稲佐国際墓地の坂     曙 町
悟真寺の稲佐(いなさ)国際墓地内、中央の坂。

悟真寺は、キリシタンの町長崎に慶長3年1598年最初に復興した寺院で、現存する長崎の寺院では最古である。 また悟真寺は、豪族・伊奈佐治郎太夫の居館の跡といわれ、稲佐の地名の発祥地である。
後に興福,崇福,福済の唐寺が建つまでは、悟真寺が長崎在留唐人の菩提寺であったのでで、中国墓地が3分の2を占めている。
またロシア極東艦隊が日露戦争までの50年間、冬季の10月〜3月頃まで長崎に滞在し、稲佐が滞在地となったので、ロシア墓地もある。


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