つれづれの記(98年6月分)
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1998年6月8日(月)
  • 6月3日に、私の母親が亡くなりました。
  • 脳腫瘍で、約2年間入院していました。もともと心臓が弱く、開頭して腫瘍を取り除くのが無理だったため、薬で腫瘍の拡大をとめていたのですが、少しずつ大きくなっていました。
  • 6月3日の夕方に病院に行ったときには、点滴をして寝ていました。声をかけても起きなかったのですが、頭を掻いたりして、普通に動いていたのです。看護婦さんにきくと「いつもどおりです。」ということで、家に帰りました。
  • それが、2時間くらいして、病院から家に電話がかかり、「息を引き取られました。」ということで、看護婦さんの声も動揺していたようです。
  • 当然、こちらもびっくりして、動揺しました。(当然ですね)
  • お葬式やら、家の整理やら(母は一人で住んでいました。)で、大変でした。まだ、家の整理は終わっていません。
  • 今日まで、仕事は休ませていただいています。まだ、あちこちへの連絡や整理などをしなければならないですから。(タイミングが悪く、葬儀の次の日が土曜日で、何もできなかった。)
  • まあ、それで、パソコンに向かうまもなく、当然、ホームページの更新もできなかたわけです。落ち着いたらまた頑張って更新しますので、よろしくお願いいたします。
1998年6月15日(月)
  • なんか、疲れが出たようで、何も手がつかない状態が続いていました。
  • 今日は、仕事が休みだったのですが、朝からしんどくて、ボケーとしていて、なにもできていません。
  • 昨日は、ワールドカップを見ていました。日本は負けましたが、下馬評よりは善戦したんじゃないかと思います。それにしても、あの一点は惜しかったですね。綺麗なゴールならあきらめもつくのですが、なんか、ちょっとした隙間からぬlけたようなゴールだったからねえ。
  • 昨日、細川元総理の辞職に伴う熊本県の衆議院補欠選挙がありました。結果は自民党が勝ったのですが、ここでの特徴は2点あります。
  • 一つは、民主党の細川氏の確固たる地盤であるにも関わらず、民主党が勝てなかったこと。これは、7月の参議院選挙でも民主党に「風は吹かない」事を示しています。
  • もう一つは、共産党の川上候補が14%の得票を取ったことです。前回の参議院選挙の得票率は7%です。今回、倍増したわけです。これは注目すべき前進で、ASAHI.COMでも特筆していました。共産党の参議院選挙での躍進が期待されます。
  • 日本共産党と中国共産党の関係が、30数年ぶりに正常化。中国共産党側が過去の誤りを認めて和解。共産党の中国外交が今後期待されます。
  • 共産党・民主党・自由党の三党が共同で「橋本内閣不信任案」提出。自・社・さ三党の反対で否決されたのだが、この中で分からないことが二点ある。その一つは、社民党とさきがけが反対にまわったこと。橋本とは一緒にやれないと言うことで野党にまわったはずなのに、やっぱり信任しているのですね。参議院選挙が終わったらまた一緒になるのかな?いやいや、もう無くなってるかもしれんね、社民党とさきがlけは(^_^;) もう一つは、平和・改革(旧公明党)が共同提案に参加しなかったこと。共産党と一緒ではやれないのですって。これぞ「党利党略」だと思いませんか。共産党は柔軟になって、保守系とも共同しているのにね。
  • 1997年度の国内総生産のうち、その60%をしめる「個人消費」が戦後初めて、前年比マイナスになりました。住宅建設は21%と最大の落ち込みです。個人消費を伸ばすことが最大の不況対策です。取りあえず、消費税を3%に戻そうの声をもっと大きくしましょう。
1998年6月18日(木)
  • 古い、余ったパーツで組み立てていた3台目のパソコンが完成しました。CPUは、サイリックスのP150+なので、まあ、型落ちも良いところです。でも、ワープロやその他ちょっとしたことをするのならこれで十分です。
  • メインマシンとLANでつないであります。ディスプレーは1台を共有しています。幸いにも、私のディスプレーはBNCとD−SUBの2系統の入力があるのでばっちりです。
  • イクラ寿司で、O−157の感染者が出ました。イクラの出所は、北海道と三陸の2ヶ所のメーカーのようです。私共が取り扱っているメーカーではありませんでした。
