こだわり大事典
あ行
- あさひ-ほうそう(朝日放送)
円谷プロ初期3作品の本放送当時、関西では朝日放送がTBS系列だった。「怪獣殿下」「U警備隊西へ」は製作に朝日放送もからんでいる。(マン、セブン)
- あらん-たいいん(アラン隊員)
世界平和会議を成功させるため、パリ本部から派遣された科学特捜隊員。(マン)
- あーる-せい(R星)
バルタン星人が辿りついた第二の故郷。バルタンはこの星から地球をねらう。(マン)
- あんぬ-たいいん(アンヌ隊員)
ハヤタ隊員をパリ本部へ呼び出すため、やってきた科学特捜隊員。地底人が化けた。(マン)
- うー(WOO)
円谷プロとフジテレビがすすめていた企画。街角の「WOOL」の看板の「L」が取れていたことから。
- いいだ-やま(飯田山)
夏でも雪に包まれた東北地方にある山。雪の精ともいえる怪獣ウーが住んでいる。(マン)
- いえすたでい(イエスタデイ)
バローン砂漠から隕石を持ち返った世界的探検家。その隕石とはブルトンである。(マン)
- いきている-いし(生きている石)
隕石のように宇宙から降ってきた石。科学センター・山本博士によると、人間のテレパシーを受ける能力があり、その心のままに自由に姿を変える。(マン)
- いしうち(石打)
「まぼろしの雪山」は石打のスキー場で撮影された。同・スキー場はTBSのものらしい。(マン)
- いしかわ-すすむ(石川進)
科学特捜隊のイデ隊員役は、企画段階では石川進だった。(マン)
- いわもと-はかせ(岩本博士)
科学センターの科学者で、科特隊ブレーンの一人。ビートルの設計者でもある。(マン)
- うえっとすーつ(ウェットスーツ)
怪獣などのラテックス製の縫いぐるみに対しウルトラQのケムール人で試され、ウルトラマンのスーツに使用された。因みにどちらも古谷 敏氏が演じた。
- うしろまえ(後ろ前)
「ウルトラマン前夜祭」の日、なんと、アントラーの縫いぐるみは後ろ前に着て登場してしまった。(マン)
- うめず-かずお(楳図かずお)
漫画家。朝日ソノラマ刊「ウルトラマン」の著者。
- えふ.あーる.ぴー.-じゅし(F.R.P.樹脂)
ウルトラマンのマスクにはA・B・Cの3タイプがあり、Aタイプはラテックスゴム製。B・CはF.R.P.樹脂で出来ている。(マン)
- えむななじゅうはちせいうん(M78星雲)
オリオン座にある散光星雲。光の国とされている。が、企画段階ではおとめ座にある楕円銀河M87星雲であった。M87星雲は強力なエネルギー空間から電波やX線を放射している恒星集団であり、ノバ化して爆発しているという説もあった。印刷ミスによりM87星雲がM78星雲になってしまった。
- えんたに-ぷろ(円谷プロ)
正式にはつぶらやと読む。いや、正式も何も、当時小学生の私が「えんたに」と読んでいた。
- おおとり(オオトリ)
毛利博士が制作した宇宙ロケット。岩本博士のフェニックス号とライバル視されていた。(マン)
- お-てら-の-たいぼく(お寺の大木)
円谷英二氏は幼い頃、近所のお寺の大木に登り、大空や鳥、飛行機にあこがれていた。
- おにた(鬼田)
生きている石を悪用して怪獣ギャンゴを生み出した。(マン)
か行
- かいじゅう-くよう(怪獣供養)
怪獣墓場を発見した科特隊が怪獣達の魂をいやすために行った。今回は仏式で行われた。(マン)
- かいじゅう-だい-づかん(怪獣大図鑑)
天皇陛下(1960年生)が、初めてお金を使って買った本は、「怪獣大図鑑」(大伴昌司・編集)である。
- かいじゅう-でんか(怪獣殿下)
怪獣の大好きなオサム少年の別名。ハヤタにウルトラマンの落としたベーターカプセルを届けた。(マン)
- かいじゅう-はかば(怪獣墓場)
大宇宙のウルトラ・ゾーンの中にある。退治された怪獣たちの安息の場所。(マン)
- かいよう-せんたー(海洋センター)
海底資源の開発を目的として開設された科学施設。(マン)
