題名 画像 内容
上賀茂の柿
上賀茂神社近くの社家町の御邸宅の車路から描きました。朝から5時間ですが11月初旬でいつもより1ヶ月早いため寒くはありませんでした。ご主人とはお話しが弾み、大学の同窓とも分かりいよいよ盛り上がりました。
石橋の継ぎ目が左に寄っているのは道路を拡幅したからとのことでした。なお、景観保全のための建物保全費用や活用が住民には負担との御意見でした。
奥は楠の大木、東山、比叡山と重なっています。
鳥居形と瀬田川
五山送り火シリーズで鳥居形の左側を瀬戸川の曼荼羅橋の先から描きました。のんびりとした春の光のなか、構図がすぐきまりました。
木が多く、時間がかかります。鳥居の火は鉄の足がついた炉のようです。鳥居は低く見えにくいのですがこのような仕組みだったのですね。瀬戸川は用水としてか堰や分流が多く仕組まれています。
山の下は竹の秋で黄色くなっています。奥の黄色は椎の花です。
嵯峨野の柿と稲刈り

いつもは12月が多いのだが、稲刈りにあわせ10月の初頭にドローイングに出かけた。7時から嵯峨野へ。水路と小屋の奥行きの表現、その向こうの嵯峨野の広がりと山。近景には未だ青さの残る柿とその向こうに稲藁干しが見える。曼珠沙華の赤と緑の入った茎が点在し、稲刈り前の田もある。山は青いままで空が青い。なお、水彩のヴィリジアンが崩れていたのもこのとき。

左大文字と紙屋川
五山シリーズ。左大文字と水をテーマに場所を探した。紙屋川の曲がったところから見える場所を見つけた。周りは住宅が多く、絵にならない要素は変えた。望遠の視覚で近景のコンクリート橋、中景の家並み、遠景の左大文字の対比とした。この周りは西陣の奥で紙屋川の回りは段差がある地形で階段が多い。
嵯峨野の柿と山
お目当ての柿の木は烏に食べられたのか二か所とも実がない。わずかに実のある柿があったが近づけないため中景でとらえる。近景は曲線にうねった稲株。遠景は秋爛漫の山の景色。竹や広葉樹、針葉樹、葉の色の描きわけ。今までにない構図に仕上がりました。