「あなたは小さい頃何をして遊んでいたの?」
 そう聞かれて初めて自分があの村での記憶以外持ってないのに気付いた。

「はぐれ龍参」

 

 小石川療養所。
 「く、苦しい・・・」
 「・・・助けて、助けてよー」
 「蛇が・・蛇が来る」
 (うふふふふふふふふふふ×百
 いいわ、もっと苦しんで、もっと脅えて、そして私を求めなさい。助けてあげる。ええ、私が、この生きる聖女が!優しき天使が!救ってあげるわ。さぁ、もっともっと私に頼って!うふふふふふふふふふふふふふふふふふ×∞)
 「・・・・・藍くん?」
 「うふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
 「・・・・藍くん?!藍くん???!!!」
 菩薩眼様が菩薩眼マキシマムになるほどココ江戸では奇病が流行っておりました。
 もちろん龍斗が懐かしんでいる鬼道衆の皆様の仕業でございました。

 今回はそんなお話しです。

 さて龍泉寺では、
 「こんのクソ坊主!」
 「貴様の性根たたき直してやろう」
 ドスンバタンと朝っぱらから馬鹿二人が暴れておりました。
 「・・・・・・」
 そしてそんな二人の横でのそのそと布団から出てきたのは、時を駆ける少年こと緋勇龍斗でした。
 龍斗はボーっと二人を見ていましたが、すっと右手を上げると、いきなり大技をかましました。
 「大鳳」
 ドォーン!
 「うぎゃぁぁぁ!」
 「ぬぉぉぉ!」
 二人は襖をぶち抜いて動かなくなりました。
 「・・・・・・」
 ぼふッ
 それを見届けて龍斗はまた布団に潜り込みました。
 「・・・・・・ぐす」
 どうも夢見が悪かったようです。

 「・・・・・・何があったかなんて聞かないから。さっさと広間においでよ」
 廊下で泡吹いて白目向いている京悟と醍醐を軽やかに流して時諏訪はそう言いました。
 「緋勇。あんたもだよ」
 「・・・・・あ゛い・・・・」
 泣きながら二度寝してた龍斗を起こして時諏訪は部屋を後にしました。

 大広間


 「・・・・あーヒデー目になったぜ。つーか緋勇!いきなり大技かますんじゃねーよ!死ぬかと思っただろ」
 というか死んでないのが不思議なくらいです・・・・・。
 「やめんか。だいたいお主も悪いのだろう」
 別に京悟は悪くないです。
 悪いと言うなら朝からドタバタしていた二人が悪いのです。
 「なぁ。緋勇殿」
 「しくしく・・・あの日皆で行った花見は大変楽しゅうございました。でもその思い出が僕を苦しめるのでございます・・・しくしく」
 振り向いた醍醐の前にはまたぐじぐじと湿っている龍斗がおりました。
 「・・・・駄目だな。俺はふけるぜ。クソ坊主あとは頼む」
 京悟はさっさと龍斗を見捨てて逃げようとしました。
 「なっ、時諏訪殿に呼ばれているのだぞ。どこに行くつもりだ」
 「居ねーんだからいいだろ別に。とにかく俺は遊びに行ってくらー。じゃあな」
 言うが早いか京悟の姿は消えてしまいました。
 そして京悟が言ったように、ここに三人を呼んだ張本人の時諏訪はまだ来ていませんでした。
 「・・・時諏訪殿はどうしたのだ・・・」
 「しくしく・・・」
 途方にくれた醍醐の真後ろからいきなり声がしました。
 「私がどうかしたのかい?」
 「うわっ。と、時諏訪殿」
 醍醐は驚きました。
 「しくしく・・・柱の影は寒くなかったですか?・・・しくしく」
 龍斗は気づいてました。
 時諏訪はそんな二人を楽しそうに見つめました。
 「一人は気づかず。一人は泣き続け。そして最後はさぼり。まったくいい部下達で涙が出るねぇ」
 その言葉に醍醐は肩を落としました。
 「まぁいいさ。それより仕事だよ。これを長屋に住む犬神という男に渡して来ておくれ」
 犬神という言葉に龍斗がピクリと反応しました。
 「・・・犬神と言うのはどんな人物ですか?」
 それには気づかず醍醐は時諏訪に聞きました。
 「まぁ、行けば解るさ。ほら、さっさと行ってきな」
 「はい」
 「・・・・はい」

