第7回(2001/01/21)作品解説
オブジェ 「月と星」
南蛮土の焼き締めで作成した飾り陶版です
「月と星」の解説
粘土 :南蛮土(釉薬なし)
成形 :本体と月の部分を別に作りドベで貼り付けて一体化しています。
・・・・ポイント:ひび割れを防ぐため、厚い部分の裏面に溝を掘り、全体に爪楊枝で穴を開けた。
焼成 :乾燥後、一気に本焼き(最後はドライヤーを5cmに近づけ20分間MAX火力で焼く)
・・・・焼く位置は下窯のやや下で表を下に向けて最終までそのままで焼きました。
仕上がり状況 :上部の厚さの変加点に小さいひびが入った。(残念)
全体に裏面が収縮して、若干凸状に反ったが、自然釉がかかり渋い。
灰色の部分は窯出し時は若干緑かかっていたが、冷めて灰色になった。
南蛮土の裂焼締ぐい呑み
良い色が出ているが見事に裂け目が入っている。
焼き方はオブジェ 「月と星」と同じであるが、このような姿になった。
南蛮土の裂焼締ぐい呑みの解説
粘土 :南蛮土(釉薬なし)
成形 :紐作り
焼成 :乾燥後、一気に本焼き(最後はドライヤーを5cmに近づけ15分間MAX火力で焼く)
・・・・焼く位置は下窯のやや下で底を下に向けて最終までそのままで焼きました。
仕上がり状況 :見事に裂け目が入ったが良く焼き締まった。(温度が高過ぎたか?)
内面赤っぽく渋い。実用には内には釉薬がいるようだ。
外面は自然釉がかかって、灰色に光っている。
信楽焼締レース紋皿
良い色が出ているが下部に裂け目が入っている。
信楽焼締レース紋皿の解説
粘土 :信楽白土(釉薬なし)
成形 :レースの上に押し付けて模様をつけた
焼成 :昨年12月に乾燥後、素焼き済み
本焼 :オブジェ 「月と星」の上方にうつ伏せて同時に焼いた。
仕上がり状況 :見事に裂焼き締まった。内面は赤っぽく渋く自然釉が掛かった。
・・・・・外面も自然釉がかかったが、黒っぽく斑の灰色に光っている。
信楽焼締ぐい飲み(下絵つき)
上手く焼けたが下絵に梅の絵柄を入れたが色はついたが何か分からない。
信楽焼締ぐい飲み(下絵つき)の解説
粘土 :信楽白土(釉薬なし)
成形 :玉造
焼成 :昨年12月に素焼き後、下絵付け
本焼 :最後はドライヤーを5cmに近づけ15分間MAX火力で焼いた
仕上がり状況 :暖かみのある色になった。内面は自然釉がうっすらと掛かった。
・・・・・外面も自然釉がかかったが、一部あかっぽく光っている。
このぐい呑み(猪口並み)で酒を飲んだがなかなか円やかであった(自己満足)
信楽焼締ぐい飲みの妖変
第6回素焼きの本焼だが何ともいえない色が出たが、ひびが入って失敗策。