第64回 市民体育大会 
優勝 奈良市立春日中学校
準優勝 奈良市立平城中学校
第3位  奈良市立登美ヶ丘北中学校

5月9日の結果

三笠中会場 平城西中会場 平城東中会場
富雄 2−1 伏見 若草 0−2 春日 富雄南 3−5 東大寺
三笠 2−2
(P2-3)
二名 女子大附 0−6
京西 帝塚山 5−1 平城東
都跡 3−2 富雄 平城西 0−1 春日 東大寺 6−1 都南
飛鳥 0−6 登美ヶ丘北 京西 3−6 平城 奈良育英 3−3
(P3-2)
登美ヶ丘

5月15日の結果

鴻ノ池球場
都跡 0-6 登美ヶ丘北
二名 1-4 平城
春日 1-0 奈良育英
帝塚山 1-7 東大寺

5月16日の結果

鴻ノ池球場
準決勝 登美ヶ丘北 4-8 平城
準決勝 春日 4-2 東大寺
決勝 平城 2-2
(P3-4)
春日
3位決定戦 登美ヶ丘北 3-2 東大寺

第64回奈良市民体育大会優勝は奈良市立春日中学校。粘る平城中学校を突き放し、堂々の優勝です。
MVPは何といっても投手の大前君。前日の育英戦での完封と、準決勝の東大寺戦での完投で、疲れもあった
はずなのに、決勝戦も8イニングを、最後まで力衰えることなく投げきりました。その投球たるや見事なものです。
味方のまずい守備などもありましたが、挫けることなく励ましの声をかけ、愛と勇気のピッチングを貫きました。
また、サヨナラのホームを踏んだキャッチャーの坂本君も元気な声を出し、ピッチャーとチームを盛り立てて
いました。あの元気な姿は我がチームの選手達にも見習わせたいです。
そして、そんな選手達の頑張りを信じ、最後まで勝利を疑わなかった監督も素晴らしかったです。準決勝後に
迷うことなく主将の大前君を連投させることを選択したその手腕は、采配3年目の若手監督とは思えませんでした。
特別延長戦でも、そんな監督の祈りが通じたのか、修羅場をくぐってきたはずの平城中の守備の乱れなどもあって
サヨナラ勝ちをすることが出来ました。失敗続きの選手に怒ることもなく、信じて起用し続けた姿は見習わなければ
いけないと思わされました。

敗れた平城中学校も、7回に同点に追いつくなど見事な粘りを見せました。松林君・井上君のリレーと、女房役の
服部君の頑張りは見事で、今回の敗戦は夏に向けてまた成長させる糧となったことでしょう。

両チームとも最後の夏に向けてより一層頑張ってもらいたいと思います。

天候にも恵まれて何とか3日間の日程を終えることが出来ました。
応援に駆けつけていただいた保護者の皆様。運営に携わっていただいた先生方。
お仕事で毎日お疲れの中、整備、ライン引きなどまでやっていただいた元奈良県審判長。
ご協力ありがとうございました。奈良市はまだまだ強くなっていくんだろうなと思わされる、そんな市民体育大会でした。

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