八神健先生のプロフィールです。先生から得たコメントをなるべくオリジナルで掲載しますね。(^^;;

生年月日1966年5月31日
出身地広島県広島市
兄弟3人兄弟で、長男
趣味一時期シンセいじってたりしてたけど最近すっかりご無沙汰。今はMacかな。カスタマイズの鬼と化してる(^_^;
好きな漫画家( )内はおすすめ単行本

吉田戦車(『くすぐり様』、『タイヤ』)

須藤真澄(『アクアリウム』、『ゆず』)

主な作品(作品紹介コーナーで詳しく紹介します!) 『サボテンの剣』

『ふわふら』

<『ふわふら』のサブタイトル>

 ○『夢から覚めたら』・・・・・・短編集にて初掲載

 ○『そして伝説へ…』・・・・・・週刊少年ジャンプ増刊 H5年SS

 ○『サマーボーイズ』・・・・・・週刊少年ジャンプ増刊 H5年AS

 ○『飛んで火に入る夏祭り』・・・週刊少年ジャンプ・H6年34号

以上、『八神健傑作選・1(集英社)』(短編集)に収録

『密・リターンズ!』・・・・・・週刊少年ジャンプにH7年10号〜H8年19号連載、コミック全7巻

『カレンダーボーイ』・・・・・・赤マルジャンプ・創刊号に掲載(H9/1/20)、読切り。コミック『きりん』3巻に収録

『きりん』・・・・・・週刊少年ジャンプにH9年41号〜H10年10号連載


“先生と対談”のコーナー

先生に色々質問して、得られた答えを紹介します。



○漫画家になろうと思ったきっかけは何ですか?

  高2のとき『うる星やつら』にハマったのがきっかけ。


○先生の作品「ふわふら」の名前の由来である「おニャン子クラブ・うしろゆびさされ組の『ふわふら』」ついて何か思い入れとかありますか?

  うしろゆびさされ組・『ふわふら』に限らず、あの当時はミョーにアイドルばっ
  か聴いてました。「おれって、なんか、B級っぽいの、好きなのかも…」って、
  この頃自覚した気がします。


○一つの話を書き上げるのにどれくらいの時間を必要としますか?(アシスタントさんが担当する部分は除いて、あくまで先生が必要とする時間)

  ネームに2〜3日、作画に3〜4日。(『密・リターンズ!』連載時)
  作画の3〜4日の間ぼくは主線(人物)しかやってません。描くのが遅いので3
  〜4日フルに使って主線にしか手がまわらないのです(恥)
  ネームは、読み切りとか、連載1話目とかでページ増えるとかなり時間かかりま
  す。(ひと月くらい?)

○生まれてから(?)今までに、道端で「あっ、八神先生だ!!!」って言われた事、一度くらいありますか?

  ないっす。<つまんねーこたえ(°-゜)\バキ

○「密・リターンズ!」の連載時には何人くらいのアシスタントさんがおられましたか?

当時6畳ほどの仕事場でしたからねえ、いちどに自分を含めて4人まで入るのが限度でした(^_^;
メンバーは、わりと入れ替わってて、初期のメンバーには、月島薫先生(『心理捜査官 草薙葵』)がいました。みんな、狭い部屋で、文句も言わず、よくやってくれたなあ(T_T)
ちなみにぼくは、ジャンプに持ち込み始めて以来アシスタント経験はまったくありません。なんか『冨樫先生の元アシスタント』ということになっちゃってるみたいですが(ネットニュースでそういう記事があった。だれひとりつっこんでなかった(゜▽゜;)正真正銘デマです(^_^; 似てるとか言われるのは光栄なんですけど、冨樫先生の方では迷惑してるかもしれないし…。さらにちなみに、『冨樫先生の元アシスタント』のかたが、ウチのアシスタントに入っていたことはありました(ややこしい?(^_^;)。22話あたりからだったと思います。

○プロのアシスタントさんっているのですか・・・?フリーターみたいな人(お呼びがかかったらアシスタント、普段はバイトみたいな)が多いのでしょうか??

