運動会準備


九龍「運動会がしたいです」
神鳳「またですか」
夷澤「この前は修学旅行でしたね」
九龍「運動会がしーたーいーーー」
神鳳「はいはい、具体的に何がしたいんですか？」
九龍「パン食いと玉入れと借り物競走。あと障害物とリレーとフォークダンス」
神鳳「体育のカリキュラムに組み込んであげますから。それで我慢して下さい」
九龍「えーーー」

双樹「と言うか、それだけ組み込むなら運動会してあげましょうよ」
夷澤「オレ授業でパン食いって嫌っすよ」

そんなこんなで運動会が開かれる事になりました

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●パン食い競争●

神鳳「この場合のパンて何でしょうね」
双樹「袋詰めなら何でも良いんじゃないの？」
夷澤「あ、俺クリームパンが良いっす」
九龍「日光で温まったクリームって不味いぞ」
神鳳「そうですね、それでは・・・・

皆守「カレーパン」

神鳳「・・・あんパンにしましょうか」
双樹「良いわね、あんパン」
夷澤「無難ですよね、あんパン」
九龍「あんパンは美味しいよなー」

皆守「オイ、無視すんな」

副会長なので一応居ます

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●玉入れ●

神鳳「いいですか、形が似てるからって破邪光弾を投げ入れてはいけません」
九龍「はーい」
神鳳「カレー爆弾も駄目です」
九龍「はーい」
神鳳「野球ボールもテニスボールも駄目です」
九龍「はーい」
神鳳「もちろん、パルスHgや混合爆弾なんてもっての他です」
九龍「はーい」

神鳳「そうそう、椎名さんと墨木くんと八千穂さんにも釘刺しといた方が良いですね」
夷澤「・・・・いっそ、玉入れ止めません？」

確実に別の物を放り込みそうな人達（とラケット持ち出してきそうな人）

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皆守「・・・・ところでマジで運動会するのか？」
神鳳「ここまできて何です？」
皆守「去年まで無かった物を今年いきなりって変だろう」
神鳳「ええ、ですので。あくまで今回の運動会は個人主催で学校行事ではありませんよ」
皆守「九龍の遊びに付き合う者だけ自由参加か」

神鳳「ただ、不参加の者はその旨、自ら生徒会室に赴いて全生徒会役員メンバーの前でしっかりと言って頂きますけどね」

皆守「・・・・・それは強制参加じゃないのか？」
神鳳「ふふふ、参加者が少ないと九龍くんが可哀想じゃないですか」
九龍「神鳳くんは優しいなー」
神鳳「当たり前ですよ」
皆守「待て待て待て！！」

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阿門「・・・・・・・・・」

双樹「夷澤。全校生徒へのお知らせ書き終わった？」
夷澤「今終わりました！輪転機まわして来ます！あ、っと阿門さんすいません」
阿門「・・・・・いや」
双樹「阿門様ちょっと横ごめんなさい。夷澤！一枚忘れてるわよ！ねえ！！」
阿門「・・・・・・・・・」

神鳳「九龍くん。費用全額の見積もり出来ましたので目を通して頂けますか？」
九龍「はいはい。あ、阿門くんやっほー」
阿門「・・・・ああ」
神鳳「阿門様、良い所に。こことここに朱印お願いします」
阿門「あ、・・・ああ」
（ポン、ポン）

阿門「・・・・・皆守」
皆守「よう」
阿門「・・・・・何が起こってるんだ？」
皆守「日曜に運動会が開かれるそうだぞ」
阿門「・・・・・・・・・」

阿門「・・・・普通そういった事はまず俺を通さないか？」
皆守「諦めろ。１３話以降俺達のヒエラルスキーは三角定規以下だ」
阿門「・・・・・・・」

てな訳で運動会です

当日へ