B.B.KING KING OF BLUES!モダンブル-スを語る上
では避けて通れないBIG NAMEですよね?
スマ-トな短音ソロと、タメの効いたチョップ奏法
表現力抜群のビブラ-トにチョ-キング!更には
愛器ルシ-ルから放たれるファットでクリ-ンな
音・・・代表作LIVE AT THE LEGALは必聴
CLAPTONとはRIDING WITH THE KING
での共演等多数。私的に一番印象に残っている
のは98年10月16日ア-ルズコ-トでのJAMで
す。BONNIE RAITTも参加し三つ巴のコ-ル
&レスポンスは最高。正にブル-スとは何ぞや!
と身を持って教えてくれています。
 BUDDY GUY ド派手な水玉模様のギタ-にオ-バ-オ-ル、どんな
人格してるんだか疑いたくなります。その上に変
態的なフレ-ズ。彼の魅力は爆発した時の感情直
情型の誰にも手に負えないパワ-でしょうね。
特にグニョグニョの音階不明チョ-キングが凄い。
CLAPTON先生との固い友情の下、共演も多
数。中でも87年のロニ-スコットや90-91年の
ブル-スナイトでのバトルが好きですね〜。
不遇な時代も有りましたが、90年代に大復活!
BONNIEも参加のFEELS LIKE RAINは
秀逸な作品。何はともあれ、愛すべきブル-スマ
ン・彼にはそんな呼び方が似合います。
 FREDDIE
  KING
3大キングの中ではロック界に一番影響を及ぼし
た功労者ですね。彼が居なければ今のロックギ
タ-も違ったものになってたかも?スロ-ブル-スと
インスト曲との二本立てスタイル。何よりも豪快
奔放なイメ-ジが有ります。この人のパワ-もすさ
まじいです。CLAPTON先生も非常に影響を受け
HIDEAWAY・HAVE YOU EVER LOVED
A WOMAN等かなりの曲を取上げていますね。
印象深いのは、やはり70年代での共演です。
74年7月6日のバトルは面白いですね〜。
惜しくも76年に亡くなりましたが、いま尚その煌き
は失われておりません。
 ALBERT
  KING
2メ-トルの巨体にパイプをくわえた容貌、ヤ○ザ
屋さんも避けて通りたくなりそうですね。音楽的な
スタイルは色々なジャンルに対応出来るスマ-トな
一面も持っています。ギタ-スタイルは超・超協力
なチョ-キングを無くしては語れません。重量級の
パワ-チョ-クで色々なフレ-ズを組み立てていくの
は圧巻です。変則チュ-ニングに左利き、もう誰に
も真似の出来ない唯一無二のスタイル。代表曲
はBLUES POWERで決まりでしょう!10分を
超える熱演の中にブル-スの全てが凝縮されて
居ます。CLAPTONはCROSSCUT SAWや
BORN UNDER等を取上げてましたね。
 MUDDY
  WATERS
エレクトリック・ブル-ス界に及ぼした影響は計り知
れないものが有ります。バンドとしてのスタイルを
定着させたばかりで無く、彼のバンドメンバ-から
とてつもない数の素晴らしいプレ-ヤ-を輩出しま
した。巨匠サンハウスから直接手解きを受けたと
云われるギタ-スタイルはスライドギタ-の素晴ら
しさと何とも言えない微妙な音程がブル-スしてま
すね〜。CLAPTONにとっても恐れ多いのか、
以前はマイナ-な地味な曲を取上げてましたが、
伝家の宝刀FROM THE CRADLEで満を持し
てあの超有名曲HOOCHIE COOCHIE MAN
を演奏しました。惜しまれつつ83年没。
ここでは ERIC CLAPTON先生に縁の有るBLUES ARTISTをメインに

様々な素敵なBLUES MEN達に敬意を表しつつ自分なりのレビュ-を書け

ればな〜と思います。幸いCLAPTON先生は非常に沢山のBLUESMEN

との共演音源を残してくれています。その中で特に印象深いものを取上げて

いきたいですね〜。