つれづれの記(98年10月分)
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1998年10月3日(土)
  • このところ、更新をさぼりにさぼって、やっと10月分を書いてます(^_^;)
  • 今日は、午後から南郷水産センターで鯉釣りをしてきました。あそこは、手軽に遊べるのでいいですね。
  • 新しく発見したことがあります。以前からこの池に入っている鯉は、わりと人間に馴れていて、すぐそばまで寄ってきます。そして、釣れてもあまり抵抗しません。だいたい、こういう鯉は魚体が汚いです。特に、口のあたりが変形したり、ヒレが切れたりしているのが多いのです。ところが、最近この池に入ったばかりの鯉は、あまり近くには寄ってきません。少し、沖の方で釣れるのですが、魚体の大きさのわりに引きが強く元気です。それに、なんといっても魚体が綺麗なのがいいですね。それで、なるべく沖の方ばかりで釣ってました。
  • サブマシンのHDDがクラッシュしました。古いデータやデジカメで取った写真などが入ったHDDで、PDへのバックアップを忘れていたものでした。団塊MLとDOS/V−MLに、「対処法を教えて。」と流しましたが、今のところレスがありません。お手上げ状態です。
1998年10月4日(日)
  • 銀行への税金投入に反対します!   
  • 消費税を3%に!!  早く、衆議院の解散・総選挙を!
    1. 日本長期信用銀行をはじめとする銀行支援のために税金を投入する金融関連法案が、10月2日に衆議院を通過しました。
    2. 賛成したのは「自民党」「民主党」「平和・改革(旧公明党勢力)」「社民党」の4党です。
      リストラや中小企業の倒産を救わないで、なぜ銀行だけ救うのだ、不公平だという声が、日本全国に満ちあふれています。
      神奈川県横浜市の男性(45歳)の言葉を紹介します。(10月4日付「しんぶん赤旗」より)
      • 景気回復っていうなら税金を安くすることですよ。最近は、飲みに行く人もタクシーを使ったり、あとでラーメン食べる人もいなくなってきた。物を回転させていくためには消費税を減税すべきだ。銀行がつぶれそうなら、経営者が責任をとるべきなんですよ。税金を入れるのは納得できない。
      いやいや、私も、まったくこの方の言うことに共感します。消費を拡大することが、最大の景気対策なのです。
      銀行を税金で助けたら、それは「悪例」として残ってきます。今回の銀行への税金投入も、いわば、住専への税金投入を許したことから始まったといえなくはないのです。だから、今回は、絶対に阻止しなければならない。このような事が「常態」になるなら、日本の金融システムは、全く正常でないことになってしまう。これこそ、金融システムの崩壊だと、私は思います。
    3. 日本共産党と二院クラブの島袋宗康氏、自由連合の石井一二氏が協同で、「消費税減税法案」を参議院に提出しました。共産党と、良識ある他党派との協同が広がり、悪政へのガードが強まることを期待したいですね。
1998年10月5日(月)
  • 「お魚についてのML」(仮称)に、テスト送信をしました。きっちり、返ってきました。したがって、もう、ML自体は機能しているのです。あとは、私が「Info」文を書き、加入を呼びかけるだけです。ところが、このInfoがなかなか難しい(^_^;)
  • 今日は、メールの返信がいっぱいあって、Info文まで手が回らなかった。
1998年10月8日(木)
  • 広島湾で、カキが赤潮で大被害!この赤潮は、「ヘテロカプサ」と呼ばれるプランクトンが大発生し、海水が変色したのです。このため、カキの約80%が死んでしまったようです。「ヘテロカプサ」赤潮が発生するとカキが死ぬという事の原因は、よくわかっていません。
    ただ、カキのエサになる珪藻が増えると「ヘテロカプサ」の増殖は抑えられるということは分かっています。ところが、この珪藻は、海水の汚染に弱いのです。広島湾の海底のドロに含まれるTBT(有機スズ)化合物の濃度が、神戸・大阪についで高く、これが珪藻の増殖を妨げているのではないかと推測されています。(有機スズは、船の底に塗る塗料として使用されていたが、魚介類への汚染が問題になり1991年に使用禁止になっている。ただし、外国船には使用している船もあり、広島湾の造船所に出入りしている。)
    漁民の被害は深刻です。抜本的な対策が望まれています。
  • おさかなメーリングリスト(fishml)を開設しました。入会はこちらから。
  • おさかなメーリングリスト(fishml)は、お魚のことについて、多面的に話し合うことを目的とするML(メーリングリストの略)です。たとえば、このような事について、みんなで話し合っていきたいと思います。
    • 「お魚」を、広義に多面的に捉えます。
      1. 狭義の「魚」だけでなく、「海産物」全体と考えてください。だから、貝類はもちろん、海藻や鯨などの海産ほ乳類で食料になるものを含みます。
      2. 川上から川下まで視野に入れます。つまり、一方では、産地からの情報があり、一方では、食卓からの情報もあると言うことです。もちろん、その間の「加工」「物流」「販売」と言う面からも、捉えたいと思います。
    • 「政治」「環境」の問題として捉える事も必要です。
      1. たとえば、捕鯨の問題、ミナミマグロの問題なども考えていきます。
