題名 画像 内容
嵯峨野の柿と稲穂の実り・稲刈りの田んぼ
3年がかりでやっと描けた柿の木の群生。4本の柿が縦に並んでいる。手前の柿にはつる植物が乗っている。柿は数個のみ残り、烏に食べられているようだ。手前には水路、木の板がかかるが途中で折れている。右側は稲刈り後で青い葉がまだ伸びている。左側は稲穂が重いが、台風で倒れかけている。4時間ほどであっさり目に仕上げた
愛宕山と鳥居形、桂川の堤防
昨年は右岸から、今年は左岸から。ホテル嵯峨野の前から4時間。朝の光で愛宕山が立体的に見える。手前は五山送り火の西端にある鳥居形。さらに手前の桂川の曲部の外側護岸にコンクリート・ポッドが並べられ、堤防も4段の段々構成になっている。手間の砂洲には普段は歩いて渡れるが、水の多い時は川の分流になるようだ
雲ケ畑の柿とすすき
これも狙っていた柿、台風で柿の実が落ちて10個しかない。自転車で洛中から1時間。画材と椅子で約10Kgを背負ってRacerのPrestaで登る。8時から約5時間で描くが、寒さと空腹に悩んだ。
しかも、東向きで逆光のため立体感の把握に手間取る。それでも念願の柿が還暦に描けたのはうれしい。
一ノ井堰と愛宕山

 春の恒例のお絵描きは、愛宕山を3年連続で描く。だんだん近づいて、今回は渡月橋の先にある一ノ井堰の可動堰にした。絵は右岸からで手前から魚道、放水路、可動堰、真ん中は固定の堰で反対側も同じだ。左岸の旅館が手前に、山が重なり、奥に愛宕山がそびえる。
 この可動堰は水に流されないためか紡錘形の平面になっている。段が付いていて鰐のようにも見える。土木技師の冗談を感じる造形だ。
 愛宕山は遠いため碧みがかっている。手前になるにしたがって新緑が映える。よく見ると、竹の秋で黄色の三角形や、スダジイの黄色い花がだんだら模様になっている

鳴滝の御室川にかかる城北橋と柿

前から狙っていた柿。愛宕山も入ると良いのだが手前の山に隠れる。北西を望むが、朝の陽に照り映えて柿と葉がきれいだ。10月の初旬でも柿が色づく。
今年は秋が早いが、紅葉の葉先は枯れているのも多い。柿の葉が多く色づいている。柿の実は艶やかで個数も多い。

御室川はコンクリートの両岸で苔が多い。その上にかかる城北橋はアーチが欄干にある。奥には、たなべ米穀店の角が見える。

柿の木は、川にせり出し、不思議に道路側に柿が多い。強風でか枝が折れた歴史を感じる堂々として柿だ。

8時から描きはじめ、12時半の4時間半。3時間は鉛筆とインキングに費やした。なお、画面構成のため周辺の木や家屋は省略している。