「なぜなにマリィちゃん5」
「ハイ!オニイチャン!」
「おー、マリィ久しぶり」
今日、街に出たら龍麻オニイチャンに会ったの。
マリィ、オニイチャンに会いたかったからとっても嬉しい。
「オニイチャンこれからどこ行くの?」
「ん?舞園にやったシュレッダーの様子見」
「シュレッダーって何?」
「シュレッダーってのはこう紙をモシャモシャ食う・・・って一緒に行くか?」
「ウン!」
それで、オニイチャンと二人でさやかオネーチャンの事務所まで行く事になったの。
マリィ、オニイチャンと腕組んで歩いたの。
恋人同士に見えるかな・・・?
「おーい、舞園死んでるかい?」
「さやかオネーチャン。こんにちわー」
「あっ、龍麻さんにマリィちゃん。来て下さってありがとうございます!」
やっぱりさやかオネーチャンはキレイでいいな。
「どうしたの?マリィちゃん?」
「ウウン。なんでもないよ」
マリィもはやくキレイになりたいな。
「マリィもさやかオネーチャンみたいにキレイになれるかな?」
「あら、キレイだなんて。マリィちゃんありがとう☆」
「・・・心は汚いがな・・・」
「・・・龍麻さん・・・何かおっしゃいましたか?・・・」
「いや、別に。それよりシュレッダーはどうだい?」
「それがちょっと調子が悪いんです。前の持ち主に似たのかしら」
「僕はいつも絶好調だけど?」
「あれ?そうなんですか?この前ダメージ受けてたから調子悪いと思ってました」
「あれはテメーが敵をぶつけたんだろうが。えっ?この年中ヒマぶっこいてる国民的アイドル」
「あら?何の事でしょうか?ヒマしてるんじゃなくてわざわざヒマを作ってあげてるんです」
「フーン。流石は素っぴんで歩いてても誰も気づか無いだけはあるな。」
「宿星のおかげでモテモテの貴方には言われたくないです・」
「くくくくくくくくくくくくく」
「ふふふふふふふふふふふふふ」「・・・オニイチャン?オネーチャン?」
「ああ、マリィごめん」
「あら、ごめんなさい。マリィちゃん」
・・・・マリィ今すっごくコワかったよ・・・「・・・ウーン紙を入れすぎじゃないか?」
「あーじゃあ、少し休ませた方がいいですか?」
オニイチャンがシュレッダーを見てて、マリィはさやかオネーチャンを押さえてるの。
なんで押さえていないといけないのか解らないけどオニイチャンが「舞園は絶対に電源を入ようとするから押えててくれ」って頼まれたの。
スイッチ入れたら危ないからそんな事はしないよ。
「ね?さやかオネーチャ・・・」
「あそこでスイッチ入れたら指がポンッね。・・・ふふふふふ」
・・・マリィ絶対にこの手離さないから・・・安心してねオニイチャン・・・
「はい、終りました。マリィ御苦労様。感謝する」
「ウウン・・」
「それじゃあ、試運転してみましょうか?」
「ああ、そーだな。ところでお茶も出んのか、ここは」
「勝手に入れて下さい。えーっとこの辺のでいいかしら」
さやかオネーチャンが箱から紙をたくさん出して来たの。
・・・?アレお手紙じゃないのかな?
マリィ悪いコトだと思ったけど1枚あけてみたのTはじめまして、まいぞのさやかちゃん。
ぼくはさやかちゃんのウタがダイスキです。
さやかちゃんのウタでおとうさんのビョウキもなおりました。
なおしてくれてありがとうございます。
これからもウタをたくさんうたってください。 まつきだいすけU
ウィーーーーンジャカジャカ・・・・
「まー、一応は食ってるな」
ウィーーーーーンジャカジャカジャカ・・・
「あーいい感じです。ありがとうございます龍麻さん。たまには役に立つんですね・」
「一回死んどくか?ん?」
「えへへ、結構です☆あっマリィちゃんそれもシュレッダーにかけるから貨してくれる?」
「・・・・ウン」
ウィーーーーンジャカジャカジャカジャカ・・・
「あー良かった直って。かさばるんですよファンレターって・・・邪魔ですしね」
ウィーーーンジャカジャカジャカ・・・・・
「・・・・・・」
「マリィ、大人になるってこういう事さ」
オニイチャンがなぐさめてくれたけど・・・マリィなんだか、かなしかったよ・・
「それじゃあ、今日はありがとうございました」
「あーもう呼ばんでくれ」
「・・・さやかオネーチャン、バイバイ」
「オニイチャン・・・さやかオネーチャンてちょっとコワイね・・」
「・・・美里もあんなもんだよ」
久しぶりです。マリィを書くの。あー最近マリィめっちゃ好きかも・・・
今回の問題は舞園ですね・・・心に蛇持つ第四勢力ですから。
ちなみに第一は龍麻、第二は美里、第三は比良坂です。
あっ、舞園は仲間中で唯一龍麻を嫌う人物です。霧島オンリーラブです。