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 第2期黒ネコ集会〜健康になりましょう〜

 3月30日。

 1日目(29日)のレポはhm3SPECIALのvol.8に載っていますので、そちらも参考にして下さい。

 初体験のZEPP TOKYO。黒ネコどもの波に埋没。グッズ販売で約1時間並ぶ。今日は集会の2日目なので、自分の買う予定のものが売り切れないかと不安になりつつ、何気に女の子が多いことに気付く。その割合、消費税導入当初と言ったところか。

 今回のサブタイトルは「健康になりましょう」だ。一体どんな運動をさせられるのかと不安を抱えつつ入場。会場にはパイプ椅子が並べられていた。その数、2階席含めざっと1200。会員数が多くなった為に2日に分けたということだが、次回からの集会では3日になるのか(姫は1日2公演をこなす体力がない。なぜなら、お姫様だから)、外れる確率が高くなるのか。そんな危惧をしていた私に、次の集会の恐るべき計画が待ち構えていようとは思いもよらなかった。

 14:58、開演2分前。アーツビジョンの名司会者・大楽さん登場。「大楽です」と名乗っているのに会場からは「祐汰可〜!」コール。
 まるで会場の面々を子供扱いするような注意事項をユーモアも交えつつ説く。いつもながら面白い。見る度にその司会振りに磨きがかかり、さすが経済学部といったところか。 そしてほぼ予定時刻通りに開幕。まず「キラリ宝物」で我らがほっちゃん登場。白と黒を基調とした服装で、いつも通りの膝丈スカート。頭の頂きにある小さな飾り物(ティアラ風)がポイント高し。1曲歌ってご挨拶。
 ほっちゃ〜ん。ほっちゃ〜ん。ほっちゃ〜ん。可愛い〜。
 気持ちは分かるが、落ち着け、お前ら。

大:「昨日は予定時間を大幅にオーバーして怒られた」
 プロデューサーなのに怒られたと不平を漏らす大楽さん。下克上だ。何でも、昨日(今日は集会2日目)は予定時間2時間のところを3時間余りになったらしい。今日もそんな時間になると、はっきり言って新幹線の指定席がヤバいことになる。 発表によると、黒ネコどもが5千人を越えたらしい。
 今日はみなさん色々な所から来てくれてますね、と司会が切り出したので、お決まりの「みなさんどこから来たのかな」アンケートの時間と思いきや、我が道を行く堀江姫が「三中出身の人〜」と言い出した。「どこの三中!?」と思いつつ、会場ではちらほらと挙手する黒ネコが。何回目かで「中(なか)中」と言った時に「なかちゅうって、感じで書けば中中〜!」と自分でウケる。子供か、あんたは。その後やたらと「じゃあ何々中」と続き「まだ続くのかよ!」と突っ込まれたら「じゃあ今度は東高」と高校に移る。東西南北一通り済ませ、「海高」「川高」と陸海空へ。いつまで続くのだろうと少々ウンザリしていたのだが「楽しい〜!」と姫がのたまうので会場も「楽しい!」と調子を合わせてくるものだから更に調子に乗る。どうでもいいがこのネタだけで既に15分を過ぎた。

 いい加減次のネタに。次の黒ネコ集会はどうしよう、という話題になり、これ以上会員を増やさない方がいい」と姫が言い出す。理由を聞くと「みんなは自分の名前を知ってるけど、自分はみんなの名前を知らないから」と言い出して「名前と出身地と何中とか覚えたい」。それは無理。ていうか、あなたまた中学校ですか! こだわりがあるようだ・・・・。何人なら覚えられる?と聞かれて「15人」じゃあもう既に無理じゃん。
 で、次の集会は何をしようかという話に戻ると「バレーボール」(自分が出来るものがいいから)。まぁバレーならやってもいいが、と思っていると「桃鉄」などと言い出した。「4人で出来る」って、一体何台ゲーム機が必要なんだ? 次の提案は「人生ゲーム」(8人で出来るから)。ボードを真中に置いて何千人も周りを囲むのか!と司会に突っ込まれると「じゃあボードを大きくしよう」と言い出し、本物の車に乗るとか、子供を連れてくるとか、その子供は結局最後に売られて金に換えられるとか、火事は本当に家を燃やすとか、次々と人生ゲームネタが飛び出してくる(好きだからなぁ)。そこまで話を広げるか、という所まで広げ、次の集会の暫定ネタに(絶対無理だ!)。この話をしている間、本当に楽しそうだった。子供だ。

