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飯塚雅弓 Very Strawberry Tour 2000 IN 9/16(土) 大阪IMPホール

 これで何度目だったろう。
 確か、3回目になる。
 それは、飯塚雅弓のコンサートに行くことを迷った回数。いいや、本当は迷ってなどいない。初めから行くつもりでいるくせに迷った振りをしているのだ、多分。
 いつも、「これで楽しいと思わなかったら最後にしよう」と思っていた。それは今回も例外ではなく、しかも手違いによりFC先行販売でチケットを入手できなかった。一般販売で買ってまで行きたいか? と考えたが、やはり買ってしまった。しかも1部、2部共にだ。
 これで、いいのか?
 答えは、コンサートの先にある。

 まず今回、最大にラッキーだったことは、オールスタンディングのはずだったのが、人数の都合で席が出たこと。これで疲れは雲泥の差。当初の予定だと、トータル6時間は立ちっぱなしということになるので、大変嬉しい。
 客の入りは1部は8割ほど、2部は満員だった。

 今までの経験から、横振りが多い飯塚ライブなので、右隣が通路もしくは空いているのが望ましく、両公演とも右に通路を確保。これが2部では嬉しいハプニングに繋がる。2部のオープニング、なかなかステージに現れないま〜ちゃん、実は客席中央の通路から出現。そのまま私の席の右の通路を通ってステージに向かう際、みんなま〜ちゃんとハイタッチしていたので自分もそれに倣って手を出すとパシっとタッチしてくれた。左の奴が羨ましそうだったので、気持ちよかった(笑)。こういうハプニングは嬉しいね。つくづく、飯塚雅弓はファンサービスがいいと実感。

 オープニング。ニューアルバムで一番ライブ向きの「LET’S!!」からスタート。なんとコスチュームが凄い。黒のハーフトップ&スパッツ(10分丈)に、首周りから胸まで、腰周り、膝から足首までの部分をフリフリのハワイアンな感じを纏った、サマーハワイアンストロベリー風味な衣装。最近、アニぱら等で顔は見慣れているので、何となく胸から腹出しの辺りを見てしまう。
 続いてアニぱら公開録音で歌った「とぼうよ!」。その時に会場の人が半ば強引に覚えさせられた振り付けをしっかり予習していたので、バッチリ。この振り付けも右に人がいれば危ない振り。これがスタンディングだったら絶対に隣の人を殴る人続出かも。けっこうこっちのことを考えずに振りを考えてくれるので、困ったものだ。今回、なんとサイリウムが禁止だったのも危ないからという理由だったのかも知れない。初めてだよ、サイリウム禁止っていうのは。

 挨拶。いつも言ってることだけど、大阪は私のホームタウンだっていう話。
 そのあと「My happy day」、「My wish」を続けて、衣装変え。どうも腹出しは落ち着かないらしく、MCの間はお腹に手を置いていた。「冷えないかなぁ」って心配してたけどね。

 バンドの熱演中にクラビノーバが用意され、白いドレスで一転してお嬢様となったま〜ちゃんが登場、弾き語りで「あなたが生まれた日」を披露。このためにかなり練習したらしい(5歳くらいまではピアノをやってた)。
 ここからしっとりバラード系に。ギターとキーボードのみで「かたおもい」と「あこがれ」(2部目は「ラブレター」と「ひとりの夜」だった・・・と思うけど、記憶が混ざってるかもしれないのでご容赦)。
 ここでギターの人が大阪(池田)出身だというので、大阪ネタのトークに。関西弁のアクセントとか、定番の食べ物ネタとか。

 「今までのアルバムからも歌いたい曲が多い」ということで、初のメドレー。順番は覚えてないけど、曲目は「ブルーのストーリー」「Eternity」「完ペキなスマイル」「ひとひらのlove song」「がんばって!」「ロマンチックだね」「It’s a beautiful day」。 「がんばって!」はライブの定番になる曲だと思ってただけに、メドレーでしか聞けないのはちょっと残念だけど、メドレーと言ってもほとんど1番を歌いきるような形で進行したので、満足です。さっきまでの白いドレスの上を脱いで、キャミ姿に。これがまた下着っぽい感じでグッド。
 続いて「Steal on Sunday」。振り付けが可愛い。毎回、振り付けがプリティな曲が1曲あって、楽しい。
 最後(笑)の曲、「DESTINY」。アンコールに持ってこなかったのも意外だけど、最後と言っておきながらラストから「For you]に繋げてしまうところも意外だった。
 関心したのは、アンコールの時間が短かったこと。いい加減、手が痛いっスと言いたくなるようなほどじらすライブもある中、今まで経験した中で一番短いアンコールのコールだったんじゃないかと思える。
 ・・・あれ、アンコールの衣装が思い出せない。何だかもう、コールに一生懸命でそれどころじゃなかったのかも知れない。バンドの人がコンサートグッズのTシャツだったので、それだったかも知れない。
 で、ここで「Strawberry Candle」。ストキャンの振りは、最初は無茶苦茶恥ずかしかったけど、さすがに4回目ともなればみんなやってるし、やらない方が居心地悪い感じで、もう快感。しかもその間にバンドの紹介なんてするもんだから、ずっと両手を上に上げたまま振り付け。もうやけくそ。
 最後は「優しい約束」というニューアルバムの曲でお別れ。親指と小指を出したサインで「約束」らしい・・・会場みんなで、また会おうねという「約束」で幕を閉じました。

 ・・・反省。今回、2部は面倒というか疲れるから、誰かに売ってしまおうと思っていました。でも買い手がなく、まぁ一開演直前に入って一番後ろで見てるか、と考えていました。それがスタンディングではなく座席ありとなり、じゃあ2部も見ようとなったのですが・・・。
 売らなくて良かった・・・。1部で学習した振り付けを生かすことができたし、何よりハイタッチが出来た。1部では右からのアングルだったので2部は左にしようかなとも考えたけどやはり右にしておいて良かった。
 どうして毎回毎回、「これで楽しくなかったら最後」といいつつ、楽しんで帰ってくるんだろう。去年の夏、冬、そして今回。ずっとずっと裏切らない、というよりある意味裏切られるほど楽しませてくれる飯塚雅弓。次回もきっと、私は客席にいることになるだろう。
 約束、したからね。


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