- かがく-せんたー(科学センター)
日本有数の科学者集団によって作られている科学施設。(マン)
- かがくとくそうたい-べむらー(科学特捜隊ベムラー)
「WOO」の企画が不調となり次の企画。
- かずみね-だいじ(一峰大二)
漫画家。秋田書店刊「ウルトラマン」の著者。
- からー-たいまー(カラータイマー)
これは金城哲夫のアイデア。「子供にはある明確なパターンがあると、物語に入りやすくなる」と、いうのが理由。ベーターカプセルも同じ。(マン)
- からす-てんぐ(烏天狗)
「科学特捜隊ベムラー」の主人公ベムラーのデザインのイメージは烏天狗のようだった。
- かんでんち(乾電池)
ウルトラマンや怪獣の目などは乾電池で光らせていたが、交換がしやすいようにおもに背中のチャックのあたりにあった。(マン)
- きえた-ほしの-しょうねん(消えたホシノ少年)
「海底科学基地」撮影の合間にロケ地よみうりランドの人工スキー場で遊んでいたホシノ少年(津沢彰秀 )は骨折したために、以降の撮影に参加できなくなった。(マン)
- きがんじょう-の-ぼうけん(奇巌城の冒険)
「バラージの青い石」のオープンセットは、もともと、東宝映画「奇巌城の冒険」(昭和41年)のものを流用した。(マン)
- きゅー-せい(Q星)
太陽系開発計画によって、宇宙ステーションV2が、資源探査器プロスペクターを送りこんだ星。(マン)
- きょうふ-の-ねろんが(恐怖のネロンガ)
初稿段階でネロンガの正体は、電気・ガス・ガソリンなどをエネルギーにするアメーバの一種・ネロンガ菌であった。(マン)
- けいたいよう-でんしずのう(携帯用電子頭脳)
ザラブ星人が地球人と話し合うために作った。小型だが、科特隊の電子頭脳を圧倒するほどのパワーを持つ。(マン)
- けつばん(欠番)
ウルトラセブン第十二話「遊星より愛をこめて」(佐々木守 脚本、実相寺昭雄 監督)は、ある事情から円谷プロで欠番とされていて、現在再放送はもちろん、ビデオ化もされていない。(セブン)
- げすら-じょうりく(ゲスラ上陸)
企画段階でゲスラは「モスラ対ゴジラ」(昭和39年・東宝)の幼虫モスラぬいぐるみを改造使用した毛虫の怪獣であった。機電ギミックの関係上などの理由でトカゲ怪獣に変更されたらしい。(マン)
- こうは-ばりやー(光波バリヤー)
バルタン星人がはりめぐらす、あらゆる光波、熱線を防ぐ膜。(マン)
- こえ(声)
ウルトラマンとハヤタ隊員は別の人格なので声が違う。ウルトラセブンとモロボシダンは同一人物なので、声が同じ(マン、セブン)
- こくどう-87-ごうせん(国道87号線)
ムトウ少年が交通事故にあって死んだ国道。(マン)
- ごとう-たいいん(ゴトウ隊員)
南米ボリビア支部から20年ぶりに日本へ戻ってきた科特隊員。が、その正体はケロニアである。(マン)
- こばやし-てつや(小林哲也)
「ウルトラマン」の本編照明、「ウルトラセブン」では特撮照明を担当。「ウルトラセブン」の後、日本現代企画室を設立。ちなみに実相寺監督らの設立した「コダイ」は、現代・・になぞられて命名された。
- ごんだ-はかせ(権田博士)
イルカの言葉の研究で知られる東西大学の教授。科特隊はピグモンの怪獣語の解読を依頼した。(マン)
さ行
- さんおく-ごせんねん-まえ(三億五千年前)
アボラスは三億五千年前のタイムカプセルから登場した。が、しかしこの三億五千年前というのは三億五千万年前ではないのだろうか三億年もむかしなら、五千年などという小さな数字は無視していいと思う。この事は竹内義和氏・著の「なんたってウルトラマン」 に掲載されていた。氏はこの事をシナリオの間違いに誰も気付かなかった結果だろうと推測している。(マン)
- さん-かめ(3カメ)
ネロンガの火力発電所攻撃シーンは、的場徹特技監督、高野宏一カメラマン、有川貞昌特撮カメラマンの3人で撮影された。(マン)
