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高 知 ニ キ
 休日を利用して、大阪にある、「サイバーダイン・システムズ」というコンピューターのシステム会社へ、家族と共に見学に行ってきました。
 朝早くに出かけたのですが、受付、案内のお嬢さんは、赤いスーツのよく似合うたいへん美しい人ではありましたが、声が大きく、ハイテンションなお話し振りなので、いっぺんに眼が覚めました。工場の入り口では、照明がとても強いらしく、目を守る為のサングラスを配っていました。
 大きなスクリーンで、この会社の概要説明と広告が映し出されるとそのステキさに思わず身を乗り出してしまいます。未来型ロボットをフルに使った完全自動の日常生活はもうそこまで来ているらしいのです。今更ながら、コンピューター生活のすごさに驚かされます。…  と、その時でした。
 スクリーンに妨害電波が入り、警告音と共に戦闘服姿の女性と、少年の姿が映し出された。「騙されてはいけない。やがてコンピューターが人間を支配する暗黒の時代がやってくる、今この工場を爆破しなければ人類は大変な事になる。ここは、あと5分で爆発します。だからみんな早く逃げて!。」 リンダ・ハミルトンに似た女性が狂ったように、そう叫んでいます。私達の家族は大変なところに来てしまったというわけです。なに?リンダ・ハミルトン?じゃあ、彼女はサラ・コナー。そして少年は、サラの息子で未来の抵抗組織のリーダーになるジョン・コナーなのか。
 
  
そうです。ここは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパーン。私達家族が最初に入ったのが、ここU・S・Jのターミネーター2・3Dのアトラクション会場でした。
 会場を走り回る生身の俳優と、シュワルツェネッガー主演のオリジナル3D映像をうまくミックスさせていて、見るものを思わずのけぞらすほどの迫力でした。私達は、興奮冷め遣らぬまま次の会場へと向かうのでした。
 このあと、バックドラフト、ジュラシックパークライダーなど体験しましたが、この日は特に夏休み最終週とあってか、ものすごい人出で、食事するにも一時間ほど並ばなければならず、よくよく日を選ばないといけないと思った足の突っ張る休日でした。