デジタルカメラのボイスレコーダーで野外録音 |
デジタルカメラのボイスレコーダーで録音すると、Windows Media Playerで再生できるが、何故かWinampで再生できない。
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使用機材;Casio EX-Z750
機能;ボイスレコーダー 録音形式;WAVE/ADPCM記録形式(***.WAV) |
録音したファイルの詳細を調べると、WAVファイルでも、ADPCMと表示される。
動画を撮影すると、画像はAVI形式で保存されるが、音声はADPCMで保存される。 ADPCMとは音声をデジタルデータに変換する方式の一つで、PCM方式を一部改変した方式で音を一定時間ごとに数値化するところまではPCM方式と同じでも、自然界の音は連続的に変化する事を利用して、直前に数値化したデータとの差を数値化することにより、音質を損なうことなくデータ量を減ら している。 ADPCM方式では、従来のPCM方式では16ビット必要なデータを、音質を落とさずに12ビット程度まで圧縮されている。 同じWAVEでもこのビット数の違いで、Windows Media Playerで再生できても、他のPlayerでは再生されないようだ。 |
以下はファイル変換の方法のひとつの例
1 EX-Z750のボイスレコーダー録音ファイルをPCに転送コピー。 2 真空波動研で録音ファイルのフォーマットを調べると、デジカメ録音ファイルの詳細は次の通り。 ファイル名;[CIMG0001.WAV] IMA ADPCM 11.03kHz 4Bit 1ch 44.40kb/s INFOTAG [RIFF(WAVE)] 00:11:45.268 (705.268sec) / 3,916,518Bytes 作者のWEBページ http://kurohane.net/ 3 スタート→アクセサリ→エンターテーメント→サウンドレコーダーを起動 [ファイル] をクリックし、変換したいファイルを読み込む。 ![]() 続いて [ファイル] → [プロパティ] → [詳細] →表示された「下の画面で [変換] をクリック ![]() 下の画面で サウンド名;無題 (このままでも可) 形式;PCM 属性;44.100KHz 16ビット、ステレオ ![]() [OK} をクリックし、次の画面で ![]() 念のため、元のファイルを上書き保存しないで別名で保存するのがベスト。 以上でCasio.wav(ADPCM)をPCM.wav(PCM)に変換完了 4 Exploereで(3)で保存したファイルをポイントし、 メディア形式に変換を選択し(Microsoft Plus ! Digital Media Editionをインストールいる場合) [Enter] MSのPlusオーディオコンバーターが起動 (自動で起動する) 出力形式;Windows Media オーディオ 出力フォルダ;適宜設定 次ぎへを押すと変換が開始される。 以上で PCM.wav が ***.wma に変換される。 (注)MicroSoft Plus Digital Media Editionをインストールしている。 他のソフトでも同様のファイル変換は可能。 変換後のwmaは、殆どのPlyerで再生可能。 5 wma を wav に 変換 RipAudiCO FREE を 起動 (http://pino.to/audico/) ファイル→ファイルの追加で変換したいファイルをダブルクリック。 背景が白い窓に、次のように表示される。 出力フォルダ/ファイル名;出力音質;処理;入力元パス/ソースファイルが表示されるので実行する。 先ず、出力先フォルダを指定しておく事。 |
2007.8.12 |
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