- さんこう-ぶんけん(参考文献)
この「こだわり初代ウルトラマンのページ」を作成するにあたり、参考、引用させていただいた書物を公表し、感謝の意を表わします。
- ウルトラQ伝説―日本初の空想特撮シリーズの最終資料
ヤマダ・マサミ・著/ASPECT
- 「ウルトラマン」楳図かずお・著/朝日ソノラマ
- 「ウルトラマン」一峰大二・著/秋田書店
- 「ウルトラマン総集編」集英社
- 「ウルトラマン対仮面ライダー」池田憲章、高橋信之・編著/文藝春秋
- 「ウルトラマン大事典」竹書房
- 「ウルトラマン特撮の秘密百科」ケイブンシャ
- 「ウルトラマンに夢見た男たち」実相寺昭雄・著/筑摩書房
- 「ウルトラマンのできるまで」実相寺昭雄・著/筑摩書房
- 「ウルトラマンの東京」実相寺昭雄・著/筑摩書房
- 「怪獣使いと少年」切通理作・著/宝島社
- 学習まんが人物館「円谷英二」/小学館
- 「全怪獣怪人・上巻」ケイブンシャ
- 「ダン モロボシダンの名をかりて」森次晃嗣・著/扶桑社
- 「なんたってウルトラマン」竹内義和・著/ケイブンシャ
- ハヤタとして、父として
黒部 進・著/扶桑社
- 「バルタンの星のもとに」語り・飯島敏宏/風塵社
- 「ファンタスティックコレクション・ウルトラマン」朝日ソノラマ
- 「不滅のヒーローウルトラマン白書」朝日ソノラマ
- 別冊宝島「怪獣学・入門」JICCジック
- 「夜ごとの円盤」実相寺昭雄・著/大和書房
- (五十音順)
- じむ-たいいん(ジム隊員)
隕石の落下以来、中近東で続発する怪事件を調べるため、パリ本部から日本支部へ派遣された科特隊員。(マン)
- しろくろ(白黒)
「ウルトラマン」はカラー放送であったが、『白黒で見てわからない演出はしない』とされていた。(マン)
- しゅわっち(シュワッチ)
「ウァー」とか「シュー」とかのかけ声を英語のスペルに置き換えた「SHWATCH」から。(マン)
- しるびーばるたん(シルビーヴァルタン)
女性歌手。バルタン星人の名前の由来だというウワサがあったが、ウワサの域を越えない。(マン)
- すーぱーがん(スーパーガン)
対グリーンモンス戦でのスーパーガンの光線は、打ち合わせが不十分な時期だけに直線である。(マン)
- すずき-きよし(鈴木清)
円谷プロ生え抜きの敏腕特撮カメラマンで、のちプロデューサーに転向。近作は「ウルトラマンゼアス」「ウルトラマンゼアス2」
- すぺしうむ-こうせん(スペシウム光線)
ウルトラマン最強の武器ともいえるスペシウム光線だが、実相寺昭雄・演出作品6本では一回も使っていない。(マン)
- すぺーすしゃとる(スペースシャトル)
ジェットヴィートルのデザインは、放映当時は不評だったが、スペースシャトルの出現でその先見の明を見直された。(マン)
- すぺるげん-はんしゃこう(スペルゲン反射光)
バルタン星人の胸に新装備されたスペシウム抗体反射板から出る反射光。スペシウム光線を放ったウルトラマンに逆に襲いかかる。(マン)
- せみ-にんげん(セミ人間)
ウルトラマン、第二話のバルタン星人は、セミ人間を改造した。(マン)
- ぜんけい-しせい(前傾姿勢)
ウルトラマンのファイティングポーズは前傾姿勢だが、これは中に入っている古谷 敏氏が火薬に慣れていない「および腰」から。(マン)
- せんぞく-きたお(千束北男)
飯島敏宏氏のペンネーム由来は、住所から。
た行
- だいやもんど・きっく(ダイヤモンド・キック)
全国指名手配の密輸犯人、中島三郎の別名。ホシノ少年らに発見され、子供達を監禁する。(マン)
- たいよう-でんち(太陽電池)
ウルトラセブンの身体についている鎧のようなものは太陽電池である。(セブン)
- たたら-じま(多々良島)
本来は普通の島であったが、地震と火山活動により、怪獣たちの島となってしまった。(マン)
- ちゃーたむ(チャータム)
