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5月5日に時代劇専門チャンネルで「まんが日本昔ばなし」をぶっ通しでやってました。
を、観てる、龍麻、壬生、御門、如月の四人。

「飯食わぬ嫁」
ケチな男が飯食わぬ嫁を望んだら、妖怪(二口女)が嫁に来た話
道理に合わないことを望むとしっぺ返しくらうよ、という教訓
菖蒲の魔除けはここから

龍麻「普通に考えて、飯食わん嫁は人外だろ」
壬生「そうだよね」
如月「金が浮くなら人外でも良かったんだろ」
御門「そういう見方もありますね」
如月「正直、龍麻の食費は削ってもいいんじゃないかと思っている」
龍麻「ちょっとまて!」
如月「神様なんだから霞とかで大丈夫だろ」
龍麻「大丈夫なわけあるかい」
如月「鱗でも食べて自給自足してくれ」
龍麻「断る!」

壬生「ご飯は一緒に食べたほうが美味しいですよね」
御門「同感です」

この話を見るたびに「ケチにもほどだあるだろ!」と突っ込みたくなる
昔あった海洋堂の妖怪根付の「二口女」は出来が良かったです


「三枚のお札」
小坊主が山に栗拾いに行って山姥に襲われる話
三枚のお札がチートアイテム
こんなん作れる和尚さんが凄い
山姥って姥捨てされた老人が人襲って食ってるのかと思うと恐ろしい

龍麻「これって二通りのバージョンあるよな」
壬生「そうだっけ?」
龍麻「最初の「返事する札」と「大川を出す札」は同じなんやけど、最後の一枚が「火の海」が出るのと「砂の山」が出んのとを見た事ある」
御門「言われれば最後が違いましたね」
如月「僕が観たのは火の海だったな。最初に飲み込んだ川の水で消してるのを見て「頭いいな!」と感銘をうけたものだ」
龍麻「山姥に感銘うけんなよ」
壬生「砂山は普通にこえてきたの?」
龍麻「僕が観たやつは川をサーフィンでやってきて、山もそのまま乗り越えてた」
如月「なんだその山姥」
龍麻「日本昔ばなしはなかなかぶっ飛んでるぞ」

御門「まあ、一番怖いのは人間を餅に入れて食べる和尚ですね」
龍麻「確かに」
如月「あれは口の中でブチュっとなってるな」
壬生(…………)←想像して気持ち悪くなった


調べたら山姥がサーフィンでくるのはリメイク版らしい
最後が火の海→43話
最後が砂の山→1165話

昔見た絵本だと、山姥の便所にすでに札があって返事してくれてた
親切な札だ

「こがねの斧」
働き者の木こりのじいさんが滝壺に斧を落として龍神様に助けてもらう話
龍神様が最初に出してくるのが「こがねの斧」
「こがねの斧」を断ると、褒めてくれて、こがねと鉄と両方くれる
で、それを見てた隣のぐうたら木こりがマネして斧もなくなって破たんする

龍麻「……イソップで見たぞこの話」
壬生「あっちは女神だったよ」
如月「位置的に微妙な「銀の斧」を排除してるのは賢いな」
御門「「女神の泉で銀の斧っているか?」でスレ立してますからね」
龍麻「スレあんのかい⁉」


三本の斧って銀の斧いらなくね?みたいなスレッドをみた事がある
本家イソップ童話だとヘルメス神が斧を持ってきてくれるらしい
日本人になじみがないため、ヘルメス神から女神に変更になったそうな
鳩時計が元はカッコウ時計なのと同じ理由


「鉢かづき姫」
母親が死ぬ間際に娘に鉢かぶせて、そのかぶせられた姫がなんやかんやあって金持ちの息子をゲットする話

龍麻「あらすじが適当すぎる……」
壬生「本当だね……」
如月「そもそも母親はなんで鉢をかぶせたのか」
御門「父親がロリコンで、自分が亡きあと娘に手を出しそうだったから」
三人「「「…………」」」
御門「嘘ですよ」
龍麻「一瞬信じそうになっただろ!」
御門「陰陽師ジョークです」
龍麻「どんなジョークや」
如月「実際はどうなんだ」
壬生「夢で観音様のお告げがあって従った……みたいですよ」

御門「それよりも、鉢かづき姫が世をはかなんで入水した後、頭が沈まなくて川をぷかぷか浮いていたという描写が笑えるのですが」
龍麻「確かに想像したら笑うな」
如月「死を覚悟しても笑い者とか悲惨だな」
壬生「観音様も罪づくりだね」

龍麻「僕はそれよりも、鉢を壊そうとあらゆる手を使ったけど壊れなかった=伝説の鉢。なんだから頭突きで世界をとれたと思う」
如月「世界をとってどうする」
龍麻「頭突きで鬼退治とか」
御門「頭突きで殺される鬼の身になりなさい」
龍麻「とりあえず、冒頭の石投げてた子供どもは倒せるよな」
壬生「そういう性格の子は観音様の加護いらないと思うよ」


鉢とったら美人はお約束として、私が見たバージョンは財産も鉢の中に入ってた
どうやって入れたのか、夫との財産分与は大丈夫なのか、そもそも頭上に財産持ってて重くないのか(小判て重いぞ)
とにかく疑問が多い話だと思う


「鉢かづき姫」
を観ているポケモンメンバー

トウヤ「これって異頭形萌えの話ですよね」
クダリ「なにを言ってるの」
トウヤ「だって、顔が鉢でもいいんですよ。むしろ、鉢の顔に恋してる!ですよ」
クダリ「いやいやいや!下からのぞいたら顔見えるでしょ!」
トウヤ「女の人の鉢の中を下から覗くとか、なんて破廉恥な」
クダリ「え、なに、ぼくが変なの?」
ノボリ「二人とも落ち着いてくださいまし」
トウヤ「僕だったら鉢が無くなった時点で彼女の魅力9割減ですね」
クダリ「減りすぎ!」
トウヤ「本当。異頭形は浪漫なんです」
うっとりとトウヤ
(あ、これあかんやつや)と思うサブマス

トウヤ「ノボリさんとクダリさんの頭がムーバーグローブだったら、抱かれてもいいと思いますもの」
クダリ「ムーバーなんとかってなに⁉」
トウヤ「勝手に回り続ける地球儀です。竹本泉先生が持ってると書いてあったので、調べたらめっちゃ高い」
ノボリ「……本当に高価ですね」
トウヤ「そのうちお金貯めて買いますので、届いたらちゃんと頭部交換してくださいね」
クダリ「……なんで決定事項なの」
ノボリ「……首切ったら死んでしまいますから」
トウヤ「そこは気合いで」
ノボリ&クダリ「「無理!」」

いくら琴が上手でも、顔が鉢でもOKというあの四男はだいぶ変だと思う

トウヤ「そう言えば、Amazonがホラー映画の「アクエリアス」をめっちゃ薦めてくるんですが、どこから異頭形ってバレるんですかね」
クダリ「映画泥棒とか調べてるからだと思う」
ノボリ(単にホラー映画つながりでは……)

なぜかAmazonのおすすめでホラー映画の「アクエリアス」がトップにきてる
フクロウは嫌いじゃないが、なぜだ


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