を作っていると考えればあの技も科学的に説明がつきそうだ」
 雨紋「すでにその時点で科学じゃねーと思うんスけど・・・・・」
 龍麻「お黙り、忍者オタク」
 雨紋「・・・・龍麻サン、その言い方は酷いっスよ」
 龍麻「(無視)要するに紫暮のドッペル君はT体から分泌されたタンパク質の固まりUと言える訳だ!」

 男全員『(男の体から分泌される白いタンパク質の固まり)』

 京一「ギャー!俺今後一切紫暮に触らねー!!」
 劉 「いややー何か想像してもーたー」
 雨紋「生々しいっス・・・」
 如月「・・・・確かに人の体もタンパク質で出来てはいるが・・・」
 壬生「白と言うのが・・・嫌ですね」
 醍醐「霊・・・霊の固まり・・・・・」
 龍麻「男ってのが問題だよなー」

 美里「うふふふ。アラアラ皆何を想像してるのかしら」
 裏密「う〜ふふふふ。新しい研究材料が出来てミサちゃん嬉し〜」


 
 後日談

 紫暮「龍麻。どうも最近仲間の何人かに避けられてる気がするんだが」
 龍麻「あー気のせいだろ」
 紫暮「そうか?京一なんか触っただけで叫んで逃げて行くぞ」
 龍麻「あー思春期だからな」
 紫暮「醍醐もなぜか分身の方とは方陣技をしようとせんし」
 龍麻「あービビリだからな」
 紫暮「壬生も変な目で見てるしな」
 龍麻「あーヘタレだからな」
 紫暮「裏密は逆に寄って来てくれるんだが」
 龍麻「あー研究熱心だから」
 紫暮「・・・で、龍麻もどうしてそんなに離れて話すんだ?」
 龍麻「恋人のは許せるけど、他人のは嫌だから」
 紫暮「?????」
 龍麻「僕も男だしな」
 紫暮「?????」
 龍麻「壬生のは飲めるけどな」
 紫暮「?????」
 壬生「(真っ赤)」



かなり久々の魔人
なのにネタは下ネタ・・・・
男の体から出る白いタンパク質と言えばアレっす
知らない人はそのまま大人になって下さい
父親には聞かない方が吉☆
なぜなにマリィでしても良かったなこのネタ
バックの雫は意味ねーっす
滴り落ちろと言ってる訳でもなく
本当は液体系を探したんだが・・・(最低)
で、結局あの分身て何なんでしょうね

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