 既に1時間、急いで次のコーナーに。この日の為に募集した質問に答えるコーナー。ここも長かったのでいくつかを抜粋。
 最近はまってるゲームは「FFX−2」。おお、流行もの!と思ったら、そのムービー部分だけを友達が録画してくれているので、そのビデオを見ているらしい・・・・自分でやると面倒くさいらしい・・・・さすが、ほっちゃん。その後で話は「ときメモガールズサイド」(女の子向けの、男の子と仲良くなるもの)のコアな話へ。男ばかりのこの会場でその話がわかる野郎は何人いるのだろうということは考えずに、話は「最初に誰を落とした」という話へ移り、次に先生、次に・・・・。
 どうやら堀江姫は1つの話題をとことん話さずにはいられない人らしい。今回、それがはっきりと分かった。
 よく見るバラエティ番組は?という質問なのに、「月曜日はぁ」と曜日順にゴールデンタイムから深夜番組まで全て答えてゆく。そんなに見てるのか!と言いたくなるほど間を置かずに見ている。ものすごく見ている。ドラマよりバラエティらしい。立派なテレビッ子だ!
 休日の過ごし方は、ロイヤルミルクティーをたしなみつつ、スコーンを食べる(超嘘)。このあたりのネタはゆかりんと一緒だ。イメージ戦略らしい。そう言えば「あの子、ちょっといいよね」と思われるのが今年の目標だった姫。司会者に「可愛いってよく言われる?」と聞かれて「割とよく」と答えているのはイメージ悪いぞ、と突っ込まれる。でもスコーンが何たるかは知らないらしい。司会者から「コイケヤのスコーン」と言われ、それならたまに食べると答える。結構ジャンクフードも好き。
 どうしてそんなに美しいのですか?という質問には「それはぁ〜、神様がぁ、ゆいに授けてくれたものだからぁ」と突然何かが降りて来た。かつてやっていたラジオのコーナーのキャラか。
 会場からの質問では、この春から自炊するという女の子が「堀江さんが得意な料理を教えて下さい」という質問を投げてきた。どうやらその様子から見て、冗談ではなく本気で聞きたいらしい。堀江姫のことをよく知らないようだ。よく知っている会場からは「え〜、本気かよ?」というどよめきが。料理のことをよりによって姫に聞くか?
 案の定「豆腐を買ってきます」から始まり、蓋を開けて、レンジでチンして、ポン酢をかけて「湯豆腐」。まぁ、得意料理として一番有名なものだな。夏はそのままレンジにかけずに冷奴らしい。そして今回、新たなレシピを聞くことが出来た。アボガドの皮を向き、適当な大きさに切り、ポン酢で召し上がるというもの。ここでもまたポン酢だ。しかも包丁を使うところは「危ないからお母さんにやってもらう」。質問した女の子は自炊すると言うのに、既に間違っている。どこまでネタで、どこまで本当なんだろう?と思いたくなるほど料理をしない姫。きっと呆れただろうと思っていると「毎日湯豆腐とアボガドにします」と真面目に答える女の子!嘘だろおい。司会者から「栄養が偏るから辞めなさい」と言われた。姫も「いい加減、コンビニ弁当ばかりの生活はやめなさい」と注意が。堀江家は本当にお母さんも料理をしないのか?「旦那様をどのように送り迎えしますか?」の質問には司会者と2人コント。司会が旦那役になろうとすると会場からブーイングの嵐が巻き起こる。
旦那:「行ってくるよ」
由衣:「いってらっしゃ〜い、お土産買って来てね」
旦那:「ただいま〜」
由衣:「おかえりなさ〜い。お土産は?」<手を差し出す仕草が可愛い
旦那:「今日は遅くなったのでコンビニしか開いてなかったんだ」
由衣:「もうわたしたち、おしまいね!(と言いつつ何かを持って来る)これに名前を書いて、はんこを押して。私の分はもう書いてあるから」
旦那:「って、用意してたのかよ!」
 この後、さすが女優と言うべき迫真の演技が続くが台詞を覚えていない為、省略。なかなか面白いコントだった。若奥様ぶりが可愛い。

