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四国、徳島・香川の旅【1日目】

セカチューの堤防

2004年12月28日〜29日 天気→曇り/雨
今年の締めくくりは、四国の旅です。何年か前には取り憑かれたように一年に一度は四国上陸を果たしていたのですが。最近は御無沙汰していたので、とても楽しみな出発です。
そもそもこの旅のきっかけは、今は就職して徳島県で働くT氏を訪問するという目的があってのことなのです。それ故、出かける前の持ち物リストには、しっかりと「お土産」の文字が見られたのですが…。なぜか当日には記憶から抹消されていました。(T氏、申し訳ありません。お土産まで貰ってしまって…)
当日は天気予報では曇りのち雨というとんでもない天気。おまけに29日は雪が降るかもしれないとか…。ワシ、スタッドレス履いてないで。そんなことはさておき、とりあえず出発です。先ほども書いたとおり、お土産のことなんてすっかり忘れてしまい、目指すは和歌山港。今回は自走を少なくし、ゆったりと時間を楽しもうというコンセプトだったので、行きは迷わずフェリーを選択しました。もちろん、バイクならもっと安くて言うことはなかったのですが。
河内長野を出発しR170をひた走ります。何度も通った道、慣れたものです。法定速度をオーバーしない程度に車を飛ばし、ひたすら西(南)を目指します。ところが、熊取にかかろうかといったところから、謎の渋滞が…。一向に進みません。元来、イラチな私は車の中で「イィ〜」っとなりながらも、ぶつけようのない怒りを我慢していました。そんなこんなで、ノロノロ運転はR26まで続きそうだったので、途中ショートカット(?)です。府道を走りR26号線に合流。「ふ〜っ、疲れたぜ」と、渋滞地獄とおさらばしたのでした。
あとはひたすらR26を南下です。しかし、長いこと走っていなかったので周りの景色の様変わりには驚きました。それに、R26のバイパスが箱作よりも先まで伸びているではありませんか。そんな新しい発見を楽しみながらズンズン進みます。

徳島ラーメン「ふく利」

岬町からは大川峠越えを選択。今まで1,2度しか走ったことのない道を「エンヤ〜コラヤ〜」っと進みます。右手に海を見ながらくねくねした細い道を走ります。「今日はこれでお腹いっぱいや」と思いながら、さらに進むと「大川峠」の看板が。うねうねした旧峠はパスし、新しい(といってもだいぶ前の完成ですが)大川トンネルを進みます。そこはかつて親しんだ和歌山県(住んでいたわけではありません)学生時代には何度か訪れた加太の海水浴場が見えます。景色を懐かしみながら進みます。さらには磯ノ浦近辺を抜け、市内中心へ進みます。
ここで重大事実に気がつきます。『カメラ、忘れた…』楽しみにしていた写真が撮れません(T_T) 
ということで、今回は全て携帯のショボイデジカメ映像なのです。悪しからず。
さて、R26に合流し市内中心に向けてさらに進みます。御膳松近辺、かつてあこがれた「住金」のグランドがなくなり、オークワや映画館がある複合商業施設に。時代の流れとはいえ(住金、儲かってないんでしょう)かつて親しんだ景色が変わっていくのは(たとえ、栄えることになっても)寂しいものです。そんな感傷に浸りながら紀ノ川越え。かつて諸事情で通った道。懐かしさがこみ上げてきました。さらには、和歌山港方面へ。このあたりも過去に通ったことのある道ゆえにすんなり通過。
和歌山港といえば、かつては南海電気鉄道の「和歌山港線」があり、終点は「水軒」という和歌浦のほうにある駅だったのですが、今や和歌山港から先は運行していないということ。運行しているときに一度くらい乗っておけば、という想いを胸に、左手に線路を眺めながら道を進みます。
が、線路に気を取られすぎて、和歌山港フェリー乗り場を通り過ぎてしまった…。やれやれ、コンビニで軽い食事を買い込み、フェリー乗り場に急ぎます。フェリー乗り場を見付け乗船しようとするワシ。乗り場のおばさんに「券持ってる?」と聞かれ、「持ってないよ」おばさん「券、買って来て」とのこと。またまた、やれやれです。和歌山港駅の下にくっついてる乗船券売り場で8800円の券を買い(バイクなら3300円!)またもやフェリー乗り場へ。今度はうまくパス。無事乗船となりました。
さて、フェリーの旅は、な、なんと2時間!もかかってしまうのです。初めは備え付けのマンガを読んだり、テレビを見たりしていたのですが、飽きた…。仕方がないので甲板に出たり、寝転がったり。しかし、ボッーとしているとすぐに経つ2時間も、手持ち無沙汰となると退屈で仕方がありません。
そんなこんなで、2時間が過ぎ、徳島港到着。徳島上陸です。カーナビ君は海の上を走っております。こいつ、アホです。しかしながら待ち合わせは20時、今15時…。5時間もどないするねん、ワシ。とにかく徳島の市街地を味わうべく、そして軍資金を調達すべく道を進みました。けれども「三井住友銀行」がありません…。諦めて阿波銀行で引き出し。手数料105円を失う…。
ということで何もすることなく「フジグラン」というショッピングセンターで時間つぶし。そんなこんなで、予定よりも早く仕事の終わったT氏と合流。徳島ラーメンを食し、その後は居酒屋へ。酔っ払い二人の夜は更けていくのでした。《二日目に続く》

四国、徳島・香川の旅【2日目】

さて、四国も二日目。本日は讃岐うどんを食し、帰路に就くことに。その前に「セカチュー」の舞台となった庵治町にも足を伸ばそうかと。

山田屋


この日うどんを食した「山田屋」さんです。非常に格式高いつくりの店構えで、初めは本当にうどん屋か、と疑ってしまいました。うどんは非常に美味しく、おきまり「ぶっかけうどん(冷)」を、夢中で食べました。美味しくて満足。

セカチュー

← 「セカチュー」ではアキと朔太郎がこいでいたブランコです。当日は我らと同じように観光に来た人がたくさんいました。さすがに恥ずかしくて乗ることはできませんでした ^_^;