1日目
この日は単なるバスによる移動日です。ですが、夜行バスなので発車までには半日くらい時間があり、ダウンタウン(街の中心部)で時間を潰しました。
グレイハウンド
アメリカで唯一の長距離バス会社です。結構大き目のバスで、トイレも付いています。
でも、とてつもなく寒いです。冷房効きすぎ!!!夏なのに、コートが要ります(笑)
ほんま、アメリカ人はよく分からん!
でも、かなり安いですよ。ロス〜サンフランシスコで距離にして東京〜大阪間くらいあるのに、片道4500円弱です。
車内放送、音小さいです。ぜ〜〜んぜん聞き取れません(T_T)
到着地と到着時刻を聞くのが精一杯。「なんか言ってるで〜〜」みたいな感じでほとんど何を言っているのか分から
ない状況です。メンバーみんな英語力ないし(T_T)ほんと、大事な放送だったら(乗換とか)どうしてたんだろうな(^_^;
☆事件簿
○バスターミナルが無い!!(涙)事件
治安の悪いロサンゼルスでももっとも危険な地域にグレイハウンド社のバスターミナルはあります。
で、僕の持っていったガイドブックにバスターミナル周辺地図がちゃんと載っていたので、それを頼りに路線バスでそこまで行こうと思いました。地図通り、ちゃんと行ったのにあるべき所にバスターミナルがありません!ただ、スーパー跡みたいな廃虚がそこにあるだけでした。
半泣きになりました(T_T)そこら中にゴミが散乱し(散乱し過ぎ!)、ホームレスからマイクタイソンまで、さまざまな黒人がウジャウジャいました。いつ襲われてもおかしくない状況でした。いくら男4人とは言え、あんなのに襲われたら一溜まりも無いでしょう。しかも、銃を持っていても不思議ではありません。かといって、この場を立ち去る訳にもいきませんでした。なにしろ、バスターミナルを見つけないとサンフランシスコに行けませんから。
しばらくその辺をさまよっていたら、警察の人をたまたま近くに見つけて、聞いてみると「ここから8ブロック向こうに行ったところにある。」と教えてくれました。「この辺は危険じゃないですか?」 と聞くと、「歩いていけっ!GO!」みたいな事言ってきます(T_T)
こっちは真剣なのに・・・。
とりあえず、心持ち速歩きで(走ったりすると逆に目立ち、狙われるかもしれないと思ったから)言われた方向に歩いていきました。
途中で黒人の体格の結構良い青年2人組みとすれ違いました。その直後、後ろを付いてくる気配を感じました。そう、さっきすれ違ったばかりの2人組みです。「殺られた」と思いました。こちらがスピードアップすると、向こうもそれに合わせて付いてきます。
しかもそんな緊張した最中、道の反対車線側の歩道にいた黒人の集団がこちらの方に向かって叫んできました。何を言っているのかは分かりませんでしたが。もうどうしたらいいのか分からなくなり、もうひたすら歩きました。とにかく速く歩いたので、そのうちだんだんと距離が開いていき、信号とかのおかげでどうにか突放すことに成功しました。
それっきり2人組みはどこかへ行ってしまったようです。でも、道端でたむろしている恐そうなにーちゃんとかたくさんいて、とても恐ろしかったです。
装甲車みたいなゴミ収集車が止めてあるのが目に入りました。なんじゃ、この街は(T_T)
なんとかバスターミナルは発見しました。でも、精神的にクタクタになってしまいました。初日からあんな恐い目に会ってしまって、みんなの「やる気」が0になってしまい、「死にたくないから帰ろう!」みたいな話にまで発展しました。でも、次に行くサンフランシスコは安全な街だと言ってみんなをなだめました。
ガイドブックの馬鹿ヤローです、ホントに。
○Dr.ペッパー事件
やはり異国の地に行くと現地のジュースが飲みたくなるものです。バスターミナルに自動販売機があったので、「Dr.ペッパー」というコカ・コーラ社の製品を買いました。
日本円で350mlサイズ缶が110円くらいでした。日本とあまり変わんなかったです。見た目は普通のジュースです。
でも、口に含んだ瞬間吐きそうになりました(^_^;めちゃめちゃまずいです。しかも臭い・・・。やってしまいました(T_T)自販機をよく見ると、ダイエット版とかいろいろなバージョンのDr.ペッパーファミリーが(^_^;;;;;;;
アメリカ人はこれをがぶ飲みするんでしょうね。どうも、アメリカ人の味覚は日本人には合わないみたいです。
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危険地帯の終わりで撮った写真です。こんな感じの建物がたくさんありました。
さすがに、追いかけられている時に写真は撮れなかったので、バスターミナルの手前で撮るのが精一杯でした。
ロスのダウンタウンで撮影したものです。交差点に本場のケンタッキーがあります(^_^)