 朝飯を食べると、龍斗・醍醐の二人は長屋へと向かいました。
 てくてくてく・・・・
 長屋へと続く道を歩きながら醍醐は少し居心地悪そうにしておりました。
 それはなぜかと申しますと、醍醐は龍斗が少し苦手なのです。
 醍醐のように真面目な堅物には龍斗のようにふわふわと捕らえ所の無い人間は理解不能なのでした。
 それならばまだ、不真面目の固まりのような京悟の方が理解できる人間でした。
 また龍斗はいきなり泣き出すのでそれも醍醐にとっては扱いが解らない所でした。
 しかし一応は仲間なのでお互いの理解を深めようと努力はしました。
 「・・・その、緋勇殿はどこの出身なんだ?」
 とりあえず無難な所からいってみました。
 「・・・出身か・・・多分武蔵だと思う」
 (・・・多分?)
 疑問には思いましたが突っ込まず次の質問に移りました。
 「親とか兄妹は居るのか?」
 醍醐は質問しながら、なんだか身辺調査のようだなと思いました。
 「・・・・・覚えてない」
 「歳は?」
 「・・・・解らない」
 「どうしてここに来たんだ?」
 「・・・・・それは秘密」
 「美里殿や蓬莱寺とは前からの知り合いなのか?」
 「・・・んにゃ。ついこの間会ったばっか」
 「変わった技を使うが師匠は居るのか?」
 「・・・居たような気もするけど覚えてない」
 「ここに来る前はどこに居たんだ?」
 「・・・・・・しくしくしく」
 「・・・・・スマン」
 理解を深めるどころかどんどん溝を大きくしているような気がする醍醐でした。
 「なに坊主が道端で男泣かしてんのよ?」
 いきなり元気な女の声がしました。
 二人が見るとおかっぱの活発そうな女性が立っておりました。
 「別に泣かせている訳では・・・・」
 「そうなの?まーいいけどね。なんか面白いネタかと思ったのよ。あ、自己紹介してなかったわね。私は遠野杏花。瓦版屋よ。どうぞよろしく」
 「俺は醍醐雄慶。こっちは緋勇龍斗だ」
 「よろしく。相変わらずお元気そうで」
 龍斗の言葉に杏花は眉を潜めました。
 「・・・会った事あったっけ?」
 「いや、コッチでは初めましてだよ。初めまして、緋勇龍斗です。瓦版いつも楽しく見てました」
 「・・・えっと、なんかわかんないけど。私の瓦版のファンなら嬉しいわね。こちらこそよろしく」
 かなり怪しい物言いでしたが杏花は軽く流しました。
 彼女にとっては龍斗がどんな人物でも瓦版さえ売れるのならいいのでした。
 「お近づきの印に良い事教えてあげるわ」
 そう言って杏花はここ最近流行っている奇病と大蛇の話しをしてくれました。
 「・・・・蛇の呪い」
 「そう、この奇病には絶対大蛇の呪いが絡んでると私は睨んでるのよね。緋勇くんはどう思う?」
 「・・・・・もう先知ってますのでノーコメントで」
 「あら、そうなの?教えて!って言いたい所だけど・・・・止めておいた方が良さそうね。それじゃあ私はもう行くわ。じゃあね」
 と言って杏花は行ってしまいました。
 「・・・緋勇殿。先を知っているとは?」
 「杏花ちゃん良い人だなー。さすが二世界の好感度またいでる人は違うねー」
 うんうんと龍斗が納得しているので醍醐は突っ込む事ができませんでした。
 (・・・・二世界?????)
 「それともアレが記者魂なのかなー」
 疑問は残ります。

 そうこうしている内に目的地の犬神宅へと到着しました。
 「御免下さい。犬神殿いらっしゃいますか?御免下さい」
 醍醐が戸をどんどん叩いてみましたが応答はありませんでした。
 「・・・留守か?緋勇殿どうする?って緋勇殿?」
 醍醐が戸を叩いている内に龍斗はさっさ裏に回って縁側から中に入っていました。


 
 犬神宅
 「・・・・・・・」
 そこは狭くて薄暗い部屋でした。
 その部屋の隅にここの家主犬神が寝転がっておりました。
 「・・・不法侵入だな」
 「・・・・・・・」
 犬神は不機嫌そうにそう言いましたが、龍斗は気にした風も無く犬神に近づきました。
 「・・・・・初めまして、じゃないですよね」
 「蕎麦屋で会っただろう」
 「・・・・・いえ、そうじゃなくて」
 「・・・・・・」
 「・・・・・・そうじゃなくて・・・・そうじゃなくて・・・そうじゃ・・なくて」
 龍斗は何を言っていいのか解らなくなりました。
 でも何か言いたくて、馬鹿みたいに同じ言葉を続けました。
 犬神は黙ってそんな龍斗を見ておりました。
 「・・・・・そうじゃないんです・・・・きっと・・・」
 そのまま龍斗は下を向きました。
 頭の中がぐるぐるしました。
 ぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・・・
 ぐるぐるぐるぐる・・・・・・
 「・・・・・緋勇」
 ぐるぐるぐる・・・・・
 「・・・・・緋勇」
 ぐるぐる・・・・・
 「緋勇龍斗!」
 強く言われたその声に顔を上げました。
 目の前には呆れたような、怒ったような、心配したような顔をした犬神がおりました。
 「・・・・とりあえず覚えてる事から始末していけ」
 そう言うと犬神は後ろの戸棚から茶饅頭を取り出して龍斗の手に持たせてやりました。
 「食え」
 言われて一つほおばりました。
 口の中にあんこの甘さが広がりました。
 「俺の事はその後でもいい」
 犬神の言葉を聞きながら茶饅頭を食べました。
 「ちゃんと待っててやる」
 ぼろぼろぼろぼろ泣きました。