 次はこれも募集した「イベントでやって欲しいこと」のコーナー。「物真似」も多かったようだ。「昨日やってあまりウケなかったからやらない」と言う姫に会場から「やって、やって」の声が。「責任とってね」と言いながら物真似に入る姫。可愛い声で「責任とってね」なんて言われたらもう、あなた。
 物真似は藤本美貴! に、似てない! だが責任とってと言われた以上、会場も「似てる!」「良かった!」を連発するしか道はなかった(笑)。
 そして「やって欲しいこと」でもっとも多かった「振り付けコーナー」に突入。最近イベントに欠かせないものとなったが、本当にみんなやりたいのだろうか?
 題材は「ALL MY LOVE」。ダンサーのお姉さんと共に振り付けのお手本を披露。振りつけ自体は簡単なので良かったが、お手本自身が間違えていた。だめじゃん。ちなみに覚え方があって、あ、だめ、そっちじゃなくて、この道をず〜っと行って、だから違うって、この道を真っ直ぐ行ってこう戻ってくるんだよ、となるのだが、言葉で言っても全然分からないや。
 そして歌へ。「LOVE DESTINY」も聞けた。

 次に全員参加の「ほっちゃんカルトクイズ」。いつもながらまず人数減らしのための「今日のお昼御飯」だの「楽屋でのファッション」と言ったヤマ勘問題が続く。私はだいたい3〜4問目あたりでのきなみ脱落。まとも?なクイズではジャケット問題がやたら多く「ほっ?」の**のページに書かれている**の数はいくつか、という苦し紛れな問題が多数。このジャケットは1回流しで見ただけなので勘に頼るしかない。というか、数まで覚えてる人はいまい。散々見倒した「hm3SPECIAL2002」でほっちゃんが頭の上に掲げている靴の色は白である、マルかバツか? などという問題ならわかったのだが。勝ち抜いた人にはサイン入りのカレンダーやポスターが。直接手渡しなのだが、姫は正座をして壇下の猛者に賞状のように授与。つくづく学校行事が好きらしい。そういえば、学生時代が一番輝いていたという本人談を聞いたことがある。挙句に正座の姿勢から普通に立たずに「格好よく立ちたい」と訳の分からないことをのたまい、手を使わずに立ち上がる。そして拳を高く上げて決めポーズ。得意げな満面の笑み。すっごい子供。調子に乗って何度もトライ。途中で何度か試みるがどうしても立てず、一体どんな立ち方をしたいのだろうと固唾を飲んで見守っているが、結局失敗。これでもかなり時間をロス。いやロスではないか。面白かったからな。

 歌のコーナー。みんな、そろそろなまってるだろう!と司会者が元気に切り出す。「次はタテ乗りの曲だ!」の台詞に沸く会場。しかし次の「タテ乗りのワルツです」という姫の言葉に「??」マークが飛び交う。
 曲目は「Dear mama」。ノれるか!(笑)「イツマデモ ドコマデモ」もノれない。

