高知で発行されたチラシでの半夏生の扱い


このチラシは、高知在住のKさんから送られてきたものです。
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スーパー SS
2002年6月29日配布のチラシ

半夏生については、「近畿地方の農家では、田植えが終わる頃のこの時期に、稲がタコの足のようにしっかりと根を張るように、また夏を元気に乗り切るようにと願いを込めて、この日にたこを食べる習慣があるそうです。」としています。
NKスーパー
2002年7月1日配布のチラシ
半夏生については、「半夏とはからすびしゃくという植物のことで、それが生える時期という意味です。大阪近郊では、この日半夏蛸(はげだこ)と称して蛸を食べる風習があります。蛸の足のように稲が広がるのを祈ります。」としています。
スーパーSP
2002年7月2日配布のチラシ
半夏生については、「今年は七月二日(火)が該当日!」と大きく書き、B4のチラシに関わらず、充実した説明を入れています。
長いので、下の欄に書きます。

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「半夏生」の謂れには健康と密接な関係があるようです!先人の知恵と経験を拝借します。夏至から数えて11日目頃、古来より農耕民族の祭りとして、田植えが終了した時期に稲の根が蛸のように地に吸い付き、根付くよう祈願して食されてきた風習です。
蛸は、縁起の良さと栄養豊富な生物です。八本の足は末広がりを意味し、吸い付く様に地を這うことで経営面での地盤ができるとされています。また、栄養面では、たんぱく質、タウリンが豊富に含まれていることから、動脈硬化の防止、肝臓病、視力低下の防止に効果がある生物です。更に、アセチルコリン等は神経を休める効果がある様です。

Copyright(C) Jul.12.2002 by Toshio Yabe. Allrights reserved