つれづれの記(99年3月分)
つれづれの記トップに戻る

1999年3月3日(火)
  • 今日は「ひなまつり」です。ほんと、春のお祭りにふさわしく、暖かくて良い天気です。
  • モモには、男の子のお友達がたくさんできたようで、一昨日など、夜の」10時を過ぎて帰ってきました。
  • 今日は、久しぶりに、Webの更新作業をしています。このところ、仕事の内容が変わった関係で、落ち着いてできなかったので、今日こそという気持ちでやっています。
  • 古いフロッピーに入った昔のデータを、CDRに焼き込みました。一部、1.2MBとのフロッピーがあるので、できていません。1.2MBが読めるFDDが必要になってきました。
1999年3月8日(月)
  • 昨日は一日中雨でした。気温は高く、ホントに春です。庭の梅も、八分咲きくらいになっています。
  • 週刊現代の「都知事選アンケート・バナー」をつけました。
  •  「ぴわこ空港住民投票滋賀の会」は、2月15日、岡本巌滋賀大名誉教授を先頭に、123814人の暑名をそえて、国松知事に「ぴわこ空港建設の是非を聞う住民投票条例の制定を求める請求書」を提出しました。
     知事はこれを受けて、19日に開かれた本会議で、同条例案を提出しました。 知事が条例案につけた意見は、「これを制定する必要はない」というものです。
     知事は、その理由の第一に「空港づくリは複雑な利害の調整など総合的な判断が必要であり、高度な識見を持つ議会で議論されることがふさわしく、住民投票というニ者択一で賛否を間う手法・なじみにくい」、第ニに「高い轍見を持つて県政全般を審議されている県議会の機能や役剖を否定しかねない」としています。
     知事考えは、空港問題は「複雑で多様な観点 から検討されるベき」で、高度な識見を持つた議会でこそ決めるものだから、「住民の意志の集約技法としては素朴」な住民投票にゆだねられないというのです。
     知事や議会を、住民の上におくこの考えは、戦前の形だけの議会主義を前提にした「お上意識」そのもので、主権在民の今日にはあまりにも時代遅れの考えです。
     知事の見解に、日本共産党以外の党が同闘するようですが、それはそのまま、それらの党自身もまた時代遅れであることをしめすだけです。
     123814人の暑名は、否決されてもカを発揮することは明白です。
     道理のない開発である「藤前干潟」や「吉野川第十堰」も、議会では否決されましたが、藤前干潟埋立計画は白紙撤回され、 吉野川第十堰も建設省が慎重姿勢をとるとしています。
    ぴわこ空港も白紙撤回させるまでがんばりましょう。
1999年3月10日(水)
  • 抜けていた水産試験場のリンクを、いっきにやりました。しかし、東京都にも水産試験場があるのは、知らなかったですね。でも、東京湾があるのだから、あって当然か・・
  • 滋賀県の試験場とか、京都の試験場とかがWebを持ってないのは残念です。
  • そう言えば、京都府漁連もWebが無いですね。京都の市場関係も(荷受け会社)Web持ってないし、京都生協もないし、京都は全体的に遅れてますね、残念です。
  • 今年は、裏庭の梅が満開です。
1999年3月11日(木)
  • びわこ空港建設の是非を問う「住民投票条例案」
    県民の熱い思いに背を向け滋賀県議会特別委で否決!
    本日(3月10日)、滋賀県議会びわこ空港・交通対策特別委員会は「びわこ空港建設の是非を問う住民投票条例」を否決し、県民の願いを踏みにじることを決定しました。2日間にも満たない委員会審議で、2ヶ月あまりに渡って繰り広げられた県民の「県政への参画」を目指す熱い思いと運動を握りつぶすことになる今回の委員会採択の結果に断固抗議するものです。
    神戸、徳島と続いた住民投票に対する否定的な流れが、滋賀県でどうなるか全国的にも注目され、そして、何よりも多くの県民が注視するもとで、その期待と関心が踏みにじられるものとなりました。
    びわこ空港建設計画については、県民の間で、本当に滋賀県に空港が必要なのかということについての根本的な疑問があります。県自身も、びわこ空港建設の必要性を語るとき「滋賀の将来にとって必要である」とか「県がたくましい経済県であり続けるために」などと「将来を担保するために」としか語れていません。
    さらに、戦後最悪の不況と国・地方を通じた財政危機という二重の危機に直面しているもとで「なんで空港建設なのか」県民にはどうしても理解できないものになっています。県は、議会において、この根本問題にはなんら説得力をもたない従来の論理の繰り返しに終始するだけでした。
