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シックス・センスの書評 |
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ジム・デフェリス (Jim deFelice) |
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シックス・センスおススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:590円+税 発行所 :竹書房文庫 発行日 :1999年11月4日 形態 :文庫・314ページ ジャンル:SF、欧米文学、映画化された小説 目次 1.闖入者 2.フィラデルフィア 3.少年と母親 4.医者と怪物 5.赤いテント 6.ナイフの兵隊 7.首吊り学校 8.冷え込む二人 9.恐怖の誕生日パーティー 10.望まぬ能力の秘密 11.癒されぬ少年 12.アンナの心変わり 13.お祖母ちゃんの形見 14.アンティークな想い 15.ショッピング・カート 16.ヨ・ノ・キエロ・モリル 17.少年に残された治療法 18.死にたくない者たち 19.カイラのために 20.亡霊たちの求めるもの 21.会話の時 22.最後のセッション |
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![]() 1999年最大のヒット作品『シックス・センス』のノベライズ。 小児精神科医マルコムは、多くの子供の心を癒してきた。 しかし1人の少年を救えずに死なせてしまい、彼は自信を失いさらには最愛の妻との間にも溝ができてしまう。 そんな彼の前にコール・シアーという患者が現れる。 彼は常に何かに怯え、心を閉ざしていた。 必死に努力するマルコムに対しやがてコールは心を開き、ある秘密を打ち明ける。 ![]() 映画の内容がすばらしかったが、いまいちすっきりしない部分があったので、そのノベライズである本書を読んだ。 まさに映画のないようそのもので、映画の感動が再びよみがえってきた。 ただ映画ですっきりしなかった部分(映画を見てよく分からなかった部分)については、描かれていないため、映画を見たときのもやもやが残ってしまっている点は不満である(たとえば、なぜマルコムはコールの担当医になれたのか?、誰がコールのことをマルコムに紹介したのか?、コールが入院したことを誰がマルコムに連絡したのか?、など)。 |
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(書評作成:2005年3月3日) | ||
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デイヴィッド・ベンジャミン (David Benjamin) |
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(プロフィール) 1972年、ニュージャージー生まれ。 ニューヨークの出版社で編集長をつとめる側、執筆活動を行っている。 |
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シックス・センス 逃亡者 シックス・センス 逃亡者 シックス・センス 密告者 | ||
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シックス・センス 生存者おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:590円+税 発行所 :竹書房文庫 発行日 :2000年12月22日 形態 :文庫・251ページ ジャンル:SF、欧米文学 目次 プロローグ 1.目撃 2.予感 3.死者の訪れ 4.奇妙な刑事 5.死者と生者の仲介役 6.悪夢の訴え 7.友の告白 8.刑事の秘密 9.悲しい逢瀬 10.キャンプ・ソング 11.語られない真実 エピローグ |
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![]() 小児精神科医マルコム・クロウとの出会いから一年後・・・。 少年コール・シアーは、今だ自分の能力に戸惑いながらもその能力を受け入れ学校生活を送っていた。 少ないながらも友人もできたコール少年は課外授業中に、偶然にも飛行機墜落事故を目撃する。 そして彼の前に再び死者たちが現れる…。 ![]() シックス・センスの続編的なオリジナルノベルの第一段。 著者は変わっているが、シックス・センスの登場人物や世界観が大事に守られているのは好感が持てる。 コール・シアーのその後(成長)がうまく描かれていた。 コールの能力を信じ、また暖かく見守ってくれる新たな友人の登場はほほえましかった。 シックス・センス2として映画化しても充分成功できるであろうと思わせる内容である。 |
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(書評作成:2005年10月1日) | ||
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シックス・センス 逃亡者おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:590円+税 発行所 :竹書房文庫 発行日 :2001年3月31日 形態 :文庫・242ページ ジャンル:SF、欧米文学 目次 プロローグ 1.失踪 2.捜索 3.死者からの手がかり 4.終わっていなかった事件 5.謎の少女 6.それぞれの理由 7.失踪人の共通点 8.死者への質問 9.エディとブレンダ 10.アンダーグラウンド 11.脱出 12.家族 |
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![]() 前作「シックス・センス 生存者」において、偶然目撃した飛行機墜落事件が解決したのも束の間、再び事件が起こった。 親友であるジェイソンの兄テッドがメモを残して失踪してしまった。 さらに飛行機事故で亡くなった人間が再びコールの前に現れた。 死者が現れた理由は?また死者が現れたこととテッド失踪の間には何かの関連があるのか? ![]() シックス・センスの続編的なオリジナルノベルの第二段。 話の流れ的には前作「シックス・センス 生存者」の続編となっているが、前作を読んでいなくても(話の内容が理解できていなくても)、問題なく読み進めることができる点は好ましい。 また前作よりもさらに成長したコール・シアーが見られる。 次作「シックス・センス 密告者」も非常に読んでみたいと思わせるストーリーであった。 |
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(書評作成:2005年10月2日) | ||
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シックス・センス 密告者おススメ度:(5点満点)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本体価格:590円+税 発行所 :竹書房文庫 発行日 :2001年3月31日 形態 :文庫・242ページ ジャンル:SF、欧米文学 目次 プロローグ 1.前兆 2.ヘジンボザム 3.無言の圧力 4.不吉な歯車 5.無実の罪 6.ロルフィング教授 7.生者との戦い 8.孤独な戦い 9.老女の思い出 10.理解者 11.母子の困惑 12.やらなければならない事 13.くたばれリチャードソン 14.保健室の少女 15.少女の望み 16.天使のようなモンスター 17.生ある者と生なき者 |
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![]() 少年コール・シアーの友人・ジェイソンが野球の合宿のため、コールの元をはなれた。 そんなコールの前に首吊り縄をぶらせげる死者が現れた。 その死者は米英で争われた「1812年戦争」に関連しているらしい。 死者の取り巻く学校で耐えきれなくなったコールは、周囲の生徒から、そして先生から、再び「いじめ」にあってしまう。 ![]() シックス・センスの続編的なオリジナルノベルの第三段。 これまでの話では、マルコムやジェームズなどコールのよき理解者、協力者がいたが、今回の話ではコールの頼れるものは登場しない(母やブラウンはもちろんよき理解者、協力者であるが、マルコムに匹敵するような活躍をするものがいないという意味で)。 そのような環境下で死者、および生者によってコールは追い詰められていく。 絶望的な状況のなかでコールは強さを発揮して、困難な問題を自らの手で解決していく。 コールの成長の過程や、これまでのどの話よりも強くなったコールの様子がうまく表現されている。 シックス・センスのスピンオフ・ノベルは一応本書を持って完結ということであるが、もっと読んでみたい気がする。 しかしこれ以上続けるとマンネリ化するおそれもあるので、本書で打ち止めというのもいいかも、と思う。 |
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(書評作成:2005年10月4日) | ||
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