バラージにあるノアの神の神殿に仕える神官。ノアの神=ウルトラマンとテレパシーを交せる。(マン)
- ついふぉん(ツイフォン)
地球と5万5千860キロの距離ですれ違った新彗星。水爆に影響を与える宇宙線を放射している。3026年7月2日には、地球と衝突する。(マン)
- つぶらや-ぷろ-ふぁんくらぶ(円谷プロファンクラブ)
円谷プロダクション公認ファンクラブ。
事務局/編集部
〒157-0073 東京都世田谷区砧7-4-12 株式会社 円谷プロダクション 内
- てつ(鉄)
対アントラー戦でウルトラマンはアントラーに吸い寄せられる。この事から、ウルトラマンの身体にはいくらか鉄が含まれているようだ。(マン)
な行
- なかそね-まさひろ(中曽根雅宏)
ウルトラマンの「シュワッチ」の声。TBS劇団所属。(マン)
- なかむら-はかせ(中村博士)
モンスター博士の異名を持つ人間嫌いの動物学者。ジラースを家のそばの北山湖で育てている。15年前、ネス湖で行方不明になった二階堂教授がその正体。(マン)
- なかや-きょうじゅ(中谷教授)
阪神大学の教授で、ジョンスン島学術調査隊の隊長。(マン)
- にかいどう-きょうじゅ(二階堂教授)
中村博士に化けてジラースを育てている、動物学者。(マン)
- にのみや-はかせ(二宮博士)
植物学者。ケロニア発見者後藤次郎博士を師と仰いでいる。「ウルトラセブン」のキリヤマ隊長・中山昭二氏が演じた。(マン)
- にじゅうさんぷんはん(23分半)
ウルトラシリーズの正味放送時間。本放送時には中CMはなかった。
- にっぽん・ひこーき-やろう(ニッポン・ヒコーキ野郎)
円谷英二氏が死の直前まで練っていた企画。
ハ
- のあ-の-かみ(ノアの神)
伝説の都・バラージに伝わるノアの石像。その姿はウルトラマンと同じである。おそらく、地球に来た最初のM78星雲人だったと考えられる。(マン)
は行
- ぱごす-はんげきしれい(パゴス反撃指令)
「科学特捜隊ベムラー」「レッドマン」と、企画化、脚本化された。ウルトラQの怪獣パゴスの再登場で企画されたが、地底怪獣パゴスの分身として、ウラン怪獣ガボラとなり、「ガボラ誘導せよ!」と改題され「電光石火作戦」へとなる。
- ぱてぃ-たいいん(パティ隊員)
科特隊インド支部隊員。日本へは休暇でやってきた。演じた真理アンヌさんの名前をもじって、のちの、ウルトラ警備隊・友里アンヌの役名へとなる。(マン・セブン)
- ばらーじ(バラージ)
ノアの方舟が流れついたといわれるアララット山のそばにある伝説の都。砂漠に包まれ、蜃気楼の街とも呼ばれている。(マン)
- パン・スペース・インタープリター
イデ隊員が開発した全宇宙語の翻訳機。124875回路の指示で作動する。(マン)
- ぴあの-せん(ピアノ線)
模型などを吊すピアノ線は、背景と同色に塗られていた。
- ひこうき(飛行機)
円谷英二氏は幼い頃から飛行機にあこがれていた。
- ひどら-の-ぞう(ヒドラの像)
伊豆大室山公園に建っている架空の怪獣の石像。デザインは一般公募され、ムトウアキラ少年のものが採用された。(マン)
- ふぇにっくす-ごう(フェニックス号)
岩本博士が完成させていた宇宙ロケット。テスト回数の不足で金星探検出発を断念。(マン)
- ふくしま(福島)
円谷英二氏の出身地。
最近では、小室哲哉氏の祖父の故郷としても有名。
- ふじい-ようこ(藤井養子)
世界的探検家イエスタデイの秘書。(マン)
- ふじ-さとる(フジサトル)
フジアキコ隊員の弟。(マン)
- ふらんすのぱり(フランスのパリ)
科学特捜隊の本部がある。(マン)
- ふる-すけーる-もでる(フルスケールモデル)
ガヴァドンのしっぽ、ジェットビートルの入り口などは、1分の1の大きさで作られていた。(マン)
- ふろすぺくたー(プロスペクター)
Q星に送りこまれた惑星探査機。地下資源や大気を調べる役割を持つ。(マン)
