GZX−SPP−NA プリッツグンダム ナナカスタム

FRONT VIEW
 パイロット:ナナ・アリア

 コロニー国家「G’z(ジィズ)」における女性パイロットのみで編成された自由軍「シスタートゥエルブ」の中の4機編成の小隊、それが「Prits(Pretty and innocent team of sisters)」である。

それぞれ専用の「プリッツグンダム」に搭乗するが、同じプリッツグンダムでも外見や特徴にかなりの相違が見られる。というのも、プリッツグンダムとは新開発された内部フレーム「チェリー・ブロッサム」を使用しているグンダムの総称であり、外部装甲や武装などは統一されていないのが特徴だ。
 



REAR VIEW
 「プリッツ」のメンバーであるナナ・アリアの乗るナナカスタムは水牛の角を思わせる巨大なエネルギー収束装置「パワーゲート」を持つシルエットが最大の特徴である。旗艦「リ・ピュア」から射出されたエネルギー波を「パワーゲート」で受け止め、収束・圧縮して胸部から撃ち出す「ヘヴンノゥズ」は、戦艦を一撃で沈め、「G’z」の所有する兵器の中でも最大の破壊力を誇る。



POWER GATE
 だがそんな圧倒的な火力を誇りながらも、パイロットであるナナ・アリアは平和主義者であり、あるアニメの影響で「歌で戦争を終わらせることが出来る」と信じている。その思想が昂じて、両肩にあるミサイルポッドを自ら改造、展開式の巨大スピーカーにしてしまった。これには上層部も閉口したが、ナナが「私の歌を聞いて!」と自らの歌を聞かせた所、お咎め無しになったという噂が流れているが、敵が彼女の歌に耳を傾けることはあっても、争いが収まったという記録は未だ、ない。両肩のミサイルポッドが健在であれば、それこそ火力においてこのナナカスタムに肩を並べるMSはなかったはずである。



HEAVEN KNOWS
 そんなナナ・アリアだからこそ「ヘブンノゥズ」を使用する場面はなかなか見られるものではなく、また、敵がそのシーンを見る時は死の直前であると言われている。



Speaker System



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