 心のずっと奥の方から出てくるようなそんな涙でした。

 龍斗が茶饅頭を食べ、ひとしきり泣き、食後のお茶まで頂いた頃にやっと醍醐は存在に気づいてもらえました。
 「・・・・手紙は持って帰れ」
 そして長い間待っていたにも関わらず返ってきた答えは非道い物でした。
 「時諏訪にもそう伝えろ。俺はお前等と関わる気は無い」
 さらに無情にも扉は醍醐の返答も聞かず閉められました。
 その横で龍斗は追加の茶饅頭片手にのほほんとしておりました。
 「醍醐くんも入ってきたら良かったのに」
 龍斗のその言葉を聞いて醍醐は、
 (あの雰囲気の中入っていける者はいないだろう・・・・それにしてもこの対応の差は一体・・・・)
 ガクリと肩を落としました。

 「まー茶饅頭でも食べて。帰りましょうや」
 泣いた所為か非常にスッキリとした龍斗が醍醐を慰めましたが、逆効果でした。
 「・・・・朝から大技は食らう、時諏訪殿の気配には気づけない、仲間とのコミュニケーションはままならない、その上初仕事は失敗・・・・俺の今までの修行は何だったのだ・・・」
 すっかり落ち込んでしまった醍醐に龍斗は「こりゃ困ったね」と思っていましたら、向こうから京悟がやって来ました。
 「よう。・・・どうしたんだコイツ?」
 頭抱えている醍醐を指さします。
 「さあ?それが僕にもさっぱり」
 原因の九割は龍斗なのですが気付いておりません。
 「・・・まぁいいか。それよりまたお前泣いてただろ?」
 龍斗の赤い目を指して京悟が笑いました。
 「泣いてないッ・・・事もナイ」
 「まったくなんでそんなに泣く事があんだか。俺には理解できねーぜ」
 京悟は半ば呆れながら呟きました。
 「まー色々と・・・」
 「色々ねぇ」
 あまり突っ込んで聞いてまた泣かれるのも面倒でしたのでこの問題は流しました。
 「とりあえず帰るか。おい坊主立てよ・・・」
 醍醐に手を貸そうとしたその時、
 
ドォォォォォォォン!
 すぐ後ろの家の戸が吹っ飛びました。
 「なっっ?」
 「わー」
 もくもくもく・・・・・
 そして凄い煙の中から細目の青年が出てきました。
 「あいたたた。火薬の量を失敗したようですねぇ・・・・っとあちきに何か用ですか?」
 三人に凝視され青年が聞きました。
 「用はねーけど・・・」
 「っていうか芸術ですね」
 京悟は言い淀み、龍斗は素っ頓狂な事を言いました。
 「・・・・芸術ですか?」
 「芸術は爆発だとお友達が言ってたんです」
 ちなみに鳥の面被ったお友達です。
 でも爆発が芸術な訳では無いと思いますが、龍斗の頭には間違ってインプットされているようです。
 「あー成る程。あんた面白い人ですねー。あちきは支奴洒門どうぞよろしく」
 「僕は緋勇龍斗です。こちらこそよろしく」
 ペコリと龍斗が頭を下げました。
 基本的に年上の人には礼儀正しい子です。
 「お近づきの印にコレをあげましょう」
 と言って支奴は式神羅紗をくれました。
 今日はよくよくお近づきの印が多い日です。
 「どうもありがとうございます」
 「式神が創りたい時はいつでもあちきを訪ねて下さいね。じゃあ」
 そう言って支奴は煙のもくもくする家へと帰って行きました。
 「えへへ。儲けた♪」
 龍斗は嬉しそうに式神羅紗を京悟に見せました。
 「つーか普通初対面の奴にそんな変な物やるか?」
 京悟は至極まともな事を言いました。
 そして醍醐は忘れ去られておりました。


 
 
 龍泉寺。
 「あー何か疲れたなー」
 「そうか?僕は色々貰えて楽しかったぞ」
 「それはお前だけだろうが」
 「・・・・・・」
 帰宅した三人を待っていた美里が出迎えました。
 「お帰りなさい。龍斗さん。お疲れさま、お茶でも飲みます?ってこんな事言ってたらまるで新婚・みたいね。うふふ」
 正しくは暴走美里が龍斗のみを出迎えました。
 「あ、美里ちゃんただいまー。コレお土産。皆で食べよう」
 「あら、茶饅頭。貰ったの?それじゃあ、お皿に入れましょうね。早く入って」
 美里はにこにこと龍斗の手を引いて大広間へと連れて行きました。
 そして後には二人が取り残されました。
 「・・・・・・・」
 「さーてと」
 京悟はすでに慣れっこになっていましたので、さっさと履き物を脱いで中に入りました。
 そして玄関で固まっている醍醐に声を掛けました。
 「アレを気にしてたらやってけねーぞ」
 「・・・・・ああ」
 改めてこのメンバーとやっていけるのか不安になる醍醐でした。

