7−2.個人型
個人型のしくみ
@申請・拠出・選任
加入希望者からの申請に基いて、国民年金基金連合会が運営管理業務を希望する登録運営管理機関をすべて選任し、加入希望者がその中から指定する。加入者は掛金を国民年金基金連合会に拠出し、事後委託された金融機関の年金積立口座へ毎月振り込まれる。
A運用指図
加入者は国民年金基金連合会の選任する運営管理機関が用意した運用商品の中から、どの商品で資産運用するかを自らの判断で決定する。この運用指図は運営管理機関によって取りまとめられ国民年金基金連合会へ送られる。
B年金資金の運用
国民年金基金連合会が年金資産の運用を運用商品提供機関に委託する。
C報告
運営管理機関が加入者一人一人の取引明細や口座残高を定期的に報告する。
D運用商品の見直し
加入者は自らの意志によって運用する商品構成を変更(3ヶ月に1回以上)することができる。
E給付
受給権者の給付申請により、運営管理機関が国民年金基金連合会に給付の指示を行い、その指示に従って年金が給付される。
加入の手順
プロセス |
概要 |
@事前準備段階 |
現在、どのような年金制度や共済制度に加入しているか正確に把握する。 |
A検討段階 |
国民年金基金連合会が選任した運営管理機関が情報提供をする。 将来の年金受給の見込み額やリタイアメントプランをふまえ、積立目標額や毎月の拠出額を検討する。 |
B決定段階 |
国民年金基金連合会が選任した運営管理機関の中から、商品内容等を比較して自らに適した機関を選ぶ。 |