    この県議会を通じて、県民の多くが感じるびわこ空港建設への根本的な疑問は解決されないまま、住民投票条例が委員会で否決されたことに、重ねて断固抗議の意志を表明するとともに、きたる3月12日に予定されている本会議にむけて、最後まで残された可能性を追求しつつ努力することを明らかにするものです。                             1999年3月10日 びわこ空港・住民投票滋賀の会声明より抜粋
1999年3月12日(金)
  • 3月12日の滋賀県議会本会議において、「住民投票条例案」共産党だけが賛成、その他の会派は反対し、否決されました。
  • びわこ空港は「首都機能移転が建設の前提」、川崎運輸相  滋賀県が建設を計画しているびわこ空港について、川崎二郎運輸相は12日の閣議後の記者会見で、「(三重、滋賀、京都、奈良の4府県境の)畿央地域が首都機能移転の候補地に入っており、この話が前進していけば重要にな る。ただ、現状では需要などからみて厳しい状況だ」と述べ、畿央地域への首都機能移転が、びわこ空港建設に運輸省が補助金を出す前提条件になるとの考えを示した。びわこ空港については黒野匡彦運輸事務次官が11日の記者会見で、国の補助対象から外す方針を明らかにしていた。  首都機能移転の候補地には全国11地域が挙がっている。国会等移転審議会が今年秋をめどに、候補地をしぼって首相に答申する予定。
    • 上記の文章は、asahi.comからのコピーです。県の首脳部のあわてている顔が見たいよ。はははは。
1999年3月14日(日)
  • 今日は、休みだったので、近くにある「南郷水産センター」に、鯉釣りに行ってきました。ポカポカ日和で、のんびりできました。 子供と二人で3時間やって、10数尾の釣果でした。
  • 昼食に、「ビワバス定食」「鯉コク」を食べました。 「南郷水産センター」は滋賀県漁連の経営ですが、滋賀県漁連ではブラックバスの事を「ビワバス」と呼んでいます。(イメージを変えたいようですね。)
  • 「ビワバス定食」は、1人前1300円。
    1. ビワバスの刺身・・・ポン酢で食べる。けっこう、うまい。見たところ、スズキと同じです。ビワバスと言われなければ、スズキだと思うでしょう。
    2. ビワバスサラダ・・・ビワバスの千切り・キャベツ・レタス・ミニトマト・ドレッシングかけ。
    3. ビワバスのフライ・・・白身で美味いです。(マヨネーズで)
    4. ビワバスコロッケ・・・クリームコロッケにビワバスの身を入れている。
    全体的に、「うん、けっこう、食えるな。」と思いましたね。
  • 子供は、「イワナの塩焼き」を食べてました。 これは、生きているイワナを串に刺し、そのまま焼くのです。 片面が焼けて、裏返しても、まだピクッと動くのです。 ああ、残酷・・・・
  • 子供に「おまえ、こんな残酷なもん、食べるんか。」と言ったら、「お父さんだって、生きてるのを殺して食べてるやろ。」と言われてしまいました。 ははは、当たってたりして・・・・・・・(^_^;)
  • 子供は、「今まで生きていたやつやさかい、うまいうまい。」と言って食べていました。
1999年3月21日(日)
  • 数日間、夏に近いような気温が続いたと思ったら、昨日今日は寒いです。どうなってんの・・・・・?
  • 乗鞍高原では、昨日は久しぶりに雪が積もり、スキー場が「復活」したようです。まあ、これは良いことですね。
  • しかし、雨の日が多い。昨日も今日も雨降りですよ。雨が降ると、お店は買い物に来る組合員さんの数が減り、供給高ががくっと落ちます。それでなくとも予算がいかない厳しい状況なのに、輪をかけて厳しくなります。
  • どの業界も「リストラ」ばかり。東芝は、強制的に子会社等への移籍をさせたため、国会で問題になりました。(共産党議員が追及) SONYでは、17000人をリストラする計画。私の友人の建設会社でも、大幅なリストラが計画されているらしい。
  • こんな状況で、「景気に明るさ」という政府・・・・・・・ウソでしょ。国民にウソ言ったら、ダメだよ。
1999年3月27日(土)
  • 直接請求は否決されてからが面白い!
  • 3月12日の滋賀県議会本会議は、123842人の署名を添えて提出された住民投票条例案を、自民・さきがけ・社民・民主・公明の反対で否決しました。賛成したのは、共産党の2名の議員だけでした。