 

 大広間
 「で、用事はちゃんと出来たのかい?」
 時諏訪に言われて醍醐は頭を下げました。
 「申し訳ありません」
 「ま、そうだろうとは思ってたよ。・・・それより緋勇。この饅頭は本当にあの男がくれたかい?」
 時諏訪にとっては手紙より龍斗の持って帰ってきた饅頭の方が興味があるようでした。
 「はい、そうです。家で食べて、その後追加でお持ち帰りも貰いました」
 「あいつの家に上がったのかい!」
 「・・・?ええ」
 龍斗の返事を聞いて時諏訪は難しい顔をしました。
 「あの男が家に上げて、その上土産までねぇ・・・・不思議な事もあるもんだね」
 それから少し優しい目になって龍斗を見ました。
 「緋勇。あんたには何かあるんだろうね」
 「多分そうだと思います」
 龍斗もふにゃっと笑いました。


 
 「さてと、それじゃこの話しはここまで。龍閃組初仕事の話しをするよ」
 手をぱんぱんと打って皆の注意を引きました。
 「ここ数日江戸で奇病が流行っているのは知ってるね」
 「はい。小石川療養所もその患者さんで一杯です。ふ・・・うふふふふ」
 美里はその風景を思い出したのか楽しそうに笑いました。
 (・・・だからなんでソコで笑うんだよこの女!!!!)
 京悟が本気で斬ってやろうかと思いました。
 「・・・・そこで我等龍閃組がする事は一つ。その病気の原因を探って取り除く事。解ったかい?じゃあ行っといで。龍閃組出動!」
 『はい!』

 皆が出ていった後、時諏訪は茶を飲みながらふと思いました。
 「・・・なーんか忘れているような気がするねー・・・・」

 「さて、これからどうしよっか?」
 とりあえず寺を出た五人は今後の行き先を相談しました。
 「・・・って五人?」
 京悟がナレーションに疑問を持って周りを見回すと見知らぬ少女が一人増えていました。
 「・・・誰だよお前」
 少女は黙って背負っていた弓を取り出すと、打ちました。
 「うおっ!何すんだよ危ねーなー!」
 「皆ちょっとくらい僕に気づいてくれてもいいじゃないか!ずっとあの場に居たんだよ!時諏訪さんも僕の紹介忘れてるし!だいたい藍が頃合いを見て皆に紹介してくれるって言うから僕大人しく待ってたのに!!!!!」
 少女は半泣きで矢をそこら中に打ちまくりました。
 よっぽどショックだったようです。
 「なんか大蛇が関係してるみたいだから、まずはそこに行ってみようか」
 「ええ、そうね。じゃあ旗本屋敷に行きましょうね」
 そしてそんな少女の訴えも虚しく、美里は龍斗と地図を見て和気あいあいとしてました。
 「・・・・・・・・」
 そんな二人を見て少女はガクっと肩を落としました。
 「・・・・ここはこういう所だそうだ。気を落とすな」
 醍醐が同類を哀れむ目で見ていいました。
 「まー早く慣れるこった」
 京悟は軽くそう言うと龍斗の方へと歩いて行きました。
 そして龍斗の手を握ると旗本屋敷へと向かいました。
 「・・・・なんで手握るのさ」
 「それはね、ああしとかないと龍斗さんどっか行っちゃうからよ。小鈴ちゃん」
 何時の間にか少女の隣りに美里がおりました。
 「・・・藍・・・紹介してくれるって言ったよね・・・」
 「うふふふ。女の友情は男で壊れるのよ?うふふふふ」
 つまり龍閃組に女は自分一人でいいという事です。
 「・・・・藍〜〜〜〜〜〜【涙】」
 「うふふふふふふふふふ」
 (哀れだ・・・)
 二人のやり取りを見て醍醐は心の底から小鈴に同情しました。

 旗本屋敷
 「心気臭い屋敷だぜ」
 なんだかんだで四人は大蛇の呪いが封印されているという旗本屋敷へと到着しました。
 「蓬莱寺くんや。なんかあるぞ」
 龍斗が指さした先には酒や肉を置いた祭壇がありました。
 「これは大蛇を呼び出す為の祭壇か?」
 醍醐が祭壇を注意深く見ながら言いました。
 「こっちにも小さい祭壇があるわ」
 美里が祭壇の横にある小さい祭壇を見つけました。
 その上には蛇用と違ってお菓子と甘酒が置いてありメッセージカードがありました。


