馬落とし坂    本河内町
上のガードレールが国道34号線
蛍茶屋の一ノ瀬橋を渡って藤原商店から国道34号線をまたぐ旧長崎街道の坂道。

馬も時たま崖下に滑り落ちるような急な登り坂であった。坂の登り口には馬が怪我しないように、馬蹄観音が祀ってあった(現在は50m東に移っている)。
長崎を旅立つ人々は、桜馬場天満宮で旅の安全を祈り、トロトロ坂を上り、蛍茶屋(蛍の名所)で別離の宴を開いた。
一の瀬橋は、承応二年1653年(眼鏡橋の19年後で石橋として三番目)明人で唐通事の頴川(陳)道隆が私費で架けた。

<本河内町一丁目自治会の樋口次郎様より>



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