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東京電機大学錦祭 田村ゆかりConcert
2002/11/2(土) 東京電機大学5号館

 何気なく購入したフリスクが、よく見ると「ユーカリミント味」だった。幸先がよい。

 会場は東京電機大学5号館の7階体育館。七階に体育館があるというのがまず驚いた。都会では常識なんですか?
 開場を待っている間、外で待っているとビルの立ち並ぶ界隈にどこからともなくプリティな声が。遠回しな言い方はよそう、ロリ声が響いた。
 そう、姫のリハーサルの歌声だったのである。

 今回は入場から開演まであまり待たされることなく、また「20分は押すだろうな」と覚悟していたので、スムーズな進行だったと思います。余談ですが、場内アナウンスの女性の声も可愛かったです。
 会場は満員。フリートークでも三嶋さんがおっしゃってましたが、この盛況振りなら来年の学園祭の依頼が来ること間違いなし。とはいえ、いつか姫も言っておられましたが、1年後は(人気が)どうなっているか分りませんからね(いやいや)。
 それはともかく今回の成功振りから見て、本物のコンサート(更にはツアー?)も実現可能ではないかと思いました。実際、このコンサートの曲数では物足りなさ過ぎます。会場のみなさんもそう思ったことでしょう。まだまだパワーが有り余ったまま終了しました。
 問題は「姫に20曲近くを歌うパワーがあるのか」ですが・・・・。
 私は、声優にとっての歌はあくまで副業でいいと思います。中には歌でやっていけるんじゃないかと思える人もいますが、姫には今の「声優としての仕事の中で、歌も歌っている」というスタンスでやっていって欲しいと思います(ゆかりん自身がアイドルを目指しているなら別ですが)。
 それに「いっぱいいっぱい」の姫を見ていると、これ以上「振りや歌詞を覚えろ」と言うのは酷な気がしてしまいます。
 ご自分で「(間違えないのは)ゆかりんらしくないよね」と開き直ってましたが(笑)、そう言われればそんな気もしてしまいます。私自身も「あの程度の歌詞忘れなら上出来かな」と思ってしまう今日この頃、ちょっと贔屓目ですよね。本当なら「自分の歌なんだから覚えておいて欲しい」と言う所ですが「しょうがないなぁ、ゆかりんは」と猫型ロボットのように許してしまうのは、姫のためにも良くないなぁとは思っています。
 そうそう、歌詞を忘れた部分はちゃんと「にゃにゃにゃ」で歌ってくれました(笑)
 でも三嶋さんからはスタッフの意見として、近頃のコンサート責めに対してゆかりんは「よく頑張ってる」ということを聞かされ、ゆかりんは大変喜んでおられました。確かにそうですね。ゆかりん、ご苦労様(まだ来月もありますよ)。

 「あなただけに(以下略)」はシングルかと思ってしまうほど耳にしていて、本当にメジャーな歌になりましたね。
 「My Life is Great」も歌を歌う時イベントには欠かせない代表作になり、盛り上がりが凄かったです。盛り上がりと言えば「Love Parade」はキャンペーンでは大きな規模の会場ではなかったので、今回あんなに盛り上がる曲だったのかと驚きました。
 CDを聞いている時には「あぁここで『ゆかり〜』という掛け声が入るんだな」と思っていた所でコールが入らなかったり、私はまだまだコールのタイミングが分っていませんでした(極めたいとは思いませんが)。
 個人的には「さよならを おしえて」を歌って貰えて嬉しかったです
 初めて聞いた曲の中で今回が聞き納め?と思えるのが「うきうき(ほし)タラッタ」です。この選曲は予想していませんでした。ぴたテンライブなんてものがあれば聞けるかな?

 今回はかなり整理番号が後ろの方だったので席もかなり後ろに甘んじたわけですが、それでも遠すぎるということもなく姫の表情が見える程度の距離だったので満足でした。例えば「(覚えている)自信がない」という曲では歌っている間の姫の目が泳いでいるのが面白く、歌いきった時の笑顔が忘れられません。
 もうあの衣装も「あれでなきゃゆかりんじゃない」ですね。ツインテールをピンクのリボンで結び、ピンクの上下にみにみにすかーと、ふりふりふりる。「タラッタ」を歌った時の「天使の羽」を付けると何だか「ぷにぷにゆかりん」っぽくてもう最高。エプロンっぽい飾りがポイント高し!でした。

 途中「ここ(舞台)、段が高くなってるでしょ〜?」と、何をするのかと思っていたら「ぱんちらた〜んで、はぁとをげっと!」(嬉)
 ターンから決めポーズまで、ほぼ私の描いていたものと同じだったので大満足でした(最後は両手で銃を構えるようにして「げっと!」で完璧)。でも会場から「え〜」と不満の声が。見えなかったから、ですかね? でも見えるのは前の方の人だけなので「見えないようにした」という姫は正解です(笑)。前の方の人しか見えなかったら、ねぇ、悔しいじゃないですか。

 ゆかりんの特徴として、いつも会場を観察してトークをしますね。
 例えば「サイリウムの色って意味があるの?」「ピンクはゆかりって気がするけど、他の色は誰の色?」って・・・・姫のコンサートに「他の誰か」の色を持ってくるはずないじゃないですか! たまたま青だったり黄色だったりしただけですよ。でもみなさん、今度からは絶対にサイリウムは「ピンク」にしましょう。ピンクはゆかりんか新谷さんの色らしいです(笑)。
 あとシングル&アルバム連動イベントで当選したチケットは「オークションで売らないで下さいね」というお願いでした。ダブった人は「席が空くと淋しいから」お友達同士で配って下さいということだったので、指定席なんですね。

 公演時間は1時間ちょっとでした。予想よりかなり短めでしたが、私自身は満足しました。これで「あぁ、行かなきゃ良かったな」と思えば次から遠征なんてしなくて済むんですけどねぇ。
 あまりに予想より短かったため、アンコール「Fortune of Love」の後にも「アンコール」が会場内に響き渡りました。何せ姫には「本日の公演はこれで終了しました云々」の場内アナウンスの後に再登場した前科前歴があるので、場内は諦めきれなかったのでしょう。私も後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。会場のほとんどの人は「もっと聞きたい」と思ったはずです。
 みんなの思いがゆかりんに届いているといいですね。
 12月も行けるといいな。


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