【妄語 護人】

 「どうした。ここに何か用か?少しは自分の事を知ったか?まあいい、お前が何を考え、何を思っても、俺には関係ない。俺は変わらない。俺を変える事は出来ない。何事も・・・何事もな・・・・」

 《愛》
 「ああ、先生会いたかったですー。変わらない先生にオンリーラブ!いつもの逞しい先生もラブですが、この肩幅無さ気な先生もたまりませんな。僕の湿った愛を受け取ってーーー」
 ゴン!(鉄拳制裁)
 「ほんっとーにお前は変わらないな!ちょっとは変われ!!」
 「非道いー。死線越えた生徒にその仕打ちっすかー」
 「喧しい。符をやるからとっとと帰れ」
 「へーい。あ、先生符だー。ありがとうございますー
  さっそく使わせてもらいます・」
 「・・・・・待て、何かもの凄い悪寒がしたぞ。やっぱり返せ」
 「えー。せっかく今夜あたりから使おうかと思ってたのにー」
 「何に使う気だ!何に!」
 「何って・・・・ナニ。。健全な高校生がラビューな人物の生写真手に入れたらやる事はひとつ!」
 「中年男で興奮する男のどこが健全だ」
 「・・・自分で中年言ったらしまいですがな。もう先生ったら♪
  大体、先生符は自滅符が多くて使えないんですもの。しゃーないじゃないですか」

 ※自滅符=使う事により自分が不利になる符※
  例)ターン終了ごとに自分の符を無造作に破棄

 「・・・・・・・」
 「ふっふっふ。ご安心をナニになんて使いませんて。まー枕の下には入れるかもしれやせんが」
 「・・・・まったく」
 (龍麻の頭をぐりぐり)
 「さっさと元の場所に戻って来い」
 「はーい。善処してます」

 先生は此処でも苦労性


 
 光明院へ