さくら満開 遍路道 (1) 平成18年4月8日


 7日 仕事を終えて大阪梅田へ。今回は阪神バスを利用して前回区切った宇和島へ向かいました。
 待合所で待っていると2台のバスが到着。そうか、春休み最後の連休か。
 1号車は宇和島自動車のバスで、真ん中の前から4番目でしたが、足下が広くなかなか快適でした。
 座席の位置で快適さはずいぶん違います。

 6時30分 宇和島バスセンターに到着。待合所を借りて遍路の支度をし歩きはじめました。
 直ぐに宇和島城の満開の桜が目に入ったので交差点内から1枚。朝日を浴びて輝いてました。

 JR宇和島駅のコンビニで朝食用のオニギリを調達。この時間開店していたのは駅前だけでした。
 しばらくして道端でドラえもんに出会いました。通学路になっているのかな。

 光満川に沿って歩いていると、山あいに朝日に輝く桜を見つけました。
 遍路道を歩きはじめて3年。満開のさくらの中を歩くのは初めて、なかなかいいものです。

 9時 JRむでん駅着。手前の交差点で道を間違えて県道に入ってしまい、10分ほどロスしてしまいました。

 9時20分 龍光寺着。アレ?仁王門が無い?。その替わりに石段の上の真っ赤な鳥居が目に入りました。
 珍しいなぁ〜。

 こぢんまりとした静かな境内に数人のお遍路さんと地元のお年寄りがお参りしてました。

 納経所で歩きかと聞かれ答えると、いきなり佛木寺への道順を教えてくれました。

 「石段を12段おりると右に遍路道の案内がある。右に曲がって進むと駐車場に出る。旅館の看板のところに、
  また遍路道の案内があるので、そのまま山道に入る。後は道なりに歩くと車道に出る。」とのことでした。感謝。

 佛木寺への遍路道は「コスモス街道」と聞いていましたが、「チューリップ街道」でした。春ですからね。
 途中、手押し車に荷物を満載したお遍路さんに出会いました。反対車線だったので会釈をしただけですが、
 プロのお遍路さんかな。

 10時15分 佛木寺は長閑な田園風景の中に建っていました。
 立派な仁王門と広々とした境内は龍光寺と対照的です。
 ただ、仁王門の天井絵は何となく色あせている感じ。あまり派手なのもどうかと思うけど・・・。

 10時45分 峠越えに備えて早めに腹ごしらえと思ったら、門前に食堂が見あたらない。しかたなく山門の前に
 出ていた饅頭屋さんで、5個入りの芋餅を買って東屋で早めの昼食。作りたてをパックしたのか、チョット汗を
 かいていたけど腹持ちは良さそう。

 直ぐ横の自販機でペットボトルを買い込もうと財布を出していると、車から降りてきたお遍路さんに声を掛けられ
 缶コーヒーとリアルゴールドをお接待して頂きました。感謝。

 11時50分 いよいよ歯長峠の鎖場へ。若いころなら鎖に頼らず登れそうな坂でしたが、やっぱり年かな。
 一歩一歩、久々の峠越えを楽しみました。

 12時5分 山頂付近の小屋に歯長峠の説明書きがあったので記録しておきました。

 峠や峠道には昔からのいろんな人々の思いが漂っているのでしょうか。
 薄暗い山道の中、差し込んだ日の光を受けて輝いている苔生した倒木。これが空海も歩いた遍路道かな。
 ただ、残念なのは山奥まで伸びたアスファルト道のせいで、粗大ゴミが遍路道まで浸食していました

 そう言えば、皆田の休憩所で会った横浜から来た女性のお遍路さんも、道沿いのゴミの多さに嘆いてました。
 足を痛めたとかで、直ぐ先の「みやこ」さんへ投宿するとか。4巡目にして初めて通しで歩いているそうです。
 気をつけて。

 14時30分 宇和高グランド前。少し手前の路地で遍路地図を見ていると、前から来たお婆さんが道順を教えて
 くれました。「いま、お参りして甘酒を頂いてきました」とのこと。桜は満開。本当にいい季節だなぁ。

 14時45分 明石寺着。今日は花まつり。仁王門前に甘酒のお接待がありました。
 いつものように、仁王さんの写真を撮ろうと思ったのですが、格子が小さく金網もあって上手く撮れません。
 ちょっとムキになってアングルを決めていたのですが、ふと視線を感じて振り向くと目の前に納経所が・・・。
 あきらめて、大ワラジの写真を撮って本堂へ向かいました。

 15時10分 門前にあるレストランへ。ガイドブックで紹介されていた「大師うどん」を頼んでみました。
 ワカメたっぷりで、ゆで卵入り。私にはちょうどよい味付けでした。

 遍路道を卯之町駅方面へ下り、途中のショッピングセンターで夜食と明日の朝食を買い込んでホテルへ。
 フロントで明日早く出発したいと申し出ると、希望の時間に玄関を明けてくれるとのこと。感謝。