サザエさんちの相続査定(ドロドロ編)

 まず、波平は隣の伊佐坂さんちのおカルちゃんと不倫をしていたとします。そしておカルちゃんとの間に子供ができてしまっており、その子の名前を「イカ子」ちゃんとします。

 サザエはすでに亡くなっているものとします。

 カツオは花沢さんと結婚し、「白子」ちゃんという子供が生まれたものとします。しかし、その後カツオの不倫により離婚。しかもカツオは不倫相手(ウナ美)との間に子供(ヒトデ)が出来てしまっており、ストレスにより精神病にかかっているものとします。

 ワカメはこんな家庭に嫌気がさし、相続は放棄するものとします。
 
 では、以下に家系図を挙げます。



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      海平     おカル---不倫----波平 ---------------- フネ
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                      |             |
                    イカ子            |
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                                   |
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                  |          |                |
       マスオ-------サザエ(死亡)     |            ワカメ(放棄)  タマ(猫)
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              |               |
              |   ウナ美--不倫---カツオ--離婚---花沢さん
              |         |          |
             タラちゃん     |          |
                        |          |
                       ヒトデ         白子



 この家系図をもとに、波平が600万円の遺産を残して亡くなった場合の法廷相続分を査定します。

 海平:     0円
 フネ:    300万円(1/2)
 サザエ:    0円
 カツオ:   120万円(1/5)
 ワカメ:    0円
 マスオ:    0円
 タラちゃん: 120万円(1/5)
 おカル:    0円
 イカ子:   60万円(1/10)
 花沢さん:  0円
 白子:     0円
 ウナ美:   0円
 ヒトデ:    0円
 タマ:     0円

 解説いたしますと、まず配偶者であるフネに遺産の半分がいきます。残りの半分をその子供達で分割するのですが、ここで注意すべきことは、子供の中に既に死亡している者がいることと相続を放棄する者がいるということです。そして波平には隠し子(非嫡出子)がいたということです。

 相続を放棄したワカメのもとには当然に遺産は分配されず、サザエ、カツオ、そして隠し子のイカ子で遺産の残りの半分を分配します。このとき、民法900条但書により、嫡出子と非嫡出子の相続分の割合は2:1となり、これによりサザエ、カツオ、イカ子の取り分は2:2:1となります。

 そして、サザエは既に死亡していることから、民法901条により、代襲相続としてタラちゃんにはサザエの相続分が引き継がれます。

 
 以上により相続の査定は行われるのですが、私は法律家ではありませんので、もし相続について何かお悩みの方は、弁護士や行政書士といった専門家の方にご相談下さい。


※このページに書いてあることは実際の「サザエさん」とは全く別の架空の設定であります。日本で最もメジャーな家庭である「サザエさん」を例にすることにより、相続に関する理解が深まるのではと思い、引用させていただきました。引用させていただいたことに関し、関係者およびファンの方々にお詫び申し上げます。また、ご良識のある方ならご理解していただくかと思いますが、このページの内容に関する苦情等は受付けませんのでご了承下さい。


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