      2. 漁場がどんどんと変わってきている事や、水温の変化、潮流の変化等々、地球環境の問題としても考える必要があります。
      3. 日韓漁業協定の問題、日露間、日中間の問題、外国人乗組員の問題、漁港設備の新設・改修の問題なども、決して避けて通れないのです。
    • 現場の具体的な問題から、将来の展望問題まで、いろいろ語り合って、日本の水産業と関連産業を発展させ、魚食の普及を進めていくための一助になれば嬉しいです。
    • 現在、全国各地から、研究者、水産関連業界の方、消費者の方などが参加されています。あなたも、是非お入り下さい。
1998年10月9日(金)
  • 「おさかなメーリングリスト」は、11人になりました。管理にけっこう手が掛かりそうな気がします。
  • 今日は、朝から湖南アルプス(うちの裏山です。)の不動寺まで登ってきました。往復で、だいたい2時間半くらいのところです。今年の冬、上高地に入るという計画が「乗鞍ML」で出てきていますので、トレーニングをしなければならないのです。冬の上高地は、25年前からの夢ですから、なんとか実現したいと思ってます。
  • 朝晩は、だいぶん温度が下がってきました。乗鞍高原では、今朝方、氷点下になったようです。
  • でも、今は(お昼前)は温かいです。Tシャツで過ごせますから。
1998年10月11日(日)
  • 「おさかなメーリングリスト」は、20人になりました。でも、まだ、発言0の方が、数人おられます。
1998年10月15日(木)
  • 超大型の台風が接近中です。今回のは、ちょっとすごい。九州・四国・紀州方面は、全面的に駄目ですね。紀州のハマチがあげられないかもしれないという状況です。
  • 「おさかなメーリングリスト」は、私を含んで33人になりました。
  • ホームページの更新ができない(^_^;)
  • 沖縄県で、米軍兵士の車にひき逃げされた高校生が亡くなりました。
1998年10月17日(土)
  • 台風は、少し小さくなってきましたが、九州を直撃しそうです。滋賀県も、ずっと雨ふりです。
  • 「おさかなメーリングリスト」は、私を含んで35人になりました。私が直接呼びかけた人だけでなく、参加している人が友人知人に呼びかけて下さるようになりました。投稿の中身は多彩で、非常に充実しています。今後が楽しみです。
  • 小渕首相は、米軍の地位協定は今のままで良いと言い、沖縄の現状を是認しました。許せないことです。
  • 自民党敗北後の国会で、自民党の悪政が横行するという事態が発生しています。60兆円の税金を銀行に投入するという暴挙を、共産党をのぞく一部野党の裏切りと自民党の策略で決めてしまいました。これも、許せないことです。
1998年10月18日(日)
  • 沖縄県の太田知事は、16日に行われた全国知事会議において、アメリカ軍兵士による女子高生ひき逃げ事件(女子高生は死亡)に関して、米軍地位協定の見直しを要請しました。
    • 沖縄県民の意見を次のように紹介しています。
    • 「日本に裁判権のある米兵の犯罪については、事案の如何に関わらず、起訴前においても、被疑者の身柄を日本の捜査機関が拘束できるよう地位協定を見直す必要がある。」
    • 小渕首相は「現時点で見直す必要はない。」と拒否しました。←小渕さんは、どこの国の首相なのでしょうね。
    • 今回の事件では、政府はアメリカ側に米兵の身柄引き渡しの「要請すら」していません。
    • 沖縄県は、アメリカの植民地ではありません。いつもでも、県民を犠牲にしたままではいけないのです。
1998年10月27日(火)
  • おさかなML(fishml)のほうばかり気になって、ホームページの更新をしていませんでした。
  • 仕事の方でも、北海道フェアがあって、忙しかった・・・・・・言い訳(^_^;)
  • おさかなML(fishml)は、44人になりました。最初に比べると、メールの数が減ってきています。今後、どういう方向になっていくのか、それが大事ですね。私が焦っても仕方ないとは思いますが、気になります。
  • USBマウスの導入で、また、つまずいています。これも、1週間ぐらいかかるかなあ(^_^;)
1998年10月28日(水)
  • 消費不況に天候不順が追い打ち
    9月の売上高 百貨店5%、スーパー2.3%の減(昨年対比)
     これで、百貨店は5ヶ月連続、スーパーは4ヶ月連続で、昨年対比マイナスの売り上げです。百貨店協会では「9月は平均株価がバブル崩壊後の最安値を更新するなど、消費環境はいっそう悪化した。」と指摘しています。
     日本銀行の支店長会議が、9月26日に行われました。このなかでも、景気の現状については、いっそうの悪化を訴える報告が相次ぎました。
     景気の先行きに関しては、速水日銀総裁は「速やかな景気の回復は展望しがたい状況」と述べています。
     設備投資の大幅な減少や、個人消費の低迷で、雇用・所得環境がいっそうの厳しさとなっており、「負の循環が強くなっている」との認識が大勢を占めています。
     また、景気の回復については「恒久減税などの財政政策が重要になる」との意見が大勢を占めています。
     
    とにかく、庶民のふところを温め、安心して「消費」できる環境を作ることが、決定的に大事です。せめて、消費税を3%に!!!
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