 そして今回「持ち歌以外で歌って欲しい歌」の募集をしたところ、300を越える曲数が。下位から発表するが、何故か男性歌手の歌ばかり。自分的にヒットだったのは杉山清貴「さよならオーシャン」。さすがに上位では女性の曲が多く、何故か20位以内に田村ゆかり、水樹奈々、坂本真綾の名も。そして田村ゆかりの「Baby’s Breath」が堂々3位に!(笑)
 そしてダントツ1位だったので歌わないわけにはいかない、と大発表した曲は松浦亜弥「桃色片想い」! ピンクの衣装で登場するほっちゃん。会場大盛り上がり。何でも相棒のゆかりんも某イベントで歌ったらしく、2人で振り付けの練習をしたとか。先に披露する機会があったゆかりんからのアドバイスは「下手すると持ち歌より盛り上がるから気を付けて」だったそうだ。歌の方はと言うと、可愛さは本物と遜色なく歌い上げました(笑)。

 ところで今回の「健康になりましょう」では、随所に姫が調べてきた?健康になる体操が組み込まれた。
 まず両手を上げて体を後ろに反らす「疲れ目に効く体操」。うん、まぁ目が疲れている人もいるだろう。次に座ったまま手を椅子に突いて体をひねる「タイピングの疲れを取る体操」うん、今タイピングしてる人もいるからねぇって、いねぇよ! でもこれは家に帰ってから使う機会もあるから、その時にやればいいねと司会者がフォローしたのに「今日は健康になって帰って貰うのがコンセプトだから、今ここでやって健康になってもらわなきゃ駄目」と庶民には理解不能なことをおっしゃる姫。最後の体操は時間がないからという司会者の焦りを他所に、歌に入ろうとする時に
ゆい:「あんまり体操できなかったな〜」
会場:「やりた〜い」
ゆい:「じゃあみんな立って」
と、体操を始める。とことん進行泣かせだ。

 重大発表。今年はライブはやらないの?という質問に対し、1人ではしませんが、あの伝説のユニットが!と司会者が切り出した。それを受け、何かギャグを言おうと思ったのだろう、姫が何やら考え込んで、結局ネタを思いつかずに「やまとなでしこ〜!」。5月下旬からツアーが始まるのに、まだ何もやってません(笑)。でも多分、あの2人なら何とでもなります。きっとね。
 姫にとって心配なことは、今回札幌もありということで、飛行機に乗らなければならないこと。飛行機は大の苦手で、何十時間かかっても電車で行きたい派。ゆかりたんからは執拗に飛行機を勧められるそうだが、大楽さんも一生懸命、飛行機の安全性を説いたが効果は薄いようで、はたしてどうなるか。妥協して飛行機か、1人淋しく新幹線か。
由衣:「電車、楽しいじゃないですか」<いまだにUNOをやるらしい
司会:「新幹線のパタパタする奴(足置き)で1時間も遊べるのはお前だけだ!」<微妙な足の位置など、なかなか飽きないらしい。ある意味凄い。時間の流れが常人とは違うようだ。ゆいワールドだ。

 個人的な情報としては、夏ごろにアルバムを出したいとのこと。でもこちらも何もしていない。間に合わないんじゃないか?という司会者に「間に合わなかったら来年の夏に出します。夏のアルバムだから夏に出したいので」と言い切る。マイペースだ。

 ラストに向けて「It’s My style」「この指とまれ」「サクラサク」と軽快な曲が続き、終焉へ。贅沢を言えば、定番曲もノれていいけど今度はいつもと違う歌も聞いてみたいと思います。
 この時、既に19時を回っていた。19:53の新幹線、無理(^^;)。もちろんアンコールがあって、終わったのは19時20分を過ぎていた。まさか1時間10分の余裕を持って立てた計画が敗れ去るとは思いもよらなかった。
 だがアンコールで聞けた「PINCH!」と「happy*happy rice shower」は良かった。ライスシャワーはラストに相応しいと改めて実感。

 今回は今までで一番「堀江時間」「堀江の世界」を堪能できたイベントでした。時間に縛られなかったら、あんな独自の世界を展開する人なんだなぁ。言葉では表現出来ないあの空間、空気。ぜひ体感して欲しいと思います。
 約3時間半も休憩無しであまり疲れなかったのは、ずっと雰囲気がまったりしていたからだろう。ひょっとして、随所に挟んだ体操のお陰なのかも?
 予定では次の集会は人生ゲーム大会。楽しみです(ちょっと嘘)。


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