音楽室通信
2004年4月30日(金)配布
 
鉄道跡をたどる
 軽便鉄道跡探検ツアー
 
雨のために1日延期となった鉄道跡探検ツアーでしたが、翌28日は、
さわやかな春風が吹き抜ける絶好の探検日和となりました。
放課後のプログラムにも関わらず、なんと30名もこのツアー
に参加してくれました。東安堵から乗った路線バスは、
たちまち4年生の子どもたちでいっぱいになりました。
法隆寺駅前の広場の向かい側にある植え込みが、
ちょうど「新法隆寺駅」の駅舎
のあったあたりです。
ここで、子どもたちに地図を配り、さっそく探検開始。
ずは、駅前の歯科医のそばにある斜めの空き地やレンガ跡を見ました。
そこから住宅地を抜けると田園風景が広がります。
その田んぼの中を斜めに貫く小径、これがまさに鉄道跡。
今は法隆寺駅を利用する人の通勤・通学路となっていて、
この日も駅に向かう高校生とすれちがいましたが、
そこが鉄道跡であったことを知る
人はほとんどいないでしょう。
この小径が用水路をまたぐあたりにも残っている
レンガの跡を先頭を歩いていた子どもたちが発見しました。
小径は途中から畑となって富雄川の堤に続きます。
私たちは、少し迂回して安富橋をわたり木戸池の鉄道跡へ向かいます。


ここが一番分かりやすい鉄道跡です。
この堤の上をミニSLや小さなガソリンカーが走っていた時代があったのです。
ここから先の鉄道跡は畑や住宅地に変わりほとんど残っていないのですが、
ていねい地図でたどると、3本並んだ柿の木畑や田んぼの中に残る
すこしはばの広い畦などに鉄道のなごりを見つけることができます。
そして、西安堵の辻に残る「ほうりゅうじ すてんしょん・・」
の文字が刻まれた道標なんかも見ながら無事学校に小学校にもどってきました。
 途中でメモをいっぱいとりながら見学をする子。写真を撮りながら見学する子。
頭に花をのせて「ピクミン・・・」なんて言いながら楽しそうに歩く子。
説明してるのにどんどん先に行っちゃったり・・・・といった感じで、
4年生の子
どもたちなりにそれぞれの鉄道跡歩きを体験してくれたことでしょう。

 
 
 
 
天理軽便鉄道ミニ講座
 以前から(実はこの学校に勤務することになる前から)天理軽便鉄道跡
に興味を持っていた私が、先日4年生の教室におじゃまして
「天理軽便鉄道ミニ講座」と題して授業をしました。
開通から廃線に至るまでの簡単な歴史や、路線、運賃などを話をしました。
そして、子どもたちにも、見たり、聞いたり、
調べたりしてみようと声をかけています。
「おじいちゃんが鉄道唱歌を知ってたよ。」
「お母さんといっしょにインターネットで天理軽便鉄道のこと調べたよ。」
「うちの前を鉄道が走ってたっておじいちゃんに聞いたよ。」
「鉄道跡の道、いつもお父さんが通勤に使ってるよ。」など、
少しずつ子どもの声も帰ってきています。
 「けいべん」が走っていた頃のお話さがしています。
この機会に当時の鉄道が走っていた頃の様子など貴重なお話が
掘り起こせたらいいなあと考えています。もしご存じの方おられたら
是非教えてください。小さな事でも結構です。

 
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