つれづれの記(3月分)
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 3月1日(雨のち曇り)
  • 今日から、暦の上では「春」です。朝方から雨降りでしたが、気温は高く「春の気配」はしています。
  • 数日前から、庭の梅が咲き始めています。昨年より、咲き始めるのが2週間程度早いです。
  • 先日、静岡に行きましたが、梅が満開でした。背広に毛糸のベストを着ていましたが、暑くて汗をかきました。今年は、暖かくなるのが早そうですね。
  • 昨日、ちょっと寺町によったら、パソコンショップに「一太郎8」が山積みされていました。フルパッケージで8000円、安くなったものです。ジャストシステムさん、MSに負けないように、がんばって下さい。
  • 先日、水産関係の団体が主催する懇談会のために、宮崎県まで行って来ました。
  • テーマは、「養殖魚についての生産者と消費地の関係者との懇談会」 でした。
  • いろいろお話はあったのですが、あるところで私が「春からの消費税の引き上げで、消費者の財布のヒモは今以上に固くなる。」と言ったところ、多くの参加者の方が「うんうん」と頷いておられました。
  • 消費税のアップはまだ実施されていませんが、すでに消費者・国民のなかにある精神的な圧迫感は相当に深刻なものとなってきています。(年明け以降の量販店の売り上げは、どこも落ち込んできているようです。)
  • 私は、流通関係の仕事に従事していますので、日々のおつきあい(業者の方や消費者の方たち)の中で、みなさん方が「景気への悪影響を心配」し「橋本政権への批判」を強めておられることを身をもって感じています。
  • 消費税のアップと、医療費の引き上げを始めとする全体で9兆円にのぼる国民への負担の強要が、景気を良くすることには「絶対」にならない事は、誰の目にもあきらかな事です。そのうえ、京都市や滋賀県では、「選挙の無い年」なので、関係するいろいろな公共料金を一気に引き上げようとしています。
  • 阪神・淡路大震災の被害者の皆様方への個人補償は行われておら ず、仮設住宅での「孤独死」が頻発しています。
  • 一人一人の個人の生活力を高めることこそが、景気浮揚の基本的な条件だと思いますが、政府の施策はそうした立場に立っているとは思えません。
  • 「ぶり」「うなぎ」「いわし」「さば」「あゆ」 こうした、日本人が昔から食してきた貴重な「蛋白源」である魚が、軒並み値上がりしてきています。それぞれに理由はあるのですが、「政府による国民犠牲の施策」の一方で、こうした「食料品の値上がり」は、国民生活を悲惨な状況に追い込むことにつながってきます。
  • 政府はこうした状況を直視し、消費税の引き上げをやめ、ゼネコン中心の施策をあらため、予算の組み替えを行うべきです。 日本経済をになっている中小企業の振興と、一人一人の個人の生活力を高めるための施策に、国民の血税である予算を投入すべきです。
 3月6日(晴れ)
  • 3月4日〜5日と、野麦峠スキー場に行って来ました。
  • このスキー場はあまり知られていないようで、ウイークデイはガラガラです。ボーダー用のコースがあり、ハーフパイプも設置されています。ボーダーにはおすすめのスキー場です。
  • 関西方面から行くなら、名神高速--中央高速と乗り継いで中津川でおります。国道19号線を長野方面に向かい、藪原で上高地へ行く道に入ります。この道をまっすぐ行き、境峠を越えればすぐに蕎麦屋さんがあります。ここから右へ入れば、スキー場はすぐです。京都南インターチェンジから入ると、4時間〜4時間半くらいで行けます。
  • ペンションは何軒もありますが、「ワンダーピエロ」というペンションのオーナーは、昔、私と同じ職場で働いていた人です。親切で、感じが良くて、料理が美味しいペンションですので、是非利用してあげてください。   電話番号 0263−79−2210  
  • 長野県南安曇郡奈川村奈川高原1173−104  郵便番号 390−16
  • 昨夜、国会では消費税のアップを始めとする9兆円の国民負担増を骨子とする97年度予算案が、衆議院を通過しました。
  • この、かってない国民収奪の予算に賛成したのは「自民党」「社民党」 「さきがけ」の3党でした。反対したのは、「共産党」「新進党」「太陽党」「民主党」の4党でした。
  • 3月1日のところで、この予算の問題について書いていますので、今日はその問題は書きません。今日は、賛成した政党、特に昔は革新民主勢力の一翼を担い、みずからも「革新の要」と標榜していた「社会党」に対する怒りを書きます。
  • 昔、「社会党」は「反核・平和」「働く物の味方」を標榜する政党でした。60年安保の社共の統一戦線は、まだ小学生であった私にも記憶が残っているくらいの国民的な安保反対の大闘争を作り上げました。また、社供の共闘で作り上げた革新自治体もたくさんありました。最近では、最初の消費税導入(3%)の時に、当時の土井委員長が「ダメの物はだめ!」と言って、選挙で大きく前進したことは記憶に新しい事です。