アシスタントだけで食っていこうと思ったら、週4日から5日仕事場に入って、技術もチーフ級でないとキツイかな…。そういうひとも中にはいますけど、基本的には“漫画家のタマゴ”ですからね、週4日も5日も仕事場に入ってたら自分の作品やる時間がありません(^_^; だから方法はひとそれぞれですが、自分なりに時間をやり繰りできるようなバイトをしながら、というひとも確かにいます(ウチにもそうしてるひとがひとり)。あとは、集英社(ジャンプ)から小さな仕事がまわってきたりとか。ぼくの場合は『月刊ジャイアンツ』という仕事があったので実際にはやらなかったのですが、ジャンプの『プレゼント応募のきまり』のページのカットとか、ジャンプノベルのイラストなどの仕事は、希望すればまわしてもらえたようです。


○先生って昔シンセいじってたんですよね?いつしか「密・リターンズ!」のおもて表紙の裏の作者コメントの所にお友達のバンドのライブの事が書いてありましたが、ひょっとして先生も音楽やってたんでしょうか?

中高生の頃、YMOのコピーバンドなんぞを(^_^;
持ち込みを始めるちょい前くらい(3〜4年前?)にも上とは別のメンバーで、このときはオリジナルでやってました(バンドというか、多重録音のみのグループでしたが)
前者は、音楽としてはひどいもんでした。YMOの“スタイル”に憧れたやつらでしたから(^_^;
後者では『恋は超電導』ほか2〜3曲のオリジナルをつくりました。

ちなみに歌詞っす(↓)

♪『恋は超電導』  作詞・作曲 邦宅サンタナ

私の恋は超電導 たとえ30万キロ離れていても
心のスイッチ あなたがONにしたから
恋のリニア・モーター フル回転

絶対0度の星空に 目覚めた私はマイスナー効果
宙に浮かんだ私の目の前に
あなた にっこり微笑むの

*二人すべるコイルのすべり台
 けれども あなたのソナーに映るの
 私ひとりじゃ ないみたい

私の恋は超電導 電子の速さで翔んでゆくの
ふたりの宇宙 すべるリニア・ライナー
恋の温度は プラズマ臨界点

BCS理論は知らないけど 恋の法則フレミングの左手
あなたを想う 私の心は 永久不変よセラミック

*(くりかえし)

私の恋は超電導 プラスマイナスあるけれど
私の時計 早く回りすぎるの
恋の磁力は ハイパーマグネット

…以上です(^_^;(<書くかフツー…しかもフルコーラス)
もろアイドルっぽい曲で、女の子が歌ってくれたらピッタリだったのですが、女の子の知り合いなんていなかったので(T_T)、自分で仮にボーカル吹き込みました(^_^; 歌ってるとき、横で友達が呼吸困難になってました。いつかMIDIで打ち込みたい…でもいつのことになるやら(^_^;

○なんか、歌詞が「勉強したての知識満載!!」って感じですね(^_^;;

う、バレた(^_^;
この歌以前に、なんか漫画に使えんかなーと思って少しそのテの本読んでたんです。“生体超電導(<なんだそりゃ)”の女の子が出てくる、ちょっとSFっぽいの描きました(ネームのみ、しかも未完)もろ『バオー』の影響受けてました。で、この歌詞書くときには結構忘れてたんで、そのテの本あらためて読み直しました。(『単語を拾った』というほうが正しい)
ちなみに『密・リターンズ!』の“風(ルン)”や“珠(ティグレ)”も、同じ要領で、連載中にチベット密教関連の本から、もっともらしい単語を拾い出すという作業をした成果(爆)です(^_^; 結果、とくに“珠(ティグレ)”なんか無理矢理漢字当ててるし、もとの意味とは全然違う使い方してます(あの能力自体創作だから当たり前だけど(^_^;)

○先生愛用「Mac/Performa6310」について良かったら語って下さい。

今だと、出た当初の3分の1くらいの価格で買えるんじゃないでしょうか(^_^;
最近は、使ってて力不足を感じることが多いですねえ(^_^;
こないだも、「『ヴァーチャルPC』というのを入れればWIN系のソフトも使 えるようになる」と聞いて喜んでたんですが、「もっと上級機種でないと使用不 可」と店頭で知ってガッカリ(T_T)(T_T)
メモリも最大64MBしか積めないし…(T_T)
メモリうんぬんについては、購入時にコンピュータの知識が少しでもあったら、 もっと上級機種買ったと思いますけど、当時、コンピュータについての知識ゼロ でしたからねえ(^_^;
購入当時は「なんて物買っちまったんだああ(;_;)」と、ホント泣きそうになりま したよ。全然わかんなくて(^_^;
でも、モデムは内蔵されてるし、そこそこいろんなソフト付いてたし、入門機と してはなかなか良かったと思います(^_^)
先日『OS8』を入れて、少し動きも良くなった気がします(^_^)
でもモニタ(<狭い)は早く買い換えたいっす(^_^;



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