 
 ・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
 。 
ひゆうたつとさま         ・
 ・ 
私はいつでも貴方の側に居ます   。
 。 
その事をお忘れなく        ・
 ・          
 みかづち   。
 。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・

 『・・・・・・・・・・』
 「わーい、お菓子だ」
 皆が黙り、龍斗は喜びました。
 「八相斬り!!!!!!!」
 そして京悟が渾身の力でソレを斬りました。
 「僕のお菓子がぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!何すんだー!」
 「馬鹿野郎!こんな怪しい菓子食うな!」
 「御神槌さんからのプレゼントがー!!!蓬莱寺くんのアホー!」
 「あのなハートマークだぞ!わざわざフォント変えてんだぞ!絶対こいつ怪しいぞ!気付けよ馬鹿!」
 「御神槌さんは優しい良い人だぞ!ただ尚雲から「絶対二人きりで会っちゃいけません」とは言われたけど」
 充分怪しい人です。
 そして京悟は龍斗のこの言葉を聞いて前に会った坊主も自分と同じ事を考えたのだなーと親近感を持ちました。
 「おや、尚雲さんはそんな事を言ってたのですか」
 独特のBGMを背負って復讐の切支丹・御神槌が現れました。
 「ふふふ。これは村に戻ったら詰問しないといけませんね」
 言葉尻は優しげですが目は本気でした。
 質問ではない所が怖い所です。
 「・・・質問と詰問てどう違うんだ?」
 龍斗が横に立つ美里に聞きました。
 「うふふ。質問はただ相手に聞くだけだけど。詰問は厳しく!咎めながら聞くのよ。うふふふふ。尚雲さんと言う人大変そうね。うふふふふふふ」
 龍斗はなんで尚雲が詰問されるのか解らないけど大変なんだろうなーと思いました。
 「とにかく、御神槌とやら何で江戸に病を撒くのだ?」
 醍醐が強引に話しを戻しました。
 「ふふふ。それが知りたければ小石川療養所へ行きなさい。そこに真実がありますよ」
 と言って御神槌は逃げて行く・・・前に龍斗の所へ来ました。
 「龍斗さん。せっかく会えたのですがここは一度お別れです。寂しいでしょうがまた後で会いましょうね」
 と言ってお菓子を握らすと窓から出て行きました。
 「・・・・御神槌さん・・・・」
 龍斗はトランペットを欲しがる黒人少年のようにその後ろ姿を見送りました。
 「・・・・おい、戦闘だ」
 そして京悟が現実に引き戻しました。

バトル3-1「旗本屋敷」
 勝利条件・全ての敵を倒せ!
 敵・中忍LV10×1
   死人憑LV8×3
   下忍LV6×2
 
 味方・緋勇龍斗  
    蓬莱寺京悟
    美里藍
    醍醐雄慶
    桜井小鈴(紹介まだ)

 戦闘開始

 

 「御神槌さん良い人なのに・・・」
 「だから良い人じゃねーって」
 「確かに良い人物とは言い難いな」
 「うふふふ。私と少し似ているかも。うふふふ」
 「で、このお菓子食べてもいい?」
 「後で毒味してやるから待て」
 「うふふ、すっかり龍斗さんの保護者ね京悟くん」


 
 「ところでさー君誰?」
 「・・・・・やっと気づいてくれたんだ・・・」

 戦闘終了
 (小鈴のみ経験値0)

 「んじゃ、小石川療養所行きますか」

 小石川療養所
 「すいませーん」
 「御免下さい」
 「誰も居ないのか?」
 「おーい誰か出てこいよ」
 「・・・・・(僕参加していいのかな)」
 一名を除いて皆が口々に玄関口から叫びました。
 すると奥から医者が一人出てきました。
 「ここは療養所だ。静かにしてくれ」
 「あの聞きたい事があるんです。出て来てくれませんか?」
 美里が静かに有無を言わさず連れ出しました。


