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舌下免疫療法と、薬物療法(対症療法)との違いは?
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薬物療法(対症療法)は、症状を起こす物質(ヒスタミンなど)の働きや鼻の中の炎症をおさえて症状を和らげます。アレルゲン免疫療法は、からだをアレルゲンに慣らして、症状を和らげたり、根本的な体質改善が期待できる治療法です。スギ花粉症の場合はスギ花粉を、ダニアレルギー性鼻炎ではダニのアレルゲンを含む治療薬を用います。 |
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どこで治療できるの?
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当「なかつか内科医院」にご来院ください。 |
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いつから始められるの?
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スギ花粉症の場合は、スギ花粉が飛んでいる時期は治療を新たに開始することはできません。スギ花粉症の「アレルゲン」は「スギ花粉」であり、スギ花粉が飛んでいる時期はアレルゲンに対する体の反応性が過敏になっています。そのため、スギ花粉が飛んでいない時期に治療を開始します。治療開始時期については、医師とご相談ください。一方、ダニアレルギー性鼻炎の場合は時期に関わらず治療は始められます。 |
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どれぐらい治療するの?
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少しずつアレルゲン(スギ花粉やダニ)を投与し、からだをアレルゲン(スギ花粉やダニ)に慣らすことからはじめ、数年にわたり継続して服用します(3年以上推奨)。そのため、定期的な受診が重要です。 |
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効果はどれくらいであらわれるの?
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正しく治療が行われると、スギ花粉症の場合は初めてのスギ花粉飛散シーズンから、ダニアレルギー性鼻炎の場合は治療を始めて数ヶ月後から効果が期待され、年単位で継続することで最大の効果が得られると考えられています。長期間、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、治療終了後も長期にわたり症状をおさえること、または症状が完全におさえられない場合でも、症状をやわらげ、おくすりの使用量を減らすことも期待できます。 |
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気をつけることは?
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アレルゲンを投与することから、服用後にアレルギー反応がおこるおそれがあり、まれに強いアレルギー症状が発現するおそれがあります。 |
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何歳から治療ができるの?
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小児の患者さんも治療ができるようになりました。医師とご相談ください。 |
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