  • O−157は、牛の腸の中にいるということが分かっています。それがなぜ、イクラについたのか、疑問ですね。早く、原因を追求していただきたいものです。
1998年6月19日(金)
  • 三一書房から出版されている「アイヌ民族と日本の歴史」(宮島利光著)を読みました。
  • アイヌ民族の立場からすれば、北海道に和人が入って「開拓」していったのは、「侵略」なのですね。こんな簡単な論理に気がつかないなんて、自分ながらぞっとしました。
  • 「日本は、単一民族国家だ。」と、私も思っていたことがありますが、それは間違いでした。
  • 「民族」って、いったい何なのでしょうか。またまた、勉強しなければならないことが増えました。がんばって勉強しようと思います。
1998年6月23日(火)
  • 5日ほど前から、夜の散歩を再開しました。
  • 今年も、ホタルはいるかなと期待していたら、やっぱりいました。
  • 昨日は、うちの前の池で、鴨がゆったりと水に浮かんでいました。
  • あちこちで開発している田上ですが、まだまだ自然はたっぷりあります。この自然は、いつまでも残したいものです。
1998年6月24日(水)
  • 通産省が、Internetによる通信販売の指導要領のようなものを出しています。
  • ここです。http://www.miti.go.jp/topic-j/e8safu1j.html 興味ある人は見てください。
  • このところ、毎日、雨が降ってます。子供は「今日はプールの日」と言ってましたが、果たして泳げるかどうか?田上はけっこう寒いですから。
  • 北海道産イクラによるO157食中毒事件について(厚生省の文書です。)
  • http://www.mhw.go.jp/houdou/1006/h0622-1.html
1998年6月25日(木)
  • 参議院選挙が公示されました。国民の手で政治を変えるチャンスです。
  • ちょっと雑誌やその他の抜き書きです。
    1. 電通の「広報プラン報告書」より
      • 異議を唱える意味での野党らしい「キャラクター」を持っているのは共産党
    1. 自民党の総裁経験者の発言
      • 非自民勢力の結集が、私の思っていたのとは違う形になってきた。公明勢力が非自民勢力から離れている。さらに私が思っていたより共産党への期待が増えている。非自民勢力の中で共産党への期待が増えている。
    1. 自民党の献金窓口の国民政治協会の機関誌
      • 自共対決時代がいよいよ来たな、そういう思いがする。自民、民主、自由なんて、政権争いをしているに過ぎない。保守党間でいがみ合っている間に不破・志位コンビが共感を呼んでいる。
    1. 雑誌「時事解説」での、政治評論家の今井久夫氏の見解
      • (自民党の)正面の敵は共産党だ。(参院選後、野党陣営が)自民党包囲網を敷こうとする場合、共産党を無視できまい。現有の14を大きく上回るであろう参院勢力は野党にとって不可欠の戦力となる。参議院選後は、他党の共産党に対する拒否反応が鈍くなる一方、共産党の行動半径は著しく拡大されるだろう。
1998年6月28日(日)
  • 京都・大阪・滋賀を地盤とする企業グループ「京阪電鉄」が、今、子会社の整理を始めています。滋賀県下でも、いくつかの子会社がリストラや切り捨ての対象となっています。
  • 私がよく利用する比良山のリフト=これは「比良索道」という会社ですが、ここもリストラの対象になっています。
  • この会社は、1992年から京阪が100%出資の子会社になっていました。夏は登山やハイキング、冬はスキー客で賑わい、年間約10万人が利用しています。
  • ところが、ここ数年は暖冬でスキー客が減少、経営危機に陥っていました。
  • 京阪本社としては、撤退する意向が強いようです。
  • 今、提案されているリストラの内容は、22人の労働者を全員解雇して、13人を1年契約の契約社員として再雇用するという内容で、労働者の怒りを買っています。
橋本政権による「大不況」の影響は、待ったなしの状況です。参議院選挙で、橋本政権打倒を!
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