 
 小石川療養所前
 醍醐がこれまで合った事を医者に言いました。
 最初はシラを切り通していましたが、美里が切支丹の事を持ち出すと顔色が変わり、そして全てを語り始めました。
 その話しというのは、昔切支丹を捕らえ拷問していた井上重久という男が、いつの間にか拷問そのものに取り付かれ、拷問用に人々を捕らえているという胸の悪くなる話しでした。
 そしてこの代理医者は、自分が助かる為に患者をその男に差し出していたのです。
 「・・・・しかたがなかったんだ。患者を差し出さないと私が拷問されてしまう。あそこにだけは行きたくなかったんだ!許してくれ・・・」
 医者は土下座して謝りましたが、京悟達の怒りは収まりませんでした。
 「てめー!」
 京悟は怒りに任せて刀を医者に振り下ろしました。
 ガシ!
 しかしその歯は医者に届く前に龍斗によって止められました。
 「緋勇!手前ぇ何してんだ!こんな悪人を許すのかよ!」
 「そうだ。この医者のした事は人として許される事ではないぞ」
 「そうだよ。患者さんが可哀想だよ!」
 醍醐と小鈴も京悟に賛同しました。
 でも龍斗は悲しい顔をして何も言いませんでした。
 「チッ」
 京悟は渋々刀を納めました。
 「・・・・・弱い者に強さを強制する事は正しい事か?」
 龍斗がボソっと呟きました。
 「・・・戦う術の無い人に戦えって言える程僕達は偉いか?向こうでも怒られたけど・・・僕はこの人だけが悪いとは思わない・・・」
 龍斗はそれだけ言うと今だ地べたに座ったままの医者に手を貸しました。
 「・・・・甘ぇよ」
 京悟はそれだけ言うと行ってしまいました。
 醍醐と小鈴もその後を追いました。
 「・・・・奥継にも言われたなー」
 ちょっと笑って龍斗はそう言いました。
 美里はそんな龍麻を見て、それから医者の方を見て言いました。
 「人は皆弱い生き物です。でも少しづつでも前進する強さも持っています。今すぐにとは言いません、でも少しでいいから勇気をだして下さい」
 それだけ言うと龍斗の手を取り皆の行った方へ足を向けました。
 「・・・待ってくれ」
 今まで黙っていた医者が二人を呼び止め、そして龍斗の手に何か握らせました。
 「・・・・・どうか患者達を助けてやってくれ・・・頼む」
 医者はまた深々と頭を下げました。
 「解ってますから」
 「ええ、私達はその為にここに来たんです」
 二人はにっこり笑ってその場を後にしました。

 「で、皆はどこに行ったんだっけ?」
 「うふふ、大丈夫よ。ホラ」
 「ん?」
 美里の指さした方には京悟がふてくされて立っておりました。
 その後ろには醍醐と小鈴もおりました。
 「・・・よぉ」
 「よっ。待っててくれてサンクス」
 「・・・・別に待ってないけどな・・・お前場所知らねーだろうし・・・この坊主がうるせーからよ」
 京悟は無愛想にそう言って醍醐を指さしました。
 「何を言っている待とうと言ったのはお前だろうが」
 「・・・うるせー!クソ坊主」
 「ふふふ。これでまた四人になったわね」
 「・・・・・・藍・・・僕は?」
 一人を除いて何とか丸く収まりました。
 てな訳で井上重久の屋敷です。

 井上重久の屋敷。
 「なーなー。屋敷って聞くとさー、やしきたかじんて言いたくならん?」
 「・・・ならねーよ」
 くだらない事を言いながら五人は屋敷内へと潜入しました。
 「ふむ、患者達はどこに捕らえられているのだ?」
 「うふふふ。探す必要はないようよ」
 と言って美里が指した先から一人の男がやって来ました。
 「お前達!何者じゃ?」
 『・・・・・・・・・』
 「なんだ?何か言ったらどうだ?」
 「・・・・・デブ」
 いきなり口を開いたのは龍斗でした。
 「・・・確かにデブだな」
 「うふふ。醜いわこの肉の固まり」
 「確かに太り過ぎだな」
 「・・健康に悪そう・・・・僕だったらパス」
 皆言いたい放題でした。
 「って言うかコレが井上さんか?・・・・・殺そう」
 龍斗がきっぱり言いました。
 あの医者に掛けた情けなど忘れたかのようなきっぱりとした言い方でした。
 「そうね・・・いいと思うわ」
 そして美里もきっぱり言いました。
 どうもこの二人見かけで生死を分けようとする人種のようです。
 「まてー!!!!ちょっと待て!」
 京悟が止めました。
 「なんで止めるよー。こいつ極悪人だぞ。とくに顔」
 「そうよ、罪のない人々に非道い事を平気でする肉豚よ?生かしておく価値があると思って?」
 先程と完全に立場が逆になっております。
 「逆さに吊して足の裏から五寸釘指して火つけよっか?」
 「うふふ。それだったら熱い釜の下に下半身をぶら下げて鼠に肛門から食い破らせる方がいいと思うわ」
 「あーそれもいいなー。僕的には鋸裂きってのもアリなんだけど」
 二人の会話を聞いて井上重久はがたがたと震えていました。
 「もしくは陰茎を切って口に突っ込んで生き埋めにするってのもあるけど?中国の宦官がされた死刑方法らしいけどさ」
 「うふふ、あとは釜茹で・瓢箪詰め・三段斬り・簑踊り・石抱き・・・色々あるわ。どうれにしようかしら・・・うふふふふふふ」
 「ストーーーーップ!!!!!!!!黙れ二人!!!!!」
 京悟が止めた頃には、可哀想に井上重久は白目を向いて気絶しておりました。
 「こいつは奉行所に放り込む!!!拷問は無しだ!!!いいな!」
 「えーーーーつまんねー」
 「・・・・おもしろくないわ」
 「うるせー!いいから言うとおりにしやがれ!!!」
 二人は不満ありありでしたが、強引に京悟が決めてしまいました。
 その後ろで醍醐と小鈴がホッとしておりました。


