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 6/29 やまとなでしこ ツアー’03 最終公演


 * 曲のタイトルは、全ての正式表記が分からなかった為にあえて省略します。*

 会場である東京厚生年金会館(ウェルシティ)に着くと、ゆかりんファッション花盛りだった。フリル、ハイソックス、ツインテール、グドン(間違い)。
 いや、ほっちゃんファッションの人もいたかもしれないが、それは一目見ても分からないので確認できなかった。
 席は2階の14列目。
 高っ! 山の上からステージを見下ろす感覚。ここまで登ればいっそ一番上から見たかった。
 17:35、開幕。やはり最終公演、最高の盛り上がりだった。
 何度見ても面白い寸劇ビデオの後、やまとなでしこが怒涛の声援の中に登場。最新シングル(笑)を歌う。

 MCその1。30分もある超大作MCはとても全てを覚えられないので、印象に残った部分のみ抜粋。
 * ゴミを探す美女2人の図 *
 二人の頭には小さなティアラが乗っている(可愛い)のだが「開演5分前で〜す」と言われた時、ゆかりんがほっちゃんのティアラに向けて、運動会の玉入れのBGMに乗せてゴミを投げていた(笑)。ほっちゃんが「あたしもやりたかった」と言うので、頭を差し出すゆかりん。当然のことながらゴミを持っていないほっちゃんはステージ脇に向かって手を出して「ゴミ!」(可愛い)と要求。ゴミが来ないので自分でステージ上を探すことに。当然のことながら綺麗なステージにはゴミは無い。2人でステージ上をくまなく探し始めるやまとなでしこの図。なんだこれ(^^;)。
 ゆかりんが「あった〜」と拾い上げたゴミを、ほっちゃんに向かって投げようとする。それを見て「待って、本当に汚いかもしれない」とゴミを受取り確認する。そしてすかさずゆかりんに向けて投げようとする、逃げるゆかりん! なんだこの図(笑)。
 ほっちゃんがステージの奥にゴミを捨てると「あれがきっかけでとんでもないことが・・・・」と脅しをかけるゆかりん。段々と話が大きくなってゆき、厚生年金が大火災にまで発展、「みんなちゃんと逃げてね」って・・・・ゴミ1つでここまで話を広げるあなたたちはある意味、偉大だ。
 「大きなホールなのに小さな話をしてるね」と、宇宙の話に持って行こうと無駄な努力をする2人だが、宇宙旅行や火星移住の話しをするも話が広がらず空回り。何の実りもないまま終了。(て言うか、実りのある話ってあったのか?)

 * 味覚音痴ほっちゃん *
 よく話題になる「味覚音痴堀江由衣」だが、今日は弁当の梅干の話。赤と青の梅干を食べ比べた所、ゆかりんは全然違う。ほっちゃんは同じ・・・・。おかしいと言われ続け「そう言えば青い方が酸っぱかった」と取り繕うが時既に遅し。味音痴は食べて貰う方にとってはまだいいが、作って貰う方に回ったらちょっと怖いかも。あぁ、だから作らないんだ・・・・って、それでいいのか? 作ってあげたくなる相手がいないということで、安心しておこう。

 * ディズニーとゆかりん *
 ディズニーに詳しいほっちゃんと、詳しくないゆかりんの会話。とことんディズニーのキャラ名が出て来ないゆかりんだが「会場の反応も悪いから、きっとみんなも知らないよ」と反論。「キャラクターデザインが可愛ければみんな覚えるんじゃない? ささきむつみとか」なるほど、さすがオタク心を妙に理解しているゆかりん。
 そんなゆかりんがディズニーランドに行った時のお話。「ゆかりが大人だからミッキーが相手をしてくれなかった」と悲しいエピソードを語る。後ろからゆかりんが「ミッキー!」と呼ぶと振り返るのだが「何だ、子供いないじゃん」と無視されてしまう。天下のミッキーさえ騙されるゆかりんのロリ声! さすがだ。
 帰りに駐車場で「よく分からない」着ぐるみに出会ったので一緒に写真を撮ってもらったそうだが、キャラとかじゃなく人間だったと聞いたほっちゃんに「それ、着ぐるみじゃないよ、駐車場なんかにいないもん」と言われ、コスプレだったのかな、あんな外人さんだったのかな、と怖がるゆかりんでした。撮った写真を帰ってから見てもやはり「誰だこれ?」。記念撮影の意味、まるでなし。

 * ライトで遊ぶ大人2人の図 *
 またしてもスポットライトで遊ぶ2人。「2つ重なれば明るいよ〜」そりゃそうだ。「小さくすれば燃えるかな」虫眼鏡じゃないんだから、燃えるかっ! 照明さんも小さくしなくてよろしい! 「点けて〜」「消して〜」照明さん、遊ばれてます。真っ暗になった時に「いたたっ!」ライトが点くと、脇腹を押さえるゆかりんが。ラジオでもよくやったよね、このネタ。・・・・ネタじゃなかったら怖いな。

 次の歌。2曲目に入るまでに既に30分経過。
 「spring*3」で、スピーカーから音が出ないハプニング! Bパートが終わるまで、小さい音で歌うやまな娘。、貴重なアカペラヴァージョンを聞くことが出来て嬉しい?のかな。
 あと寸劇ビデオの「タッキーと翼、どっちがグラッチェ?」の問いの瞬間に「ラ」という音がスピーカーから! すっごいミス。思わず回答ボタンを押して「Lovely Magic」!と答えたくなりましたよ。超ウルトライントロドン。高嶋忠夫イエ〜イ。
 拳を突き上げる時、縦ノリ(ジャンプ)のほっちゃんと横ノリ(腰をくねらせる)のゆかりん。腰つきの可愛さでゆかりんに軍配。

MCその2。
 ここで一句。
 ラブラブを 見せられどちらに 嫉妬する?

