昨年の初冬に続いて2度目の高野山町石道。
前回見つけることの出来なかった町石を求めて歩いてきました。
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9時20分 九度山駅を出発。慈尊院までは九度山町内の旧道を歩きました。
途中に高さ約2mあまりの陶像「米金の金時像」がありました。
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30分弱で慈尊院着。大師堂の前を通って180町石のある石段を登ります。
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慈尊院から1時間余り、柿園の中をクネクネと歩いて徐々に高度を上げていきます。
12時前 石段を登ってようやく六本杉に到着。前回歩いたとき、六本杉の曲がり角にある
石碑を136町石と思いこんでいましたが、「板碑」と呼ばれるものでした。
136町石は檜林の中にひっそりと立っていました。
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苔むした石の道。どのくらいのお遍路さんが歩いたのだろう。
倒れかけた木から天に向けて真っ直ぐに伸びる枝。生命の力強さを感じます。
苔むした丸太の腰掛け。使われなくなってどのくらいになるのだろう。
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12時35分 二ツ鳥居着。初代の鳥居は弘法大師が建立したそうです。
古木の割れ目に、小さな石仏がひっそりと鎮座していました。
15時20分 40町石前。根本大塔まであと4キロ強。
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木立の中をすすむ遍路道。雨上がりに薄日が差し緑がいっそう映えていました。
16時35分 大門着。8町石は交差点の角。7町石は鳥居の奥にありました。
16時55分 根本大塔着。
秋の遍路道歩きの安全を祈念して歩いた7時間35分の町石道でした。
7月17日 窪川町まで来ました。
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