坂の健康・体力面でのメリット

(長崎大学/保健体育学/ 田原 靖昭 先生の研究より)




1.田原先生は、長崎の主婦をグループ分けして、健康状況を比較されました。


  主婦平均年齢 平均居住年数  
坂上グループ22人41.7歳 10.6年平地から住居までの平均階段数76段(5回建てビルに相当)平均標高111m
平地グループ20人41.4歳 約10年 
ママさんバレー
グループ
10人 40.6歳 平地に住み、毎週2回、各回2時間のバレーボール



2.ステップテストや自転車のペダル踏み運動で、脈拍と酸素摂取量を測定しました。
 その結果、坂の上に住む主婦は、心肺機能が優れていました。



3.体調はどうかという自覚症状の訴えは、どうだったでしょうか。
 坂上グループ>ママさんバレーグループ>平地グループの順でした。


自覚症状の訴え率

4.歩いている距離も、「坂上グループ」が一番でした。



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