「学生の主張」
九龍「修学旅行に行きたいです」
いつものようにミルクをパクリに来た九龍がそう言いました。
役員メンバー『・・・・・・・・』
九龍「学生と言えば修学旅行。行きたいです」
阿門「・・・・・駄目だ」
九龍「どうして?」
神鳳「積立金してないからですよ」
九龍「んー。一千万くらいなら出せますが??」(所持金・二千万強)
阿門「そう言う問題でなくてな・・・」
九龍「修学旅行にーーー行きたいーーーーー」
葉佩九龍、単なるだだっ子と化しました。
夷澤「・・・・・あの、センパイ」
神鳳「ここは僕にお任せを。この学年一の秀才の僕に」
阿門「・・・・何かあったのか神鳳」
夷澤「何かあったんすか神鳳センパイ」
神鳳「・・・・いいえ。別に・・・・・」
確実に何かありました。何か言われました。
ここだけで無く他のサイトさんでも言われてました。
(閑話休題)
九龍「むー、旅行ーーーー」
神鳳はむくれてる九龍に近づくとにっこり微笑みました。
神鳳「はいはい、それでは行きましょうか」
九龍「ほんま?」
神鳳「ええ、但し。行き先は名古屋で」
九龍「・・・・・・・・・・いや」
神鳳「嫌ならお止めなさい。行くなら名古屋、嫌なら行きません」
九龍「やだーーーー!!!神鳳くんのいじわるーーーーー、マイナス5×2ーーーーー!!!!」
神鳳「ふふふふ、悪い口ですね。躾ますよ?」
九龍「ぎにゃーーーーーーーー」
脱兎の勢いで九龍は逃げ出しました。
夷澤「・・・・何で名古屋なんすか?」
双樹「九龍くんの地元なのよ」
夷澤「・・・・だから?」
神鳳「夷澤くんはわざわざ地元に観光に行きたいですか?嫌でしょう?行った所で自宅に帰れる訳でも無し、自由に動ける訳でも無し」
双樹「行く場所行く場所、見知った所ばっかりだしね」
神鳳「下手すると道案内させられますし」
夷澤「・・・ああ、成る程」
神鳳「この学校、西から東から北から南から生徒が集まってますから、どこを選んでも苦情が出るんですよね」
双樹「難儀な学校よね」
阿門「そもそも修学旅行があるのは2年次で、アイツは関係ないだろう」
神鳳「気付いてないのが可愛らしいですが」
地元に修学旅行。経験した事は無いが・・・・嫌だろう
夕飯時におひつの横に座ったからって、全員のご飯をよそうくらい嫌だろう
昔、周りが皆ウニを嫌いだと言って、唯一平気だった私の前に5〜6人分集められた時も嫌だった
そもそも天香って修学旅行あるんだろうか・・・・行ったら墓守殆どおらんようになるし・・・・・
九龍。もう少し学校行事あってもよかった
運動会!学園祭!遠足!中国雑伎団鑑賞!合唱コンクール!演劇コンクール!ダンス発表会!←過去に高校で経験したもの達