【瞋恚 陽の武道家】
「俺は無力だ。俺の力が及ばない故、今は亡き妻との約束を果たせずに世を去る事になるだろう。俺は自分が許せないのだ。強き力を得る為に、できる事があったのではないか?この身を修羅と化しても『あれ』の忘れ形見を−−その行く末を見守る事ができたのではないか?俺は・・・悔しい・・・」
《愛》
「お父ちゃん・・・」
「・・・そう胸にスペルゲン反射鏡をつけたり」
「・・・・・あ?」
「コスモニュームクロウをつけたり、コスモテクターをつけたり、アイスラッガーを託して爆弾を背負って飛び去ったり、出来たんじゃないかと!思わないかね?龍麻」
「・・・・お父さーん。最後のはパワーアップでないよー」
「そうだよな、コスモテクターよりはグランテクターだな」
「・・・そうでなくて」
「それともメカかね。龍麻はメカが好きかね。メカバルかね!!」
「ストーーーップ!!お父さんがなりたいのは、メロスなのかセブンなのかバルタンなのか其処の所をはっきり!!」
「・・・・・希望としてはバルタン星人」
「あーいいよねーバルタン。やられてもやられても出てくるし」
「そうそう、あ、これお父さんの符。
・・・・・・メカにはなれなかったけど、いつでもお前の事は見守ってるから」
「ありがとう、お父さん」
ここは夫婦そろって飛ばし気味です
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