最後の修行(1) 八八越え 2006年11月3日

  

 5時40分 ホテルを出発。10分ほどで駅前に着きましたが、コンビニが開いてません。
 6時の開店を待って昼食と非常食をゲット。今日のお昼は女体山の山中になるなぁ〜。

 6時10分発の志度行きサンクス号に乗車。3両編成なのに後の車輌から前の車輌に移れません。
 チョット変わった編成でした。とりあえず真ん中の車輌に乗ってみると乗客は私一人。
 サンドイッチをパクツキながら30分ほどのローカル線の旅を楽しみました。6時44分着。

 県道3号線を南下して1時間ほどで、長尾寺奥の院 玉泉寺 着。「お大師さんの休み場」でチョット休憩。
 途中で一人のお遍路さんに追い越されたのですが、あっという間に姿が見えなくなりました。早足だなぁ。

 8時24分 長尾寺。催しが行われるようで境内に車が入って準備をしてました。
 本堂の前には「平成大修繕」の看板。もう少し控え目にして欲しかったな。歩きへんろの感傷かな。
 さぁ あと一つ。とうとう あと一つ。いよいよ あと一つ。8時48分出発。
 30分ほど歩いたところで、何だかよく分かりませんが記念に1枚。四国の風景としておきます。

 9時28分 一心寺。休憩していると隣家のオバサン出てきたので挨拶。最後の札所を目指すお遍路さんが
 よく休んでいくそうです。「ここで会うお遍路さんは、みなさん穏やかな顔をされてますよ」と言っていました。
 「ダムの上にお遍路さんの集まるところがあるので寄ってみなさい」の言葉に送られて出発。
 日差しが出て暑くなってきたので半袖になって歩き出しました。

 10時9分 おへんろ交流サロン。お遍路さんで賑わっているのかなと思ったら私一人。
 館内をゆっくり見学させて頂きました。
 見事なゴロゴロ石。東洋町の辺りを歩いたのは去年の春かな。このころは先へ先へと歩いていたので
 海岸には下りませんでした。残念。今度歩くときは、ゆっくり巡ろうっと。
 こちらで「四国八十八ヶ所遍路大使任命書」を頂きました。第698号となっていました。

 多和神社の前を通り「譲波周辺の自然」の案内板を過ぎた辺りでキラキラ輝きながら舞っている蝶を発見。
 葉っぱの裏に止まったのでの覗き込むと、銀色の羽根を付けていました。

 1時間くらい歩いた山道で自転車を発見。まさか遭難事故?と周りを見回しましたが人影はありません。
 前かごに遍路道の地図が置いてあったので、この先は歩いて登っているのかな。

 12時 小さなピークを越えて気が緩んだのか、この下りで足を滑らせて右手の崖へ落ちそうになりました。
 1日に何人くらいのお遍路さんが歩くのかわかりませんが、ここで動けなくなったら命取りです。

 登山道入り口から30分くらい歩いたところに災害復旧工事の看板がありました。工期は10月30日までと
 なっていましたが、まだ終わっていないようです。崖崩れ現場の上を巻くように迂回路がありました。

 13時15分 女体山。 途中、岩場をよじ登るような所があり、遍路道と言うよりも修行の道という感じです。
 山頂で子連れのカップルとツーリングスーツ姿のおじさんに会って挨拶。自転車の持ち主でした。
 登りがきつくなったので置いてきたそうです。
 13時53分 奥の院。途中でネクタイ姿の男性とすれ違う。山道でこの姿は怪しい。刃物でも持っていたら
 火曜サスペンス状態やと勝手に想像していると、少し後からお遍路さんが付いてきたので納得。
 タクシーの運転手さんか。大変だな〜。

 14時19分 大窪寺。山道を下っていくと小さなお堂が現れ、気が付いたら大窪寺に着いてました。
 最後の札所なので仁王門の姿を見ながら、一歩一歩踏みしめて辿り着きたかったのですが残念。
 境内は観光客でイッパイ。納経所も混雑気味で結願の雰囲気を味わうどころではありませんでした。

 門前のおみやげ屋さんで明日の朝食をゲットするつもりが、土産物ばっかりでオニギリは無し。仕方なく
 ゆず羊羹と栗羊羹をゲット。

 15時5分 門前の民宿へ。泊まり客は7名。
 夕食時、同じテーブルになったのは、神戸と愛媛の歩き遍路さん。神戸の方はハガキ絵を描きながら
 巡ってきたそうで、絵を見せて頂きました。見覚えのある風景もありましたが、見る視点が違うのか
 見たことがない場面もありました。絵心があれば、絵に描いて残すのもいいな〜。

 結願したら一人でお祝いをしようと考えて、コンビニで赤飯のオニギリを買い込んでいたのですが、
 夕食にお赤飯が出てビックリ。ここでは毎日がお赤飯の日かも・・・。