- ぺこ-ちゃん(ペコちゃん)
円谷英二が育てたスクリプター第1号・穴倉徳子氏のこと。のちにプロデューサーとなる。「ウルトラマン怪獣大決戦」では新撮部分の監督も務めた。
ま行
- まじっく・いんき(マジック・インキ)
ガヴァドンの奇妙な足音は、マジック・インキをガラス板にこすりつけて作られていた。(マン)
- またんご(マタンゴ)
バルタン星人の声は、東宝の「マタンゴ」のもの。(マン)
- みさつえい-しなありお(未撮影シナリオ)
レッドマン企画段階での未撮影シナリオのその後は、
- 『地球を売る男』
- *侵略宇宙人が核戦争を起こそうとする。→「引力のなくなった日」→「禁じられた言葉」へ。
- 『リプロスが狙っている』
- →少年月刊誌「ぼくら」連載「ウルトラマン」一峰大二・画「怪獣ウェットマン」(原作・梓博)
- 『宇宙基地救助命令』
- *ベムラー時期からのプロット「黄金怪鳥スバード」をシナリオ化。のちの「宇宙船救助命令」に。
- 『マンダスの島』
- →「漂流する惑星」→「散歩する惑星」(ウルトラセブン)へ
- 『怪獣用心棒』
- →少年月刊誌「ぼくら」連載「ウルトラマン」一峰大二・画「怪獣ゴルダー」(原作・上原正三)
- などとなって発表された。
- みろがんだ(ミロガンダ)
オイリス島の川のほとりに咲いていた花。その幼年期の姿は、巨大な植虫植物である。(マン)
- むとう-あきら(ムトウアキラ)
ヒドラの像をデザインした少年。鳥の観察の帰り道、国道87号線でひき逃げされる。(マン)
- め(目)
ウルトラセブンの変身は、目を中心に行われる。仮タイトルも「ウルトラアイ」。モロボシダン役の俳優も、目に魅力のある人で選んだ。目へのこだわりは、「アイスラッガー」へと引き継がれる。(セブン)
- もうり-はかせ(毛利博士)
自らが設計した宇宙ロケット「オオトリ」に乗り、金星へ出発する。宇宙開発研究所に所属。(マン)
- もりた-はかせ(森田博士)
科学センターの科学者。東京に舞い降りた放射能の赤い霧を研究。宇宙局の会議でザラブ星人に対立。(マン)
や行
- やまだ-はかせ(山田博士)
オイリス島調査団の団長。世界的な植物学者で、植物の品種改良の権威。ミロガンダにガンマー線をあてる。(マン)
- やまだ-ようじ(山田洋次)
「男はつらいよ」で有名な山田監督は、「ウルトラQ」のファンだった。が、「ウルトラマン」になってから訣別。理由は「戦闘的でよくない」(Q・マン)
- ゆき(ユキ)
ゆきんこと呼ばれ、村人からけむたがられている少女。ウーと話ができる。(マン)
ら行
- りゅうがもり(竜ヶ森)
ベムラーを追ってきたウルトラマンと、パトロール中のハヤタが衝突した埼玉県の地名。(マン)
- りゅうがもり-こ(竜ヶ森湖)
ベムラーが姿を隠した湖。(マン)
- れっど-まん(レッドマン)
「科学特捜隊ベムラー」の次の企画。主人公レッドマンも頭の部分を除いてウルトラマンに近づいた。(マン)
- ろけ-げんば(ロケ現場)
「侵略者を撃て」
・科学センターの外、入り口付近→長沢浄水場。
・内部→TBS内。
「科特隊出撃せよ」→西伊豆。
「大爆発五秒前」→葉山マリーナ。
「沿岸警備命令」→横浜港。
「電光石火作戦」→西湖方面。
(台風後の地割れを撮影)
「謎の恐竜基地」「宇宙から来た暴れん坊」→伊豆半島の下田方面。
「ミイラの叫び」→瀬田、奥多摩。
「悪魔はふたたび」→千駄ヶ谷。
「恐怖のルート87」「噴煙突破せよ」→伊豆シャボテン公園。
「地上破壊工作」→赤坂TBSスタジオ
「故郷は地球」→渋谷の体育館、晴海貿易センター。
「海底科学基地」→よみうりランド。
「果てしなき逆襲」→鎌倉。
「射つな!アラシ」→渋谷・都立児童会館。
「宇宙船救助命令」→軽井沢。
「さらばウルトラマン」→東レ・基礎研究所
- ろまんちすと(ロマンチスト)
円谷一氏はかなりロマンチストだったと伝えられている。
わ行