 これも各地で話題になる「ゆかりんの匂いを嗅ぐほっちゃん」。首筋の匂いを嗅いでいるほっちゃんの図が、血を吸ってるっぽい。プチエロな光景。きっとあの鋭い八重歯で・・・・近い内にゆかりんにも八重歯が生えてくるかもしれない(笑)。
 ここで「鼻息が荒い」「汗かいてる」と、ほっちゃんを陥れようとする(笑)ゆかりんの攻撃。カマキリの次は何に形容されてしまうのか? でもまぁあれだけ歌って踊れば息も荒くなるし汗もかくさ。「汗はかいた方がいいんだよ」とほっちゃんは新陳代謝の大切さを説く。
 そして嫌がるゆかりんに無理矢理抱きつくほっちゃん! 解放された途端にステージ奥に置かれているタオルを持って来て自分の腕を拭くゆかりん。「汚されちゃったよぅ〜」しかしすかさずほっちゃんの顔を拭いてあげるゆかりん。観客に向かって「優しいでしょ〜?」なるほど、好感度アップ作戦だったのか。それを見て自分の汗を拭いたタオルを持ってゆかりんを追いかけるほっちゃん。コントの才能と息がピッタリで、アドリブでここまで出来たら凄いと思った。普段からこんなことをやっている2人、楽しそうだなぁ。  タオルを首に巻いて「似合う?」とほっちゃん。ここでカメラがアップになり、ニッコリ微笑んでポーズを取る。タオルを巻いてオヤジスタイルなのに可愛い(笑)。ポーズはあややらしいが、それはピンクじゃないだろ!
 ゆかりんが「これなら」と、タオルを体に当てて抱擁する2人。ほっちゃんが「何か違う〜!」そう、1枚あるのとないのとでは全然違うんだよ。
 ゆかりんの「あたしの匂いだけが目当てなんでしょ!」は名文句。「そんなに好きなら同じ香水あげるからそれ嗅いでなよ」いや、それじゃ駄目なんだよなぁ。それは言わばカフェオレのミルクだけ飲んでなよ、と言うようなものだよ。そうなのか?
 ゆかりんが「噛んでも怒らないのはゆいたんだけ」と言うと、あたしの他に誰を噛んだの!?とほっちゃん激昂。焦るゆかりん。修羅場だ!(笑)その修羅場を「ゆいたんはゆかりが噛んだらどう反応するんだっけ」とはぐらかし、肩を噛みにゆく。近付くゆかりんの顔を舐めにゆくほっちゃん。正しい反応はこれらしい(笑)。その後、その舐めようと差し出された舌をゆかりんが指で摘みにゆき、その指をほっちゃんが噛もうとして・・・・という場面を以前にどこかのスタッフさんに見られたことがあって「これは見てはいけないんだろうか」という顔をされたらしい(^^;)。
 ほっちゃんが「(ゆかりんが)ゆかりたんの部屋の匂いがする」と言ったことから「部屋に来たことないくせに!」という話になる。「来ないじゃん」「誘ってくれないじゃん」「じゃあ来なよ」「行く〜」この会話、今までに何度交わされたことか。
 「大丈夫だよ、変なことしないから」と言いつつ「部屋に入れたってことは、分かってるんだろう」「いやっ、痛いのはやめて!」「大丈夫、優しくするから」何だこいつら(笑)。
 ほっちゃんに「一番好きなのは誰なの?」と聞かれ、「ゆ、ゆいたんだよ」と目を逸らすゆかりん。「顔を見て言ってよ」「ゆいたんだよ」顔を背けるゆかりん。何度か繰り返した後、ほっちゃんが呟く。
 「あたし、友達はゆかりたんしかいないからね・・・・」
 このセリフ、悲痛すぎる、切実すぎる、リアルすぎる! 胸に突き刺さりました。
 本音なの? 演技なの? 迷うわぁ・・・・。
 「大丈夫だよ、ゆいたんはスタッフに愛されてるから」となかなかにトゲのあるゆかりんのセリフに「あんまり愛されてないと思う・・・・」と小爆弾発言。「大丈夫なの? 今日、見に来てるんでしょ!?」キングさんが来てる、あたふた、あたふた。
 「今のナシ!」「みんな忘れて!」
 ごめん、忘れてなかった(笑)。

 最後の歌のパート。
 間奏の間、暴れ捲くる2人。手を繋いでお互いを振り回している時に、どこか打ったのかうずくまるほっちゃん。ネタだと思っていたら、歌が始まっても立たない。マジか? 顔は笑っていたので深刻ではないと思ったが、まさかドサクサに紛れてゆかりんが脇腹に一撃を入れたのでは!?(笑)

 さすが最終公演、アンコールの「恋の天使、舞い降りて」後の「もう1回!」の掛け声で再び登場するやまとなでしこ。「もう1曲、頑張ります!」との掛け声で、ダブルアンコールは「ごきげんよう、かしこ」最後に相応しいタイトルとノリのいい曲。

 「やま〜となでしこ!」パパンパパンパン。  終演を惜しみつつ、2人に「ありがとう」の意味を込めて、コールが続く。
 もう一度「やまとなでしこコール」をみんなでやりたい。
 ファーストツアーと銘打った今回。
 きっと「セカンド」もある。そう信じる。
 こんな楽しくて変な奴ら、このままにしておいていいはずがない。


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