「なぜなにマリィちゃん4」

 今日はアオイオネエチャンに頼まれておクスリ買いに行ったの。
 でも、近くのおクスリやさんが休みだったから遠くのおクスリやさんに行ったの。
 そしたら、壬生が居たの。
 マリィ壬生はちょっと苦手・・・・
 でも、ナカマだもん声かけてみよう、ね?メフィスト。
 「ハイ!壬生」
 「やあ、マリィ」
 そう言って壬生がマリィの方見て笑ってくれたの。
 サイショの頃はいっつも怒ってるみたいだったけどサイキンはよく笑ってるの。
 アオイオネエチャンが壬生は怒っているんじゃなくて笑い方を知らないだけって言ってたの、でも龍麻オニーチャンがいっつも笑っているから笑い方が解るようになったんだって。
 マリィも学園に居たトキは笑い方知らなかったの、アオイオネエチャンと龍麻オニーチャンが助けてくれたから笑えるようになったの。
 壬生もマリィと同じなのかな?
 「?どうしたんだい?マリィ」
 「ねえ、壬生は龍麻オニーチャンのコト好き?」
 「え?ああ、好きだよ」
 「エヘ、マリィも大好き!マリィ龍麻オニーチャンにイロンナコトしてあげるの。それでオヨメサンにしてもらうの!」
 「それはいいね。僕も龍麻に色々してあげているのに彼はちっとも喜こんでくれないけどね・・・」
 「フーン。でもガンバッテネ壬生」
 「ああ、今夜も頑張るつもりだよ。それで買い物をね・・」
 「ナニ買うの?」
 「・・・ベービーオイル」
 「壬生、アカチャンいるの?」
 「違うよ・・これは・・龍麻の為にね・・」
 「?」
 「僕は龍麻の負担を減らしてあげようと思っているのに何で解ってくれないんだろうね?マリィ」
 「よくわかんないけど・・龍麻オニーチャンのタメにしてるんだったらきっとわかってくれるよ」
 「・・そうだね、ありがとうマリィ。それじゃあ」
 「ウン!バイバイ!壬生」
 そのまま壬生はベビーオイルを買って帰っちゃったの。
 でも、どうしてベビーオイルがオニーチャンのタメになるんだろう?
 帰ってアオイオネエチャンに聞いてみよ!
 そうだ、マリィも頼まれたおクスリ買わないと。
 えーっと頭痛薬を30箱・・・・・
 オネエチャンアタマいたいのかな?
 さあ、はやく帰ろうね!メフィスト!
 ニャー!

 


 ・・・・とりあえずカラスマやんに捧げる。
 解るよな?ベビーオイルと頭痛薬・・・・

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