  • もちろん、当時の「社会党」はなくなり、今は「社民党」になっていますが、「社民党」自身は旧「社会党」とは全く別の政党であるとの位置づけはしていません。したがって、「社会党」-->「社民党」は、ただ名前を変えただけのものであり、組織的には中身は同じと見るべきです。
  • 私自身は、以前から社会党支持ではありませんでしたが、日本の社会 を良くしていく上で、「社会党」の果たす役割は大きいと思っていましたし、その立場から「社会党」の健全な発展を願っていました。「社共共闘」が大きな力を発揮することをずっと見てきましたから、「社会党」の健全な前進と発展を願わずにいられなかったのです。
  • しかしながら、こ の間の「社民党」の変質・堕落を見ると、今回の予算案に賛成する事については、当然の行為とも思えます。土井さんも全く堕落してしまった、自民党に取り込まれ、国民の立場を忘れてしまったと言わざるを得ません。
  • 「自民党」は、「社民党」の革新イメージを利用して、悪政を推進しています。(村山首相時代が典型的)その点では、社民党の罪悪はより深いと思います。
  • 土井さんは、今も党首です。土井さんは「おたかさん」というニックネムで呼ばれ、一時は国民的な人気がありました。今でも、結構人気はあるようです。前記の様に、確かに以前はこの人の指導のもとで「社会党」が「自民党」の悪政を阻む一定の役割を果たしたこともあったと思います。しかし、今は違います。「社民党」は土井さんの指導の元で、「自民党」の悪政に加担しているのです。
  • もし、今日、私のhomepageを訪ねて下さったあなたが、土井さんと土井さんの指導する「社民党」に、以前の革新的な「社会党」のイメージをお持ちでしたら、「それは大きな間違いですよ!」と訴えたいのです。
3月11日(雨)
  • 今日は「主張」はお休みです。その代わりに、今、京都生協が取り組んでいる「明石浦からの生イカナゴの直送」をご紹介します。
  • 瀬戸内海(明石の前の浜)で、その日の朝漁獲された「生のイカナゴの新子」を京都の生協のお店まで、週4日間「直送」しています。(実施日 月、木、金、土の4日間、ただし小さなお店は金曜日のみ。)
  • イカナゴ(新子)は、2月中旬から4月中旬まで漁獲されます。明石の近辺では、たくさんのご家庭で、これを「釘煮」にされます。これが始まれば、明石に春がくるというわけです。
  • 「釘煮」の作り方は次のとおりです。<--ここをクリックして下さい。
  • これは、明石浦漁協の富永課長さんに教えてもらったものですので、本格的な料理法です。ぜひ、一度やってみてください。
3月12日(晴れ)
  • 今日は、1ヶ月1回の医者がよいの日でした。私は、心臓に異常があるので定期的に検査を受けています。いつもと同じような診察を受けて、薬をもらって、約3000円払いました。医療費の値上げが実施されれば、支払いはこの倍程度になる見込みです。この問題を「独断と偏見」に書くつもりでしたが、「動燃再処理工場爆発」のニュースが飛び込んできたので、こちらを優先することにしました。
  • INTERNETで「科学技術庁」「原子力安全委員会」「国民生活センター」にアクセスしましたが、まだ情報はありませんでした。
  • 「朝日新聞」「日経新聞」では、基本的に新聞記事と同じようでした。
  • 東海村の主婦の方が開いておられる「東海村を楽しもう」というHOMEPAGEがあるのですが、ここでも「影響がない。」というお知らせがあったという情報だけで、それ以外の詳しい情報は無いそうです。
  • 「もんじゅ」の事故以後、原発関連の問題については、国民の関心が高まっています。「動燃再処理工場爆発」についての「独断と偏見」を書く予定ですが、今日は時間がとれないので、明日かあさってにします。
3月23日(曇りのち晴れ)
  • 今日は久しぶりに比良山に登ろうとして、登山口まで行ったのですが、下の子が「おなかが痛い。」と言い出したうえ、山もどんよりと雲がかかり、ポツリポツリ雨も降り出したため、登山は断念しました。
  • 転進して「琵琶湖博物館」に行って来ました。ここは、昨年10月のオープン日に行ったきりで、その時は人が多くてまともにみれなかったので、もう一度見たいと思っていた所でした。
  • 今日も、そこそこ入館者はいましたが、比較的ゆっくり見ることができました。
3月30日
  • 28日、参議院本会議で、消費税増税・特別減税打ち切り・医療保険改悪で国民に9兆円の負担増を押しつける97年度政府予算案が、自民党・社民党・さきがけなどの賛成多数で可決されました。
  • 国民の圧倒的な世論を無視した暴挙であり、公約違反を重ねる与党三党に抗議します!国民の一人一人が、「どの政党」が、「どの議員」が公約破りをしたのか、厳しく見極め、次回の選挙で審判を下すことが大事です。決して、「政治家一般」に矮小化してはならないと思います。
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