つれづれの記(98年9月分)
つれづれの記トップに戻る

1998年9月1日(火)
  • 北朝鮮が日本海へミサイルを撃ち込む!!
  • いったい、北朝鮮とは、なんという国なのでしょうね。
    私も、いろんな本を読みましたが、最初は信じられませんでした。でも、あれだけ色々な人が証言しているのですから、もう、間違いないと思ってしまいました。社会主義はもちろん、民主主義のカケラもない国なのでしょう。
    内部矛盾はいろいろあると思うのですが、今のところ、まだキムジョンイル体制は崩壊しそうにありません。気になりますね。
  • 久しぶりのホームページ更新です。10日間以上、さぼっていました。
1998年9月9日(水)
  • この所、仕事が忙しいうえに、システムトラブルとLibrettoの調整で、ホームページの更新まで手が回りませんでした。
  • メインマシンのシステムは、A4techのマウスドライバとなんかのプログラムの衝突だったようです。なまじ、Win95の上書きインストールなどをやったおかげで、訳が分からなくなり、まっさらにして再インストールしました。A4techのマウスドライバも、WEBから最新版を落とし、インストールしたらうまく動くようになりました。
  • サブマシンのLinuxも、3回目の正直で、やっと動くようになりました。ところが、日本語が入らないのです(^_^;)
  • LibrettoのHDD交換とソフトのインストールに悪戦苦闘していました。IMESのCDROMを買って、これでインストールしました。これは正解でした。
  • でも、新たなトラブルが発生しました。また、PCLA/Tが認識されないのです。現在、お手上げの状態です。
1998年9月13日(日)
  • 9日に、ホームページの更新をしようと思ったのですが、やってる途中で眠たくなり挫折。なんとか、今日はやりたいと思います。
  • 今日は、朝から琵琶湖博物館に行ってきました。以前から気になっていた点を、質問コーナーで聞いてきました。
  • 一つは、ビワマスの寄生虫の件。これは、神奈川の戸井田さんからいろいろ教えていただいていますが、その点の再度の確認と地元での「生食」の現状について聞きたかったのです。専門の研究者の方がおられなかったので、名刺を置いてきました。後日、電子メールを入れてもらうようにお願いしてあります。
  • もう一つは、琵琶湖の水運で活躍した「丸子船」の件です。私は、この丸子船の水運は、北前船に連動していると思っていたのですが、この点を質問すると、やはりそうでした。北前船が福井で北海道や東北の荷物を下ろし、それを琵琶湖の北岸に運び、そこから丸子船で堅田や浜大津に運んだようです。これは、すぐ近くに京都という大消費地があったことと密接につながっています。京都の名物「ニシンそば」も、このルートで入ってきた身欠ニシンから作られた文化なのです。
  • このルートを更に「効率的」にするために、琵琶湖の北岸と日本海を結ぶ水路が計画されたことがあったと言うことを聞きました。これは、初めてでした。それほど重要なルートだったのですね。
  • LibrettoのPCLA/Tは、IO−DATAのサイトに最新のドライバがあったのでそれをダウンロードしインストールしました。これで、一発で認識しました。あああ、今までの苦労は何だったのか・・・・・・・・・・
  • 教訓・トラブルがおこれば、そのメーカーのWEBに入り、最新ドライバを手に入れることが肝心!!!
1998年9月15日(火)
  • 今日は「敬老の日」で、仕事は休みです。でも、昼までに、文書書きをしなければなりません。その気になればすーーっと進むのですが、その気になるまでがなかなかです。
  • えー、今日もホームページの更新をします。Linkのページに、のりくら高原のペンションを加えました。また、先日、うかがったときお世話になった「辺境のMac使い」さんや「おてんきや」さんのページも加えています。
1998年9月16日(水)
  • 政府答弁にも反する長銀への税金投入は許されない!
  • 政府・自民党は、多くの国民の反対の声を無視して、長銀への公的資金(国民の税金です)導入を強行しようとしています。しかし、これは、これまでの「政府答弁」にも反することです。
    大蔵省・山口銀行局長(当時)の政府答弁
    1. 破綻するような、あるいは破綻が見込まれるような銀行に注入するということは個別銀行の救済そのものでございますので、そういうことはしない(あと略) → 1998年1月23日の答弁
    2. 経営再建を目的とするとなりますと、破綻を防ぐためにこういった申請をするというような場合は、どうもこれには該当しないということになろうか(あと略) → 1998年2月4日の答弁
    3. 吸収合併される方の銀行のことをおっしゃっているわけでございますね。そういうことであれば、13兆円の運用としては、破綻が見込まれるようなものは相手にはするべきではないという考え方でご提案申し上げているわけでございます。 → 1998年2月6日の答弁 
    つまり、「破綻するような銀行には出さない。」と言うこと、さらに「吸収合併される銀行にも出さない。」と言ってる訳です。
    今、長銀に出そうとしているのは「出さなければ破綻する。」(宮沢蔵相)からであり、明らかに、従来の政府答弁に反しています。
    また、宮沢蔵相は「長銀は身を捨てて吸収される。」と言っていますが、これもおかしいですね。吸収される
    側には出さないという従来の政府答弁に反しています。

