「生き残りレース」
【今!地球が危ない!】
【深刻な地球温暖化!増え続けるCO2!南極の氷はどうなる?!】
【人類に下された最終決断!!このまま地球は滅びるのか?!】
「・・・・龍麻」
「何だね」
「どうして神さまは人類を滅ぼさないの?」
「・・・・何、お前滅ぼされたいのか?」
「そうじゃないけど・・・。今の環境破壊とか考えるとちょっとね・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・例えばな」
「うん?」
「結構な時間かけて作った物があったとしよう。お前の場合セーターとかパッチワークとか」
「うん」
「それをだな、2〜3歳くらいの子供・・・子猫でもええわ、がメチャメチャにしたとしよう。どうする?」
「怒る」
「まー、怒るわな。でも「子供(子猫)のする事だし仕方が無い」とも思うやろ?本気で殴ったりはしないやろう?猫だったとしても捨てたりはしないやろう?」
「そうだね」
「だから・・・・そうなんよ」
「・・・・・・えっと」
「だーかーらー。人類はあまりに子供でな・・・」
「・・・怒れないと?」
「あんまり怒ったら可哀想ちゃうか、まだ子供やねんから好きにさせたれ、という意見があってだな」
「・・・・・」
「それに神さまは「すべての生物を平等に愛してる」から、ぶっちゃけると「温暖化で人類が絶滅しようとほ乳類が絶滅しようと神さま達は生きてるし、その環境を生き残ったのをまた愛したらええやん」という考えが大半なんよ。恐竜の時もそうやったし」
「・・・・・・」
「ゆえに、愛されたかったら人類頑張って生き残れ」
「・・・・頑張るよ・・・・」
後日。
「とりあえず、あまり布でエコバックを作ってみたよ」
「そうそう、地道に頑張っていこう」
絶滅して化石となって誰かに発掘されるのも、生き残って次のステージに行くのも自分達次第
と、まんがサイエンスにありました
とりあえず、エコバックは増えすぎだと思う