    しかし、これ以後、事態は激動しています。まさに、「否決されてからが面白い」という状況です。
    読売新聞では県民の68%が「びわこ空港反対」、朝日新聞では65%が「不必要」と答えています。
    県知事や知事与党は、住民投票をすれば負けると恐れて、住民投票案を葬り去ったのです。
    しかし、いまのような民主社会において、主権者住民の審判を恐れると言うことは、もう「政治家失格」です。

    住民投票条例案は否決されましたが、情勢は変わってきています。
    1. 国が、否定的な動きをしています。ご存じのように、運輸事務次官は「あんなところに空港を作って需要があるのか。県が申請すれば厳しくチェックする。国は(びわこ空港に)補助しない。」と言いました。運輸省は、昨年から「新しい空港は作らないでおこうと思っている。」と言っていたのですが、名指しはしていませんでした。今回、住民運動の盛り上がりの中で、びわこ空港を名指しでノーと言ったのです。   これは、国の「びわこ空港建設中止勧告」と言っても過言ではありません。
    2. 知事や知事与党の態度も揺らいでいます。彼らは、2005年のびわこ空港開港のためには、2002年までの第七次空港整備七カ年計画中に設置許可申請を出さなければならない、アセスだけでも3〜4年かかるから、今アセスをしなければ間に合わないと言い続けてきました。現に、今年の予算でも5億円に上るアセス予算をつけています。ところが、署名が出たとたん、知事は国の計画に関わらず、「多少の時間がかかっても県民の理解を得ることを優先する。」と言い出しました。追随している知事与党も「そのとおり」と言っています。 
    以上、見ましたように、123842人の署名を添えて提出された住民投票条例案は、否決されたものの情勢を大きく変えました。
    あと一押しで、びわこ空港建設白紙撤回が実現できると思います。

     統一地方選挙は目の前です。住民投票条例案に賛成したのは、共産党の2名の議員だけでした。この統一地方選挙において、びわこ空港建設に反対する議員を増やすこと、これがびわこ空港建設をやめさせる大きな力になると思います。がんばりましょう。
1999年3月31日(水)
  • 今日で、3月も終わりです。この月は、夏のような日があったかと思えば、冬に逆戻りしたり、雨が続いたり、非常に不安な天候が続きましたね。今の日本の政治を象徴しているようです。「国旗と国歌」の問題では、政府はフラフラだし、「戦争法案」の答弁は、逃げてばかりだし、ひどいものです。
  • 統一地方選挙が始まっています。
  • 注目は、東京と大阪の知事選。東京は保守乱立だし、大阪は共産党以外全ての政党が「不戦敗」。だらしないねえ。
  • また一つ、無料ホームページに入りました。ここ http://www.gaiax.com/www/gatecity/h/d/hodaka/main.html です。見てね。
  • おさかなML(fishml)は、現在、114名。各方面のプロの方が加入されています。
つれづれの記トップに戻る



  メール
Copyright(C) March.3.1999  by Toshio Yabe. All rights reserved.