第三章

                                    


                                       

工事も中盤に入ってきた。

家の中の木工事が始まると家中に木の香りが充満して

とても幸せな気分になってしまう。



よその工務店はどうなっているのかわからないけど

KJWの工事はとても上手くシステム化されていて

壁には担当のHさんが立てた二週間の予定表が張り出されている。

それには、大体の工期目標 や、搬入物の有無 現場監督がしておくべき事、、

等がこまごま書いてあり、私達もそれを見ると大体の事が判るようになっているのだ。

「ああ、もうすぐシステムバスが搬入されるんだな」、、とか

「今日は水道工事があるから缶コーヒーは多めに買っておこう」。等と準備する事が出来る訳だ。

担当のHさんの受け持ちは我が家だけではないので毎日顔を合わせるわけではない。

でも何か用事がある時はメールをしておくと大体その日のうちに返事が来る。

時には23時近くに返事が入ることもあり、「一体何時まで仕事してるの〜??」と

ちょっと心配になったりする。



そして、システマチックな会社とは別に棟梁の仕事は本当に昔ながらの


「ヨっ!職人さん!!」的な素晴らしい仕事振りだ。

まず、キリがいい所までやらないと決して休憩を取ろうとされない。

お昼休憩が二時過ぎるなんてしょっちゅうだ。

それに、物入れの中を見ていたぶ〜太郎が思いつきで

「ココに簡単でいいから棚を付けてくださいよ〜」ってお願いしたら

今まで綺麗に貼ってあった壁のボードを剥がして、

とても立派な棚を作って下さった。

(棟梁、ごめんなさい&ありがとうございました<m(__)m>)

それに予定ではメルの留守番部屋は和紙仕上げの予定だったのを

棟梁の配慮でいつの間にか腰板貼りの立派なものにして下さっていた。

棟梁といつも笑顔の大工のH川さん、本当にありがとうございます。

メル家一同、心から感謝しています。



そんな風に満足感一杯の中で我が家のりフォームは中盤を迎えて行ったのです。


お風呂部分と
新しい勝手口
こてつ様が探検中。
わかるかな?
新設した納戸
全て杉材で。
綺麗に貼られた床
赤松の色が綺麗!
ぶ〜太郎こだわりの
お風呂透明窓に変更
メルは外だと思って
全速力で走りました。
←凄い種類の道具達
作業が終わると
綺麗に掃除して
帰られます。
今日も一日
お疲れ様<m(__)m>