 
 井上屋敷庭
 五人は井上をふん縛ると引きずって外へ出ました。
 「お庭〜も広いなー・・・やっぱ拷問せん?」
 「駄目だ」
 「・・・・・・拷問。それは私の心に苦い汁と甘美な蜜を湧き出させます」
 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!切支丹!!!!!!!!」
 「御神槌さん!!!」
 「龍斗さん!会いたかったです」
 御神槌が満面の笑みで龍斗を抱きしめようとしましたが、
 「グェ・・・」
 京悟が間一髪で龍斗の襟を掴んで止めました。
 「・・・チッ」
 「・・・・・悪りぃな。なんかよく解んねーけどテメーは危ない気がすんでな」
 そう言って京悟は刀の鍔口を切りました。
 「ふふふ。貴方がた幕府の犬に私が止められますかね」
 何を止めるのか解りませんが御神槌が京悟達を挑発しました。
 「ふふふふふ・・・・・ふ・・ぐっあああああああ!」
 そして懐の怪しい珠が光ったかと思うと変生しました。
 ちなみに姿形は・・・
 「ふぎゃー!御神槌さんが犬に!!!」
 「いや、アレは牛だろう緋勇殿!」
 「うふふ、私はライオンだと思うわ」
 「・・・ライオンてあんな巻き毛か?」
 「・・・・・四人共・・そんな場合じゃないんじゃないかなー・・・」
 小鈴が頼りなく突っ込みを入れましたが誰も聞いてませんでした。


 
 「巻き毛だけど犬だって!四つ足やし」
 「それなら牛だって四つ足であろう?」
 「うふふ、それより彼今TまっぱUなのね。うふふふ」
 まっぱ=素っ裸
 『確かに』

 そんな事より戦闘です。

 バトル3-3「井上屋敷庭」
 勝利条件・全ての敵を倒せ!
 敵・御神槌LV10×1
   鬼LV9×4
   鬼LV7×2
 
 味方・緋勇龍斗  
    蓬莱寺京悟
    美里藍
    醍醐雄慶
    桜井小鈴(そして紹介まだ)

 戦闘開始

 「じゃー間を取って狛犬てどうよ?」
 「なんで犬と牛の間が狛犬なんだよ?おかしーだろーが」
 「まぁ、俺も牛にこだわっているわけでもないが・・・」
 「うふふ、でもそう言われれば狛犬に見えなくもないわ。阿の方かしら吽の方かしら」
 「口開けてるから阿の方!」

 「・・・・・前から思ってたけど、戦闘中にこんなに喋ってていいの?」
 「・・そういや君だれだっけ?」

 とりあえず戦闘終了(またしても小鈴0経験値)

 「・・・う・・うう」
 怪しく光っていた珠が元に戻り、御神槌も人に戻りました。
 「うふふ。人に戻ると服も戻るのね」
 美里が残念そうに言いました。
 「御神槌さん!」
 そんな美里は無視して龍斗が御神槌に駆け寄りました。
 「・・・・龍斗さん。私は・・・」
 「まっぱの狛犬になってたよー。ってそんな事はいいんです。なんでまたあんな肉豚に復讐なんてすんだよー。もうしないって言ったじゃないかー」
 びえーっと泣きながら御神槌に抗議します。
 それから二人は向かい合って正座しました。
 ちなみに土の上です。洋服が汚れる事この上ないです。
 「私もこんな事したくは無いのです。私の復讐心はすでに貴方によって救われているのですから」
 「・・だったらなんで・・」
 龍斗が詰め寄りました。それに対して御神槌は少し恥ずかしそうにしながらこう呟きました。
 「・・・こうでもしないと貴方に会えないじゃないですか・・・・」
 「・・・・・えーっと」
 今度は御神槌が龍斗にずずずいっと詰め寄りました。
 「龍斗さんだって皆に会いたいでしょう?私達だって少しでも貴方に会いたいのです!それにはこうして事を起こすしかないんです。解ってくれますよね?」
 ね?っと言って菩薩眼も真っ青な爽やかな笑みを浮かべました。
 はっきり言って言ってる事は無茶苦茶ですが・・・・・
 そして龍斗はそんな御神槌の言葉を聞いてまた半泣きになりました。
 「・・・皆と離れて自分が結構泣き虫だと解りました」
 「・・・・私達だってそうですよ」
 御神槌は優しい目でそう言いました。
 「・・・・僕も皆と会いたいです」
 「・・・ええ、解ってますよ」
 「でも!復讐は間違ってないっすか?!?!?!」
 「その意見は却下します」
 きっぱりと言い放ちました。
 「次も貴方には辛い再会になるかもしれませんね・・・」
 御神槌が明後日の方向を見ていいました。
 「いやだから!復讐抜きで会いに来てよー!」
 凄くもっともな意見です。
 「ふふふ。それじゃあ私はこの辺で。龍斗さん貴方に神のご加護がありますように」
 言うが早いか軽いフットワークで壁を飛び越えて御神槌は去ってしまいました。
 「みかづちさーん!ちょっと待ってってーーー!!!!!!人の話し聞いてーーー!!!」
 龍斗の叫びが庭に木霊しました。
 哀れ。