    我々国民は、事実をはっきり見つめ、政府のごまかしを糾弾し、長銀への税金投入をやめさせることが必要です。
    そして、一日も早く、衆議院の解散・総選挙をかちとり、国民の意志を反映した政府を作りましょう。
1998年9月18日(木)
  • 下記は、北朝鮮問題に関して、あるMLに投稿した内容です。(赤字は、MLで出された意見、黒字は私の意見)
  • 8月末から始まった一連の北朝鮮バッシングもここへきて米国務省が衛星だったと認めたことにより日本政府とマスコミは完全な肩すかしをくらった格好になった。

    この問題は、こういう捉え方をするのではなくて、北朝鮮が日本を含む周辺諸国に、事前に連絡をしなかったことに原因があるように思いますが。
    私も、最初はミサイルと思っていました。
    その後、北朝鮮が、人工衛星と発表した。ソ連やアメリカが確認した。
    どうも、人工衛星の打ち上げの失敗らしいと、今は思ってます。
    北朝鮮が、事前に、「こういう手順で人工衛星の打ち上げ実験をやるぞ。」と、なんらかの形で発表していれば、いらぬ誤解は防げたと思います。
    その点では、他国との平和的なおつき合いをすすめていくうえでの問題点があったのではないかと思うのですが。

    2週間に及ぶ報道のおかげで日本中、北朝鮮=ミサイルを撃つ国=敵国という洗脳が行き渡ったと思います。

    私は、最初、ミサイル報道を聞いて、「ああ、これでまた、在日コリアンの方の立場が厳しくなるな。」と思いました。
    残念ながら、同じ日本人として恥ずかしい限りですが、やはり、私の懸念した傾向は、広範囲に発生してしまいました。
    (私が参加している、別のMLでも、相当激しい発言がいくつも投稿されています。私としては、見かねて、あまりひどいのにはチェックを入れましたが・・・)
    北朝鮮指導部は、日本(及び日本人)がこのような反応を示すのを予想できなかったのでしょうか。私は、当然、予想できたと思っています。
    このような言い方は失礼で、また、的をはずしているかもしれませんが、北朝鮮指導部は、在日コリアンの方の存在を、全く考えていないのだと思ってしまいました。

    このMLにはマスコミ関係者もいらっしゃるようなのでお聞きしたいのですが、日本のマスコミ・ジャーナリズムは完全な政府・警察のプロパガンダになってしまっているのではないでしょうか?

    私は、「完全な」とは言い切りませんが、日本のマスコミが政府・警察のプ ロパガンダになることは結構あると思っています。特に「Y紙」と「S紙」は、その傾向が強いですね。
    ただ、記者さん個人としては、真実の探究に日夜奮闘されている方が多いと思いますよ。
    問題は、上層部がアメリカや日本政府と癒着しているところにあるのでしょう。

    このような日本の認識のずれや曖昧な情報を確定的な事実かのように報道するマスコミのおかげで私たちの後輩である朝鮮学校の生徒はジャージを着て登校しなければならなくなります。
    誤った情報を真に受けてナイフでチョゴリを切り裂くようなテロまがいの輩が後を絶たないのです。


    このような行動が発生していることに対しては、一日本人としては、在日コリアンの方にお詫びしなければならないと思っております。決して、日本人の全てが、このような事を容認しているわけではありませんので、その点はご理解をいただきたいと思います。

    元来、新聞などの報道機関は政府の動きを監視し、真実を国民に報道する役割を担っているはずです。最近の北朝鮮に関する一連の報道を受けて、TVや新聞を絶対なものと信じ切っている多くの日本人が洗脳されていく姿をみて私はもう憤りを通り越えて悲しみを感じます。

