往復メール集
@〜F
 テレビが今、官の主導でアナログからデジタルへ移行しようとしている。

視聴者が真にそれを望むなら、それに見合う相当の対価を支払ってでも

設備を替えるに違いない。

モノクロからカラーへの移行がそれを証明して見せた。

しかし今回は、平行しながらの転換が困難であって一気にそれをなさねば

ならないのがネックで、企業(放送局・家電メーカー等)や、視聴者の思惑が

まちまちで官主導にならざるを得ない面も確かにあると思われる。

 しかし、このような視聴者側に当然あるべき選択権といったものが
 
軽んじられている感じをどうしても拭う事が出来ない。

 テレビにとって、これは一つの例に過ぎないが、『テレビ』という物が

発明されてから今日まで、真に人類にとって共通の幸せ(公益)に沿って

発展してきたかどうか、ときどき疑問に思うときがある。

他の全然別の使われ方もあったんではないかと。

しかし、それも机上の夢想で今日のコマーシャリズムに乗った使われ方

以外は難しかったと言われればそれまでの話ではある。

 こんなことをくどくどと言うのはパソコンにおいても似たようなことを

感じるからである。        (おわり)

 
  


  フェルナンデスが「こんなメールの使い方もあるのではないか」と

  一人で、メールの往復便を書きました。フェルナンデスAから同 Bへ.。

  ユーモアーメールを楽しんでください。