 「・・・・えっと僕達忘れられてないかなー・・なんて」
 「ま、いつもの事だな」
 「・・・・そうなのか・・・?」
 「うふふ。気にしない事よ。解った?」
 「「はい」」

 「・・・でもさー敵なんだよね。そのお坊さんも、さっきの神父さんも」
 美里から話しを聞いて小鈴が訊ねました。
 「・・・・よくは解らねーけど、あいつにとっては大切なんだろ、坊主も神父も。たとえそれが敵であってもな」
 京悟が龍斗の方を見ながら言いました。
 「大切な者の為か・・・」
 醍醐も京悟と同じ方を見ていいました。


 
 そして龍斗は、
 「・・・もしかして、これから皆またあの復讐して回るの?止めるの?僕が?」
 こんな事を言って頭を悩ませておりました。


 

 そして鬼哭村では、
 「・・・・ふふふ、尚雲さん。どういう事ですか?」
 「いや、御神槌それはな・・・・って事で奥継後は任せた!」
 「お待ちなさい!神の天罰が下りますよ!」
 逃げる坊主と追う神父。
 「・・・任せたじゃねーって。つーか桔梗!いつまで着物選んでんだよ」
 「いいじゃないか。久しぶりにたーさんに会うんだ着物のひとつやふたつ。只でさえ今日は会えなかったんだから」
 「・・・いつもの着物でいいんじゃないか?」 
 「あんたは男だからいいかもしれないけどね。女はそうはいかないんだよ」
 「・・・そういう物なのか?」
 「俺に聞くなよ」
 着物選ぶ三味線弾きと叫ぶバカ餓鬼、ついで片手の面打ち。
 「ええなー次は桔梗姉さんと弥勒はんかー。們ちゃん拗ねてまうわー」
 「まったくだ」
 「って言うかあんさんはいっつも龍斗はんと骨董品屋で会えるんとちゃうんか?」
 「・・・あんな爺の顔で会っても楽しくないだろう」
 「あーさよか」
 拗ねる天狗と骨董屋の亀。
 「私達も遅いですね」
 「まったくじゃな」
 「・・龍斗さんに変な虫が付かないか心配です」
 「その時はわらわとお主で消してしまえばいいだけの話しじゃ。のうガンリュウ?」
 ギギ・・・・
 「それもそうですね☆」
 「・・・・・(怖ぇぇぇぇ)」
 「なにか言ったか?火邑」
 「・・・なんも」
 最凶の歌姫、人形使いの姫様、結構常識人な義手。
 「・・・・嵐王」
 「なんですかな?若」
 「会いに行ってもいいか?」
 「駄目です」
 「・・・・・・・」
 「・・・・・・・」
 「・・・・ちらっとでいいんだが」
 「駄目です」
 「・・・・・・・」
 「・・・・・・・」
 若とお目付役。


 
  
 懐かしい面々に会えるという事は試練の始まり、そう思わずにはいられない緋勇龍斗。
 時を駆ける黄龍(器)でした。 


「はぐれ龍参」です。バリくそ時間かかりました。完全に忘れてる箇所とかあるんでその度に他のサイトさんのプレイ日記を見に行く日々。

初めの美里との会話本当はもっと後なんですよね。解ってるんですが、今回使わないと意味が無いので使いました。

中身所々走った形跡があって笑えます。しかも無駄に長いし・・・・なんとかゲームにそって書こうとするからよけいに長く・・・・

書きたかったのは犬神の所だけなんですけどね・・・・忘れられ父。ぢつは拗ねてます(笑)

忘れてしまったのは、昔こき使われたからその腹いせではなく(笑)、単に時空を越える大仕事したから記憶くらい飛ぶだろうって事で

その割には鬼哭村の皆さんはよく覚えてますが・・・・いいのだ龍斗と犬神は「江戸歯車」の方だとラブラブ親子(?)だから

ゲーム止まりっぱなしだからなんとか追い付きたいなーと思ったり

とりあえず次は、桔梗姉さんと弥勒さんとお葉さんです

あと、小鈴の扱いは多分このまま続きます。0経験値はマジな私データから(というか初期位置から動かさないんだわ)

次はも少し早く書けたらいいなーっと思いつつ

長々とお付き合いありがとうございました

それと今回からフォントの大きさ変えてます。読みにくい場合はおっしゃって下さい。なにぶんMACなんで見え方違うと思うんです

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