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「キラー7をプレイ中の壬生と龍麻」

プレイヤー龍麻。横で説明書持ってアドバイス壬生。

「えっと……」
「敵の笑い声が聞こえたら、R1で武器を構え、L1でサーチ、○ボタンでショット、×ボタンで近くの敵に自動照準、方向キーでターゲット移動、右スティックでリロード」
「ちょい待ち!ちょい待ち!ワンスモアプリーズ!」
「R1→L1→○」
「なんか視点おかしい!」
「龍麻。R1は押しっぱなし」
「先に言えよ!」

「……なぜに当らない」
「龍麻。照準ブレすぎ」
「勝手にブレるんやもん!」
「L1でサーチした段階で照準あってるから、そのまま○ボタン押したらいいよ」
言われた通りにやってみる。
「当たった!」
「おめでとう」

「……中ボスみたいなんが倒せない」
「イワザルがヒント言ってなかった?」
「押すボタン間違えて高速スキップしてしまいましたが何か?」
「……ネットで調べるね」
「よろしく頼む」

【Target00 天使】
OPが始まって、監視カメラでダンに変身する

ハーマンの部屋でチュートリアル

パーキングでデュプリケーター(敵の名前)の核をダンの魔弾で撃って倒す←今ここ

(以下ボスまでの道のり)

「龍麻。中ボスどころかチュートリアルの途中みたい……」
「マジか!!」

マリオで言うなら、最初のクリボーが倒せませんレベル。

「で、攻略は?」
「核を撃てって」
「撃っとるがな!」
「……ちょっと貸して」
壬生にコントローラーを渡す。

龍麻の撃ってた位置から3歩前へ、魔弾セットして発射。
敵、一撃死。

「…………」
「…………」
「……もういい、壬生が最後までやれ」
「ごめん!すねないで!!」

壊滅的にゲームが下手なのが龍麻
壬生のが上手だけどゲームに興味ない

どうでもいいが、壬生の足の間に龍麻が座ってるので、傍から見てるとラブラブである(人間座椅子)


駐車場で卵産んでるのがどうしても倒せなかった実話
要は距離が遠かった。イワザルそこまで言ってくれ
かれこれ1時間はここで足止め食いました



?
「P.T.してるサブマスとトウヤ」

トウヤがPS4の準備
「すいません、ゲームしてもいいですか?」
「いいよ」
「よろしいですよ」

部屋の明かりを消して間接照明のみに
「なんのゲーム?」
「…………」

クーラーの温度をいつもより下げる
「トウヤ様。なんのゲームでございますか?」
「…………」

トイレをすませて、タオルケットを被る
「よっし!準備完了!」
「「ストップ!ストップ!」」
「なんですか?出鼻をくじかないでください」
「先に聞いときたいんだけど、ホラーじゃないよね」
「大丈夫ですよ」
「わたくしもクダリもホラーゲームは得意ではございませんよ」
「大丈夫デスヨ」
((絶対大丈夫じゃない!!!))

「サイレ……メタルギアソリッドの小島秀夫監督の最新ゲームです。怖クナンテナイデスヨ」
「今、サイレントヒルって言いかけた!!」
「ホラーですよね!それホラーですよね!」
「違います、違います、仲良し家族のお家にお邪魔して廊下をグルグル歩くゲームです。楽しいですよ。タノシイデスヨ。たのしいですよ」
トウヤの目が怖いです。

「はい、スタート」
「人の話聞いてよ!」
「トウヤ様!無視しないでくださいまし!」

初っ端。画面を横切るゴキブリ。しかも交尾中。

(瞬時に居なくなる兄×2)

籠城してる寝室のドアをノック
「あのお二方。まだ始まって2秒ですよ」
「無理!ゴキとか無理!」
「ゴキブリがリアルすぎます!わたくしの心臓が持ちません!」
「…………」
「……可愛い弟に一人でホラーゲームさせるんですか?」
「……一人でするの寂しいです」
「「………………」」
「お兄ちゃんと一緒にしたいなぁ」
末っ子の姑息な心理戦

右、頭にしがみついてるノボリ(+毛布)、左、腰にしがみついてるクダリ(+毛布)
「あの、お兄さん方苦しい……」
「ラジオ!ラジオ!なんか喋ってる!」
「トウヤ様!躊躇なく振り向かないでくださいまし!」
「赤ちゃん!赤ちゃん!」
「冷蔵庫が!!!!!!!!!!」
「「なんか出たぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」」
(……うるさい)


ホラーゲームは複数でキャーキャー言いながらするのが楽しいという話
P.T.はPS4持ってないのでニコ動の実況(ガッチマン)を見ましたが、廊下ループしてるだけなのにあの怖さはなんじゃい!!


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