    「洗脳」という言葉は、これで2回目ですね。これは、ちょっと、日本人に対して失礼だと思われませんか?
    先日行われた参議院選挙の結果を見ても、多くの日本人がクールに今の政治を見ていることが証明されています。
    決して、マスコミ報道を鵜呑みにしているわけではありません。
    先にも書きましたように、北朝鮮が、隣国としてのおつき合いを考えていてくれて、事前に知らせてくれていたら、違った展開になっていたでしょう。
    現実には、そうはならなかったのですが、ロケットの一部が日本海と大平洋に落ちたのは事実でしょう。(このことも、否定されますか?)
    この両海域には、良い漁場があります。日本海では、日本船はもちろんですが、韓国船や北朝鮮船も操業している可能性があります。
    また、日本船には、在日の漁師さんがおられるかもしれません。
    少なくとも、そうしたことを考えた場合、「迷惑をかけてすまない。」という一言をかけるのが礼儀でしょう。
    北朝鮮は、なぜ、それができないのでしょう。

    MLでも時折でてくる拉致疑惑にしても警察発表だけが根拠です。韓国に亡命してくる北の人間がピョンヤンで見たとか見なかったとか、そんな発言を真に受けている人たちはもう脳が退化しているのでは? と思ってしまいます。

    これは、あまりにも一方的で、断定的ですね。
    ちょっと、詳しくは覚えていないのですが、拉致されて、現在北朝鮮にいる日本人が、帰りたいと言っているというような新聞記事(実名入り)を読んだことがあるのですが、(この辺は、キム・***さんが詳しいでしょう。)こうしたのも、デマだと言われるのですか。
    その他、北朝鮮の現状についての書物が、いくつも出版されています。その中にも、日本人拉致のことが書いてありますが、すべて、デマだという認識なのですか。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

    私個人は、自民党政府に対して、明確に反対の立場に立つ者です。
    したがって、マスコミ報道が、昔の「大本営発表」に近いものになりつつあることを、強く危惧しています。
    そうした立場でいる私でさえ、北朝鮮の現状を理解することはできません。
    若いとき、立場は違いますが、キム・***さんと同じように、北朝鮮を地上の楽園と考え、一方の韓国を戦前の日本と同じような暗黒の国と思い(イ・スンマン時代だから、軍事独裁ですね。)、北朝鮮への帰国事業に感動した自分自身に
    対して、今は忸怩たる思いがします。
1998年9月20日(土)
  • 防衛庁の幹部は、国を守るのではなくて、自分の身を肥やしていた!
  • もう、みなさんご存じで、たぶん怒っておられるだろうと思いますが、防衛庁の調達本部というところで汚職がありました。
    東洋通信機などが、防衛庁に納入した物品の請求を水増ししたことが判明し、水増し分を返納することになったのですが、調達本部が返納額に手心を加え、謝礼としていくばくかの現金をもらっていたというものです。
    悪質なのは、このことが判明して以後、防衛庁ぐるみで、証拠の隠滅を測っていることです。業者側でも、NECで同じように証拠を隠していました。(だから、NECは嫌いなんだ。・・・・・・これは、別の話か(^_^;)
    実態はどうあれ、建前上は「防衛庁は、国を守るお役所」ですね。それが、幹部ぐるみで腐敗しているのですから、なにをかいわんやです。これでは、とても国を守るどころではありませんね。
    一般庶民は不況で苦しんでいるのに、高級官僚だけは、汚いお金を手に入れて、ぬくぬくと暮らしている。こんな事をゆるしてはなりません。国民自身の手で、早く改革をしなければならないと思います。
  • NECもやっていたんですね。いやだねえ。
1998年9月30日(水)
  • 明日から10月だというのに、まだ昼間は暑いです。地球温暖化の影響を切実に感じるこの頃です。
  • 8月22日から24日、台風の中を北海道出張でした。天気予報を、乗鞍MLのお天気やさんに聞き、うまく出かけることができました。夜が遅く、朝が早いという、いつものパターンの出張で、観光など一つもなく、疲れました。
  • 8月26日〜27日は、乗鞍MLのオフ会、乗鞍高原まで家族で行きました。夜中に「坂巻温泉」に入りにいき、みんなご機嫌でした。でも、やっぱり雨で、乗鞍岳には登れませんでした。返りに、日義村にある「義仲館」を見てきました。
  • このところ、毎日、雨が降ってます。今日は、昼間はなんとか降らなかったのですが、夜になって降ってきました。
  • 雨が続くといやですね。気分が滅入ります。
  • 「お魚にかんするML」を開設しようと思っています。すでに、条件は作れていますので、呼びかけるだけの段階です。
つれづれの記トップに戻る



  メール
Copyright(C) August.3.1998  by Toshio Yabe. All rights reserved.