6日目
現地出発ツアー(但し全員中国人(^_^;)
この日はロサンゼルスで宿泊した宿のおばちゃんが紹介してくれた現地出発のツアーに参加してグランドキャニオン方面を旅することになりました。(詳しくは9月1日参照)
ただ、バスがこの小さな汚いホテルにわざわざ拾いにきてくれるということと、ホテルのオーナーさんが台湾人であるということで、少し心配してました。そして、その心配が的中する事になるのです(T_T)
☆事件簿
○ここはアメリカか?事件
バスに乗り込んだのは、僕ら4人と、同じホテルで知り合った日本人の男ども3人の計7人です。
バスはロサンゼルス市内、郊外のホテルを転々と巡り、どんどん乗客を拾っていきます。しかし、乗ってくるのは中国人、台湾人ばかり(^_^;
ホテルも、チャイナタウン(かなり都心から離れたところにもチャイナタウンはちらほらと見受けられました)を中心にまわってました。
2時間ほど掛かって満席になるまで拾いつづけましたが、結局日本人は7人だけ。他は全員中国・台湾の人々でした。そして、ガイドが案内を始めるも、なぜか中国語(大汗)
一応、僕らは日本人だと言ってあったので英語でもガイドはしてくれましたが、アメリカまできて「なんで中国人に囲まれてるねん!(^_^;;;」ってな感じで絶望している皆さんでありました。
少なくとも、僕はアメリカ人に囲まれたツアーを想像してたので、相当なショックを受けてしまいました。
○だいじょうぶか!?この運転手事件
唯一のアメリカ人はバスの運転手だけでした。
でも、なんか日本のピシっとした感じの働きぶりではなく、音楽をヘッドホンで聴きながらリズムに乗り、たまに双眼鏡を取り出しては外の遠くの方の景色を見て何やら感動しています(^_^;;
しかも、一番前の客席の上部にテレビモニターが置いてあって映画上映したり普通のテレビ流したりしてましたが、運転中に面白い場面になると体を思いっきり後ろに反らして、そして思いっきり上を見上げてテレビを見るのです。
あれには呆れ果ててしまいました(^_^;;まぁ、単調な道ですからあまり前方に注意する必要もなさそうですが。それで真っ直ぐ走ってくれたら問題ないのですが、たまにそんな事をしてて車線をはみ出したりもしておられました。
よく、あれで事故一つ起こらなかったなぁ(^_^;あまりにも面白かったので、一緒に写真も撮ってしまいました(笑)あっ、写真載せようと思いましたが、見送り(笑)
○おそるべし、買い物ツアー事件
このツアーは、交通費、宿泊費込みで150ドルと、考えれば結構破格なお値段のツアーでした。行く先はホテルである程度聞いていましたが、このツアーのバスは途中あちらこちらで1時間、2時間も停車しました。
何をするかといえば、お買い物(爆)アウトレット(問屋を通さないメーカー直売)の店が並ぶ商店街みたいなのがあって、そういうところで何回も買い物休憩をしました。僕らは買い物に来た訳じゃないし、その休憩ごとに暇な時間を潰していました。
(特に、一緒に行動することになった3人はそれぞれ一人ずつアメリカにやってきて、当てもなくただ旅をしている、買い物には全く興味のない人たちでした)
そして、ツアー参加者は買うわ買うわで、バスの中荷物で満載になるくらいまで買っておられました。
「それは買いすぎやろ!」って注意しようということになりましたが(笑)中国語が話せる人はいないので(片言ならみんな話せますけど)諦めました。荷物積みすぎてバスの車内トイレのドアが埋もれてトイレ行けなくなるし(T_T)
最初から買い物ツアーだと知っていたら「俺は参加しなかった!」ってみんなの意見が一致しました。でも、旅行を終えて考えてみるとあの破格値はこれのおかげで実現してたんですね。お土産屋と提携してツアーの料金をある程度店が補助する代わりにお客さんをたくさん連れてくるということはよく行われていると聞いた事があります。
多分、お買い物ツアーでなかったらあと3割くらいは高かったんじゃないのかな?
○お!部屋から締め出されたっ!事件
このホテルは設備が整っていて、ホテルの部屋はすべてカードキーで管理されていました。で、バスを降りて部屋に入る時、2人ずつ部屋に分けられ、4人として考えたら2部屋に別れることになりました。
で、部屋に荷物を置いて、とりあえずホテルのカジノに行こう!ということになってて(※注:ここはラスベガスではありません)部屋の外で待ち合わせ。
もう一組も部屋から出てきて、ふと気づいたのが「カードキー部屋においてこなかったかな?」ということです。ボロい安物ホテルしか泊まらなかったのでそっちに慣れていて、うっかり鍵を置いてきてたら大変なことになることに気づきました。部屋の鍵はオートロックなので、鍵が無ければ外に出たら締め出されることになります。
幸い僕はポケットに入ってたので助かったのですが、もう一組の方がなんと部屋に置き忘れたようでした。案の定、鍵はロックされ部屋に入ることは出来ません(T_T)
ガイドさんの部屋番号を知っていたので内線を入れるものの繋がらない・・・。とりあえずロビーへ降りて探すことにしました。
しばらくして運良くガイドさんを発見。日本語では説明できないので頑張って英語で応戦(笑)なんとか通じてフロントに連れていってくれ、フロントの人と交渉してくれて新しいカードキーを発行してくれました。
いやぁ、こういう時はさすがにガイドさんは頼れると思いました。
☆おすすめ
安くロスからラスベガス等を巡りたいのでしたらこのツアーはお勧めです。但し中国語のノイローゼにかかるかもしれません(^_^;
耐えられそうな人はどうぞ!ガイドさん(男)は結構いろいろと面倒を見てくれるので頼もしいです。但し、中国語なまりの英語ですが。
参加したい場合はロスの中国・台湾系のオーナーが経営する小さなホテル(なんか、僕らの泊まったところはアパートって感じがしますが)、もしくはホリデーインあたりで泊まれば紹介してもらえると思います。
参考までに、僕らの泊まったホテルはリトル東京の北側の外れにある「ダイマルホテル」といい、日本人旅行者がたくさん泊まっているアットホームな宿です。住み着いている人もいましたが。一泊20ドル。
☆特色
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ほんと、何も無いです(笑)ただ、砂漠の上にちょこっと植物が生えて来たぞ!ってな感じの場所です。アウトレットセンターのすぐ傍なので電柱だけは立派に立ってますけど・・・
荒野でジュースを飲んでいるところです。ものすごく暑くて、飲み物が無かったらすぐに干からびてしまいそうでした。
集合写真です。後ろにはフリーウェイがあります。生暑い風が吹き付けていました(^_^)
連れの一人を撮ったものです。てゆうか、何も無いのでこの日はこんな写真しか撮れませんでした(笑)
ホテルから撮った夜景です。泊まった所はハラーズと言う現地では結構有名なカジノ系ホテルらしいです。田舎町ですが、ネオンの派手なホテルが何件か建っているのが分かりました。