矛盾

“矛盾”というか、それはおかしいだろう、ということを思いついた。

でも、誰でも考えそうなことなので一応ネットでざっと検索したが、
私が指摘したいような事を書いた文章は見あたらなかったので書いてみようと思う。

「食わず嫌い王決定戦」というのがある。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナーで、
毎回2組のゲストが出てきてタカさんチームとノリさんチームに分かれ、
お互いの嫌いな食べ物を当てるというゲームである。

見ていておもしろいのだが、何かひっかかる。

いつもゲストが答えるその食べ物が嫌いな理由として、
「〜な食感が…」とか「〜な味が…」というのが多いのだが、
ちょっと待て。

「食わず嫌い」って、食べたことないのに自分で嫌いと思い込んでることを
言うんじゃないのか?

ゲストたち、一度は食べてるんじゃないか!

では、本当の意味での「食わず嫌い王決定戦」を想像してみよう。
ゲストは食わず嫌いな食べ物があり、この番組で初めて食べるわけだ。
嫌いと思い込みながらも、相手に悟られまいとするのが、ゲームの駆け引きということで、
それはそれで今と同じように面白いんじゃないか?
ひょっとしたら初めて食べたその食べ物が「あれ?意外とウマイじゃん、これ!」てなことになるかも知れない。
となると無理矢理美味しい芝居をしなくてもよくなるわけで、このギャップもまた面白いんじゃないか??

なんか、本来の「食わず嫌い王決定戦」の方が面白いかも?

いや待てよ。

人間、いい歳をして、食べたことないものなんてそんなに無いのでは?
あったとしても、誰もがあまり食べないようなもののような気が…。
つまり、コーナーとして毎週毎週やっていると、だんだん重複してくるのではないか。
視聴者として見ていても、「あ、今回はコレだな」とだいたい想像がついてしまって面白くないかも。

ということは、今のままの形式がいいということか。
でも、「食わず嫌い」はやはり矛盾している。

そうだ。コーナー名を「好き嫌い王決定戦」に変えればいいじゃないか。
これで問題解決。
フジテレビさん、そういうことでよろしく(笑)

と、ここまで書いて、心配になってさっきとは違うキーワードでもう一度検索してみた。

同じような指摘、いっぱいあった…orz