題名 画像 内容
出町の中州の菜の花
麗らかな春の鴨川、東山、吉田山、川端通り、河原、中洲と菜の花の重なりが面白く、ちょっと抽象化して描きました。
菜の花は匂い立つ黄色の花とと透明感のある緑の葉の対比が好きです。
大文字山の下の黄色い所はしいの花ではないかと思います。清水寺のほうが多いようです
三条白川の柿

この柿は、白川沿い幹を伸ばしていたのに、その幹が折れてしまい白川にかかる枝だけが残っています。折れた幹のところからは細い枝が上に伸びています。
川沿いは陽が良くあたり木に都合は良いのですが、川を通る風も強く折れてしまうのでしょう。奥に見える大木も白川にかかる枝が折れたようです。
柿の枝を川につっかい棒を入れて支えており、持ち主の優しさを感じます。また、軒に吊るし柿も見えて鄙びた風景となっています。西向きの2階には簾も見えて夏には川の涼風も楽しんでおられるのでしょうか。 

舟形と賀茂川
菜の花を春は。
賀茂川の上賀茂神社近く。堰が二段になっていて水の音が激しく、その様も描いてみました。両側の緑の重なりも新緑で爽やかです。奥に船形を入れました

紙屋川の柿
紙屋川は北野天満宮から流れる天神川の上流。この柿は北野天満宮から南に下がったところにある。近くには七味唐辛子の長文屋などがある。南に向かって描いており逆光で枯葉を通した光が優しい。手前の柿を際立たせました。
妙法の法と高野川
五山シリーズです。
妙法が両方見える水辺もありましたがいまひとつ。
妙だけを高野川から堰が二段なのは賀茂川と同じ。水の音が大きい。
新緑がやっと映えだした頃です。