「4月9日までもう少し」

 「やっほー、壬生」
 「やあ、龍麻」
 「とりあえず誕生日おめでとう♪」
 「・・・どうもありがとう・・・・でココは何?」
 「あーココね」
 「タイトルも4月9日じゃないし」
 「ここはなーってその前にまあ座れや」
 「(座るっていってもココ何も無いんだけどな・・)」
 「ここは我らが創造神にして母なる(辞典が無いと常用漢字すら知らん)猫神が作ったおまけの部屋なんだな」
 「それはつまり壬生主を掲げてるわりには犬主が本命の作者がまた例によって僕の誕生日SSを書き忘れてた為のフォローの部屋って事だね」
 「長いセリフを1息で御苦労さん。しかも人が言わんよーにしてる言葉をちりばめてくれてアリガトウ」
 「いえいえ」
 「ともわれココはせっかくの壬生祭りにまたも乗れなかった作者のかわいそうな部屋なんだ・・・そっとしておこう」
 「そうだね」


 
 「で、一応今日はお前の誕生日だからな。祝ってあげやう」
 「どうも」
 「プレゼントは何が欲しい?」
 「浮気しない龍麻」
 『・・・・・・・』
 「今すぐに真神庵って所に行け。そんな龍麻がゴロゴロしてるわ・・・・
  ただし!僕以外の龍麻と浮気したら殺すからな。」
 「それって横暴なんじゃ・・・・」
 「いいのだ。僕はお前の旦那様だから」
 「(って事は僕は奥さんなんだろうか・・)」
 「男は浮気したら浮気した奴を殺すけど、女は浮気した相手を殺すんだと。
  お前は僕の浮気相手を殺したいだろ?だから僕が旦那さんなんだよー」
 「(・・・確かに・・)」
 「多分、男は「裏切られた」って思って、女は「盗られた」って思うんだろね」
 「・・・君っていらない知識ばっかり持ってるね」
 「うるさい。とにかく浮気はしないように。返事は?」
 「・・・わかりました(っていうか元々そんな気ないよ)」
 「横暴でも何でもこんな僕が好きでしょう?」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・うん」
 「ククク・・・さー部屋に帰って飯でも食おう。今日は誕生日だからすき焼きだぞ♪」
 「それは良いね」
 「そーそー。こんな部屋に居たら僕等まで寂しくなっちまう。
  帰ろ帰ろ」
 「それではこれで」

 「そーだ、誕生日だから手つないでやる♪」
 「・・・・僕は幼稚園児かい・・・」
 「嬉しいクセに。」
 「・・・・・・」

 「ところでちゃんとした誕生日SS書くのかな?」
 「さーどーだろ。これはこれでオッケーとか思ってんじゃないか?」
 「ハァー・・・」
 「落ち込むなって。帰ったら名前で呼んでやるから」
 「・・・・・龍麻さっきから安くですまそうと思ってないかい?」
 「そんな事、無きにしもあらず」
 「・・・ハァー・・」
 「冗談だって♪」

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